今年最後の30度超えと朝から様々なワイドショーで騒がれていた通り、
快晴の10月4日の火曜日を迎えましたが、この日も早朝から
俳優 高橋克典氏が建設特派員を務める『一般社団法人日本建設業連合会(日建連)』のPRムービーの撮影で
文京区本郷にある『東京大学総合図書館』にやってまいりました。
生まれて初めて「赤門」や「安田講堂」が存在する『東大』本郷キャンパス内に入りましたが、こんなにも広大かつ歴史ある建物と最先端の技術の詰まった研究施設が交互に立ち並ぶ場所は、他には類を見ないはず。
その他プールも隣接する設備のしっかりしたスポーツクラブやオシャレなイタリアンレストランまで、ありとあらゆる痒い所に手が届く施設がこのキャンパス内に揃っていると言いますから、
「なぜ 俺たちはここに入学をしなかったんだろう?」と僕とKatsuも顔を見合わせながら笑っちゃうほど羨ましく感じちゃいましたよ〜。
このローマの遺跡たちを彷彿させる『東京大学附属図書館』の建物も、実は1923年(大正12年)に関東大震災により炎上全壊してしまったことで、ジョン・ロックフェラーJr.より図書館再建資金を受贈された上で(当時のお金で400万円) 、1928年(昭和3年)に新たにかつての面影を細部に渡り再現させ完成させたものらしく、
近くのオープンスペースには、その時 焼け野原から見つかったオリジナルの建物の一部が展示されてありました。
本来なら一切撮影禁止の
図書館内正面の由緒正しき「大階段」はアンモナイトの化石がいくつも入った、イタリア産の大理石を使用したもので、もうその荘厳な眺めときたら圧巻の一言。。。
そのすぐ横にある「記念室」の
このデコラティブな美しいデザインの壁や
創建材である寄木床を研磨の上、 塗装して創建当時の床を復元したという、このピカピカの床の素晴らしさと言ったら思わず息を呑むほど…。
そこにかけられたこの大きな額は、関東大震災後、紀州徳川家当主徳川頼倫より、紀州徳川家蔵書を 中心としたコレクション「南葵文庫」とともに寄贈された、江戸最後の将軍 徳川慶喜による直筆の書。
さらにこちらは英国王 ジョージ5 世 から 、東洋の動物標本を英国に寄贈した際のお返しとして、1913年に『東京帝国大学』に寄贈された「鹿の剥製」でして、1923年の関東大震災の際には、火災の中から奇跡的に運び出された貴重な品。
そしてこちらは、1957年にインドのネール首相が東京大学を訪問した際に寄贈された、インドの哲学者であり、 詩人、音楽家、劇作家で、インド国歌の作詞 作曲もしている「タゴール肖像画」。
震災当時に 図書館再建資金を寄付していただいたロックフェラー氏に対し、そのお礼として「総合図書館」の模型を贈ったわけですが、これはその贈呈した模型と同じ型から作成された もうひとつの模型でして、その横にはロックフェラー氏から当時の古在由直総長に宛てた書簡も展示されておりました。
極め付けは 裏田元館長のワルシャワ訪問がきっかけで 駐日ポーランド共和国特命全権大使より寄贈された、石膏製「ショパンの手」までが飾られており、思いがけず目の前でこんな貴重な展示物まで見ることができ感動の一言であります。。。
窓の外を見ると、近くの幼稚園の使徒たちらしき子供たちが、噴水前で先生たちと共に何やら楽しげにはしゃいだ仕草を見せており、このキャンパスの開放的なオープン度具合がよくわかります。
明治10年の東京大学の開学以来140年余りの歴史を有する蔵書数は約130万冊と、もうこの地下に眠る巨大すぎる本棚の迫力ときたら ただただビビるばかり…これぞ さすが『東大』、されど『東大』と言ったところでしょうかね…😅。
お昼に出されたお弁当はどこのかはわかりませんでしたが、非常にお上品なお味の「すき焼き弁当」…午後から渋谷で行われる同じ『日建連』さんのロケまで約3時間近くも空いてしまったので、一旦自宅に戻り、このお弁当に「生卵」をトッピングしお肉を浸しながら美味しくいただきました。
午後15:00からの現場は
なんとそのまんま『渋谷駅』銀座線ホーム内。
人並みを止めることなく撮影は行われたんですが、思ってた以上に混乱を招くこともなく(笑)無事に終了…。
そそくさと一人現場移動をするKatsuでしたが、
銀座線1000系車両にだけ掲出された、「地下鉄開通90周年」ロゴマークのついた、わずか5%の確率でしかお目にかかれないという 40編成ある車両のうちの2種類だけ存在するというレトロなデザインの車両が停まっていたのに気づき、
その木目調の壁(通常の電車は白い壁)や
鮮やかなグリーンのシートモケットから、真鍮色の手すり、「リコ式吊手」と呼ばれる涙型の吊手まで、見てるだけでも昭和初期にタイムスリップしたかのようなアイテムに大興奮!!
そして銀座線といえば 次の駅に到着する直前に車内照明が真っ暗になり、ぼんやりと非常灯のみが点灯するレトロで懐かしい光景…今の若いスタッフたちに説明しても、嘘だと信じてもらえないのが時代の違いだよね〜苦笑。
当時の銀座線は、運行に必要な電気を上空の架線ではなく、線路脇のサードレールから取っていたために、駅付近のポイント通過時など、サードレールが途切れる場所で一時的に停電状態となり 室内灯が消灯…代わりにバッテリーを電源とする予備灯がともるといったシステムだったんですが、僕も学生時代はほぼ毎日通学に銀座線を使用していたにも関わらず、なんの疑問もないまま 日常の一部だと気にしたこともなかったのが笑います…。
ロケ終了後は
サクッと『NAGOMI SPA』のプールでひと歩きしてから、超久々に6分間だけサウナ入浴。
その後は 広尾にあるインポート専門の老舗セレクトショップ『piccolo grande』が今宵 創業25周年のレセプションを21:00まで開いているというので、そこに顔を出す前に腹ごしらえをしておこうと
レセプション会場からほど近い 天現寺交差点近くにある『意気な寿し処阿部 広尾別館』を予約し、さぞかし魚料理に合うであろう冷酒をぐっと我慢しつつ、
まずは今が旬の「秋刀魚のお造り」と「カワハギのお造り」…
「カワハギ」はもちろん「肝醤油」をつけていただきます。
それからは「あん肝」、
「ゲソ焼き 甘だれ」、
「帆立の磯部焼き」、
つまみで「子持ち昆布」、
さらに「松茸の土瓶蒸し」とやっつけたら、次はいよいよにぎりの出番!!
「鯵」から始まり、
「小肌」、
「ボイル海老 ダブル」、
「鰯」、
そして再び「小肌」に戻り、
江戸前の「煮蛤」、
通常は「裏巻き」なところを「表巻き」にしてもらった「鮭ハラス巻き」…上には「イクラ」と「とびこ」がこれでもかとトッピング。
そして最後は「たまご」ではなく、恒例の「芽ねぎ」で〆…相変わらず「マグロ」系には全く興味を示さず(笑)、「光り物」ばかりのオーダーでありましたが、やはり量もこんなもんでお腹いっぱいですので、随分と歳をとったもんですよね〜苦笑。
レセプション会場は、なんと日頃からグラもお世話になっている隠れ家イタリアン『San Ciro』…
すでに小林裕社長率いる『TREMEZZO』軍団をはじめとした 日本を代表するインポーターチームがだいぶヘベレケで、僕を見つけると同時に呂律も定かではないままに「あ〜カズさん、お身体もう平気なんですか?」とみなさん優しい言葉をかけてくれましたが、なんか僕もおそらく初めて全くのシラフ側から超酔ってる人たちを目の当たりのしたもんですから
その自分とかけ離れたテンションに圧倒されちまったなぁ…💦💦💦。
きっと今までのアル中のわたくしも、毎晩これ以上のテンションで人と接触してしていたんでしょうね〜😅。
あ〜〜なんか楽しそうで羨ましいなぁ〜🤣。
やっぱこういうお祝い時ぐらい少しは飲めるようになれたら嬉しいんんですが、とりあえず年内いっぱいは我慢我慢。。。
まぁそれなのにひとつも痩せないのはなぜなんでしょうか?
とりあえず本日も早朝から長〜い一日を乗り越え、禁酒のおかげで毎日体調だけはすこぶる絶好調…ここしばらくは珍しく仕事に追われる日々が続きますが、このまま現状キープで頑張ります!!