2月3日に立ち上げたこの僕のブログでもご紹介した通り、
国内唯一の「Vibram/ヴィブラム社」公認のカスタマイズサービス『ヴィブラム ソール ファクター』が常設されている日本橋『三越』本店では、従来型のソールリペアに加え、愛着ある靴をファッションや好みに応じてイメージチェンジ したり、機能性を高めるカスタマイズサービスを提供しているわけですが、僕が参加させていただいた、「ファッション界の著名人を招いてのヴィブラム ソールファクター』体験レポート」の企画で、二週間前にカスタムをお願いした『ALDEN(オールデン)』の2足がついに出来上がってまいりました!!
まずは約25年ほど前に購入した、バーガンディカラーのコードバンサドルシューズ…。
ソールは数十種類にも及ぶヴィブラム ソールの中から、一番厚みが薄く、それぞれシューズの色に合わせたカラーが選べる「 ETON XS CITY」 をチョイスしたので、見た目は全く変わっておりませんが、
裏を返せばこの通り しっかりカスタムが施され、さらにとてもナチュラルな仕上がり!!
この日の僕の衣装は、インスタ『日本橋三越 Men’s Accessories(紳士用品雑貨)』の撮影も撮ることになっていたので、出来上がった2足のシューズに合うスタイルでお越しくださいとの要望があり、一応こんな格好で登場…『Fedeli』のネイビータートルニットの上に ざっくりとグレー×ベージュチェックの『TAGLIATORE』のコート+ボルドーベースの『Pierre-Louis Mascia』スヌート(この日はとても寒い日でありました…。)。
トラウザーズはややくすんだサックスブルーの『PT TORINO』ウールパンツにリアル素足(笑)で 履いてきたのはダークブラウンのリアルクロコタッセルでしたが、この色合わせなら 靴がバーガンディカラーでもブラックでも、とりあえずは両方イケるかなと…。
そして肝心の履き心地ですが、これがまたさすがに濡れた面での滑りにくさやクッション性などの機能性を UP させることが可能なソールなだけに、足を踏み出すたびに弾むように前へ押し出してくれるその感覚が、まるでスニーカーを履いてるかのよう!!
とても革靴とは思えない、今すぐにでも そこら中を 走りだしたくなるような履き心地…いやいや恐れ入りました〜!!
もう一足の『オールデン』を代表する木型のひとつ「モディファイドラスト(Modified Last)」のブラックカーフも
同じく「 ETON XS CITY」 でのカスタマイズなので 一見全く変化は見えませんが、
こちらも裏を返せばこんな感じに…。
以前にも説明した通り、このモデルは元々は足に障害を持つ方に向けて作られた医療用矯正靴が基本になった木型なだけに、ただでも異常に履きやすかったのが どこまで変化を起こすのかが楽しみでしたが、
足型に吸い付くようなそのシューズラインからも想像がつくように、革靴というかは もはや足袋…笑。
スポーティーなものしか好まれない昨今のファッションの流行りとともに、自らも足腰衰えた近頃は、どうしても足元はスニーカーに頼りがちでしたが、シューズクロークにに眠っていた革靴が こんなにも履き心地抜群な別物にカスタマイズできるなら、それに越したことはないよね〜。
なんせ今回は、見た目の印象を大きく変化させないベーシックなソールを選んだので、シューズの機能性を高めながらも、自分の得意な都会的なコーディネートを邪魔することなく、 これまでと変わらないエレガントな服装が楽しめるのがポイント!!
このソールカスタムはチョイスするソールによって、シューズの印象を大きく変え、新たに別の靴として楽しむことも、僕のようにシューズの印象はそのままに機能性だけプラスすることもできるから、 それぞれの求め方で楽しむ方法が選べるのが とても素晴らしい。
と言うわけで、皆様もあらゆる可能性を秘めた『ヴィブラム ソールファクター』をこれを機に是非一度体験してみてはいかがでしょうか??
なんてったって大昔はあの『越後屋』だった、江戸から続く歴史ある『三越』の日本橋本店ですから、自家用車でお越しの際は、昔ながらの自走式で入庫する、それはそれは幅の狭い 年季の入ったパーキングだけは、何卒愛車を壁にぶつけないよう、それだけは特にご注意ください(笑)…自信のない方は、これもまた決して広くはございませんが、一応機械式パーキングも隣接されております。。。