朝から天気に恵まれた9月21日の水曜日は、ジムはお休みした代わりに
歩いて六本木ヒルズまでグラと共に リハビリお散歩…。
途中『ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー ベーカリー』のテラスで
水分補給休憩…それにしてもグラはなんて顔して笑ってるんでしょうかね〜😅。
とは言え 僕の方も 昨晩はなぜか寝つきが悪く、朝の3:30から起きてるもんですから、少々顔が疲れてますが…苦笑。
ディナーはまたまた 連日連夜の57歳の Birthday祝いということで、
四季の食材を最大限に活かした少量多皿の中華料理で大人気の『虎峰』や『Series』の姉妹店として、2021年9月、星条旗通りにオープンしたチャイニーズレストラン『鶫(ツグミ)』に初潜入〜!!
なんか勝手に大箱で黒を基調とした薄暗いイメージのインテリアを想像しておりましたが、一歩店内に足を踏み入れると全くの逆でありまして 、白をベースとした明るくモダンな空間を、やはり真っ白な布で各々のテーブルを個室のように区切るといった 、斬新かつ気取らないダイニングがふたつ(4人席)と、完全個室(4名)ひとつに、ウッド調の落ち着いたバーカウンター(6名)といった、ややこじんまりとした構成に、いい意味で裏切られることに…😌。
またお客さまの表情にも温かい目線を向けながら、自らの 細かいサービスにも余念のない 若きオーナー進藤幸紘氏をはじめとする、若くして経験豊富なスタッフたちのおもてなしはとても居心地が良く、初めての訪問で緊張する我々の臆病な気持ちを、最初のわずか数分で一瞬に和ませてくれました。
ノンアルシャンパンやワインを置いてないのは残念ですが、とりあえず恒例のノンアルビアーで乾杯し 早速自慢のコース料理をいただくことに…。
実は今回、一番のオススメとも言える「15品の高級食材コース」(¥20000)をベースに、僕がまだそこまで量が食べられないのを気遣い 、特別に少しだけショートバージョンに改良していただいたコースでありまして、
まずは一品目の店一番の自慢料理「キャビアとからすみのビーフン」からスタートし、
二品目は「吉切フカヒレ ブラウンソース 」…実はメニューの最後には確かに「トリュフ」と明記されていたのに、見たところ どこにも見当たらなかったので 一応「フカヒレ」の裏の隅々まで探してみたんですが(笑)それでも見当たらず、後でお店の方に尋ねてみると、 やはり 本来なら上から「トリュフ」をしゅりしゅりスライスさせるところを、完全なるうっかりミスで忘れてしまったとのこと。
そしたら「お詫び」にと 逆に思いよらぬ 嬉しすぎる「お返し」をいただいてしまったからさぁ大変!!
その話はまた長くなりますので 別の機会にてゆっくりと…💦。
でもとにかく味が素晴らしく美味しかったもんですから 、興奮して その時は まぁ記載ミスかなんかかなぁと思いながら気にせず次のお料理へ行っちゃってましたけどね〜苦笑。
いやいや この「フカヒレ」の味なら正直これの4〜5倍のボリュームで抱え喰いしたいぐらいマジでウマい!!
三品目は
この丸々と太った身の肉の部分は一体どこへ行ってしまうんだろうと、いつも気になる
王道の高級食材「北京ダック」。
四品目はピリッと辛いトマトソースがインパクト大の「蟹爪フライ」。
五品目は 乾物を主体とする二十種類の高級食材を数日かけて調理する福建料理の伝統的な高級スープで、
名前の由来は「あまりの美味しそうな香りに修行僧ですらお寺の塀を飛び越えてやって来る」と言われるていることからで、通称「ぶっ飛びスープ」とも呼ばれる「佛跳牆(ぶっちょうしょう)スープ」。
これ一杯でもう手や足の指先まで身体中ぽっかぽか〜!!
やはり中国4000年の歴史…恐るべしであります。。。
六品目は「黒酢の酢豚」ならぬ「大山鶏 ドライフルーツ 黒酢(黒酢の酢鶏)」…これまた超がつくほど柔らかく煮込まれた「あんず」や「いちじく」の甘みと黒酢の酸味との調和が絶妙で、もういくらでも食べれそうなほど美味すぎ注意!!
七品目はあっさりなんだけど「塩」本来の旨味が際立つ「千葉県産 中台野菜と鮑」。
八品目は文句なしの旬な高級食材「のどぐろ 香味醤油」…と順調にいただいたところで、そろそろビールに注ぐ二杯目をいただこうかと、
スタッフの紅一点、茶藝師の資格を持つ藤本 真梨奈嬢イチオシだという、丁寧に本格「抹茶」をたててから諸々調合するという
やや不思議な「抹茶トニック」をオーダー…高級抹茶を使用しているので 味も安っぽくもなく 悪くはないんですが、ちょっとグラスが小さすぎるかな…苦笑。
そのグラスには氷もたくさん入れられていたので、元々の量も少ない上にすぐに水っぽくなってしまい、まぁ 飲んだ気があまりしなかったのが残念。
やはり甘くないノンアルカクテルって無理があるのかなぁ…涙。
九品目はもうストレートに『キノコ祭り』の「10種類のキノコ春巻き」。
十品目は
さっきまで生きていたものをさばいたばかりの
「伊勢海老の塩味炒め」…ワンタンの皮でできたお皿も細かく割りながら一緒にいただくと、そのカリカリ食感と海老のぷりぷり感がまたいい感じでユニークなハーモニーを導き出し、実に口の中が愉快なんですよね〜。
十一品目は みんな大好き「尾崎牛 チンジャオロース」…これもまた通常のものよりもさらに細く全ての食材が刻まれ、誠にいいお仕事をなさっております。
お料理の最後…十二品目は、本来なら人気の濃厚「担々麺」のところ、僕の体調を考え なるべく刺激物はやめておこうとの配慮で「イベリコ叉焼 炒飯」に変更…このあまりお見かけしたことのない小さ目なパラパラ米が、やはりプロの技を感じる逸品!!
〆に別名「岩茶の王様」と呼ばれる、数多くの難病を治す仙薬として語り継がれ、年間わずか1kgも採れないという 伝説のお茶「大紅袍」をいただきつつ、
十三品目のお上品な甘さの自家製「杏仁豆腐」で無事コースの方は終了〜!!
って言うかこのボリュームで少なくしてもらったバージョンって凄くないですか??
そしてこんだけの数があれば 多少何皿かはちょっとtoo muchなお料理が出てきそうなところですが、ものの見事に全てのお皿が高クオリティのめちゃウマときてますから、いやいや誠に恐れ入りましたの一言!!
最後の最後にはバースデープレートに乗った「フルーツとチョコブラウニー盛り合わせ」までお目見えし、もうこれ以上ない こんなにも贅沢な誕生日ディナーを企画していただき 心から感謝。
どうやらこれで泣く泣く制限してきた食事の方は 完全復活といったところかな??
まぁ明日からも食べ過ぎには注意をしながら、美味しいものを腹八分目を目標に、無理せず 徐々に揚げ物やスパイシーなものも解禁していけたらと思っております。。。