ちょっと暑かったのか…😅
もはやどういった体勢なのかもよくわからないほど 体を長く伸ばし、かつ上半身にひねりを入れて寝ているグラ姫をそのままにし、ルーティーンでありますジムでひと汗かいたら、
もう午前中から宴会の始まりです…🤣。
この日の会場(笑)は西麻布にあります老舗のお蕎麦屋さん『手打ちそば 千利庵』。
サウナ上がりでここまで歩いてきたので、さすがに喉がかわき瓶ビールを1本一気に飲み干してから、新潟「朝日酒造」の銘酒「久保田」を冷やで。
つまみは
ちびちびとアテにするにはちょうどいい「味噌漬け豆腐」に
自慢の「〆鯖」…いつもは激ウマすぎ注意の「小肌」もあるんですが、この日に限って品切れとまぁ残念だったもんで、この「〆鯖」をもう一皿お変わりしてしまいました…😅。
ホイル焼きで出される「いかゲソ焼き」に
「いか天ぷら」といか三昧を味わった後に、ようやくお目当ての
「とろろ二色そば」…まずは細打ちの「せいろ」から登場し、
二枚目に太打ちの「田舎」…以前はさらに「うどん」まで頼んでおりましたが、ダイエットした今では、もうこれを食べ切っただけでも凄いこと…なんて言ってますが、実は案の定お蕎麦の途中でお腹がいっぱいになってしまい、「田舎」の半分は連れに食べてもらったんですけどね…😅。
元々はこの『千利庵』が好きすぎて、若い頃はここばかり通ってたんですが、開店当時は閑古鳥で、撮影隊を連れて行ったりしてだいぶ応援していた『おそばの甲賀』の登場により、しばらくは浮気ばかりしておりましたが、ミシュラン掲載店になった途端、予約をするにはコースを頼まないとダメとか、定休日がコロコロ変わったりで だいぶ融通が効かなくなり 入りづらくなってしまったので、また西麻布でのお蕎麦は『千利庵』さんに戻っております。
この店の名物といえば、「鴨南蛮」の汁のような、鴨肉や茄子、牛蒡などが細かく刻まれている温かいつけ汁に冷たいお蕎麦をつけていただく「天下ごめん」というメニューなんですが、僕は鴨が苦手なので、結局いつも普通のつけだれでいただく「二色そば」か、今回もいただいた「とろろ二色そば」が定番…今は夏季限定で「味噌だれのつけ蕎麦」もあったから、間に合えば次回はそれを試してみたいと思います。
一度自宅に戻り、わずか数枚しかない請求書作成をしてから(泣き笑)
夜の部は超久々にこの看板もない西麻布の路地裏にある名店…
あっ! 一応 限りなく小文字で店名書かれてましたね…😅そう〜知る人ぞ知るワンオペ食堂『夜寄』であります!!
相変わらず、当初は建築基準法にも満たしていなかった築80年以上というこの古民家は味があって居心地抜群。
たった一人でお客の要望に応じて即興で料理とお酒を振る舞う、「たっちゃん」こと店主友寄樹氏は、22歳から2年ほど働いた『旬味 森やま』でのアルバイトをきっかけに、卒業後は『西麻布 角屋』に入り、24歳になると店長に就任。
30歳を目前とした頃に、「西麻布のお母さん的な立場になりたい!」と一大決心でこのワンオペ食堂をオープンさせ、メニューも何もない「お客様都合」の名店を作り上げました。
自宅から歩いて来たもんですから、まずは「麦焼酎ソーダー」で喉を潤し、次に
アルザスではトップクラスの造り手として知られるマルク・テンペプロデュースの、洗練さとナチュラルな深みが素晴らしい「Cremant D’Alsace Brut Nature Selectionne Par Marc Tempe(クレマン・ダルザス ブリュット・ナチュール プルミエール・セレクショネ・パー・マルク・テンペ)」を数杯。
お料理の方はまず僕の大好物でもある、大きくカットされたハムが嬉しすぎた「マカロニサラダ」に
「案外簡単にできますよ〜。」とレシピを教えてもらった「茄子の梅びたし」…コレ、さっぱりしてるし、梅味が茄子に染み込んでて美味かったなぁ〜😋。
白ワインにチェンジして、口当たりはフレッシュながら、まろやかでコクのある味わいの極旨ボルドー白「Ronan by Clinet Bordeaux Blanc(ロナン・バイ・クリネ ボルドー・ブラン)」を1杯…ややマスカッティーな風味でしたので、あまり僕好みではなかったかな…😅。
「筑前煮(がめ煮)」に七味をたくさんかけていただいてる途中で、
早摘みのブドウのフリーランジュースで造られているからか、フレッシュでエレガントかつジューシーなごくごく飲めるライトなオーストラリア産赤ワイン「Slinky Bare Pinot Noir (スリンキー ベア ピノノワール)」をボトルで1本…赤ですがキンキンに冷やして飲むと、最高にご機嫌な味になるんですよね〜。
そして一から手作りした小ぶりの「焼き餃子」をやっつけた後に、
本日のスペシャル食材は、いい「さがり肉」が手に入ったと言うので、早速醤油ベースのソースが激ウマなシンプル「ステーキ」🥩にしてもらいました〜!!
「ご飯と味噌汁はどうします?」と悪魔の囁きがありましたが、食べたいのはやまやまとは言え、もうお腹はいっぱい…「お肉」×「炭水化物」がこの世で一番美味しいに決まってますが、まぁ痩せてからは食べなくなったよね〜😅。
とまぁ総評を申しますと、「おばんざい」と呼ばれる2分ほどで提供できる惣菜が日替わりでいくつか用意されている以外は、その日の食材に応じて「こういう料理が作れますよ」とたっちゃんが提案したり、お客サイドから「こういうの作れる?」的な会話から料理が生み出される感じですので、定番料理というものは一切存在はしませんが、なんかしら必ずや自分の好みのものにはたどり着けるはずなので、そんなワクワク感もこの店のいいところ。
人数もそんなには入らないので、すぐに常連さんだけで満席になりがちだし、とてもわかりづらい場所ではありますが、その価値は保証しますので、興味のある方は是非トライしてみてくださいね。