雲ひとつない、いきなりなんと17度予報の快晴の月曜日…
自分としては 20世紀最大のファッションリーダーであり大の犬好きで知られるウィンザー公(エドワード8世)のつもりで、愛犬グラ姫を伴い気分良く颯爽と表参道を歩いていたんですが、
サングラスをしていたせいなのか (?)ちょっぴり周りからはイタリアンマフィアっぽく見えていた模様でありました…苦笑。
そんな時に限って知り合いと出くわしてしまうのが、ここ青山のいいところでもあり 悪いことでもあるんですが、まぁ仲の良い『Vandori』笹岡社長だったから問題はないでしょう。。。(笑)僕のこの日着ていたタッターソールスーツももちろんですが、偶然 笹岡さんが着ていたのもこれから展示会に伺う
飛ぶ鳥を落とす勢いのイタリアンインポートカンパニー『TREMEZZO』が手がけるご存知『TAGLIATORE』…
そうです…この日は、今シーズンからアドバイザーとして契約させていただいた、仙台でパーソナルスタイリング的な人気セレクトショップ『Lo Spazio Bianco (ロ スパッツィオ ビアンコ)』を営む千尋雅俊社長とともに、
ここ『TREMEZZO』で扱う様々のブランドの商品買い付けのサポーターとして横から口を挟むといった、お節介ジジー役として一日を過ごすことになるので、姫をアシスタントとして連れて来たというわけ…
「僕がチョイスした服だけ売れ残った…。」なんて言われないように気合を入れないと…笑。
2019 A/Wもやはりトラディッショナル感の強いチェックがまだまだ全盛の模様ですが、
同じチェックでも『TAGLIATORE』の押しとしては、まずはシックな色目でも
このような光沢感を感じる艶のある素材のもの…。
さらに何と言っても一番の打ち出しは、今まではやっていなかった『赤』をベースにしたチェックJK!!
一瞬そんな派手なもの、一般の方には難しいのではと思われるかもしれませんが、
こうやって
実際に着てみると
むしろシックに感じてしまうぐらい全く違和感ないでしょ?? みなさん見た目で「あ〜無理無理!!」と言われる方が多いんですが、見るのと着るのじゃ大違い!! 是非、こんなの誰が着るのって思うぐらいのものから逆に試着してみてください!!
パーソナルなんてやってて一番思うのは、みんな思い込みだけで「これしか似合わない!」と決めつけてしまっている方が多いので、僕からすると非常にもったいない…ホント損をしてるんですよね〜思いも寄らず「あれ?なんか似合っちゃってる…。」なんてことがいくらでも起こり得ますので諦めないで!! (真矢みき風に…笑。)
と言いつつ、結局一番気に入ったのはこのホワイト地のタッターソールチェックJKだったりして…苦笑。
冬の『白』って贅沢じゃない?? レディースにはあってもなかなかメンズではやってないところがほとんどだから、なんか新鮮でありますなぁ。。。
パパの膝の上に腰掛けて、
しっかり一緒に生地選びに没頭する(?)姫…可愛すぎます。。。
次はこれまたお馴染みの『PT01』…
毎回思うんですが、様々なお店に並ぶみなさんが見ている『PT』の印象とは別に、実際の『PT』はモデル数も異常な数だし、
だいぶファンキーなものが多くて、一番選ぶのが大変なんですよね〜だからいつも「カズさんの履かれてるパンツどこのですか?」と聞かれて「『PT』だよ〜!」って言うと、ほとんどの方が「え〜こんなの『PT』にあるんですか?」っと驚かれることが多いんです。。。
このニューライン『PT FORWARD』なんてさらに過激…笑。
なので、一瞬生地だけ見て「攻撃してるね〜。」なんて感じたこんなベルベット地の柄物なんかも 履いてみると僕的にはだいぶ『普通』に感じてしまうから怖いところ…苦笑。
気に入ったのはテーパードの効いたこの なんと7 cmのダブル丈で仕上げるニューモデル…いやいや 相当 美しすぎるラインですな。。。
さらに『Bagutta』や
フィレンツェを拠点に活躍してい靴職人深谷秀隆が生み出すオリジナルレザーブランド『il micio』を
グラ姫とともにCheck it out〜!!
でもさすがに飽きてしまって「もう帰りたいよ〜!」と駄々をこねるので、
仕方なく会場で振舞われていたイタリアのクッキーを
何個か食べさせたら、
いきなりお利口さんに早変わり…それまで他人行儀だった千尋社長とも笑顔で写真におさまっておりました。。。(笑)
夜も千尋社長をお連れして「東京らしいとこ」ってどこだろうなぁと散々考えた挙句、結局は先日もどこかのTVの『麻布十番』特集で「絶対に行かなければいけない名所 」No1に輝いていた『更科堀井』の一番奥の座敷を予約。。。
いつもの「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り 梅干し入り」をちびちびやりつつ
「京生湯葉刺し」、
「焼き味噌」、
「玉子焼き」、
「ざる豆腐」、
「鳥焼き」、
「かき揚げ」、
「そばがき」…と散々つまんだ後に
自家製石臼挽き粉で打つ江戸前のお蕎麦「もり」と
そばの実の芯の粉で打つ真っ白なお蕎麦「さらしな」まで頼んだもんだから、もうさすがにお腹もパンパン…残さずしっかり平らげていただけたので、おそらくこの「元祖呑み屋」として登場した江戸ならではの味覚もなんとかお気に召していただけたのだなとホッとひと安心であります。..(笑)
じゃあ〜それでは解散というわけになるはずもなく、『堀井』から歩いて1分で到着してしまう(笑)お決まりの『バーウィンザー』(ここでもエドワード8世気取り?笑。)にて「世界一のレモンサワー」とオリジナル「珈琲焼酎」を2杯…
昼間はあんなに暖かかったのに 夜は急変して劇寒といった異常気象のこの日でしたので、『EMMETI』のムートンコートに身を包んだわたくしと比べて、「東京17度」と聞いて超薄着で上京してきてしまった千尋社長が少々かわいそうでありましたが、『ウィンザー』のボスは半袖だから大丈夫かな??(苦笑)
さすがに「明日もあるし今日は遅くまで本当にありがとうございました!」と別れの言葉を告げた千尋社長をさらに引き止めて向かった先は
『ウィンザー』から歩いてわずか30秒の老舗ラーメン店『馬麺』!!
やっぱり最後は〆るとこ〆ないとと
一番ノーマルな「馬麺」か隠れファンの多い名物「黒酢ラージャー麺」を食べさせたかったんですが、また紹興酒で始まってしまったもんですから、
激ウマ「ピータン」と
自慢の「水餃子」をとりあえず頼んで、最後の最後に つまみ感覚で
「棒棒鶏麺」…これは汁なしなので結構お酒のお供でもイケちゃうわけですな…笑。
いやぁ〜今宵もやっちまったなぁ〜千尋社長にはホントに遅くまで連れ回してしまい大変申し訳ございませんでした…汗。
これに懲りず、また色々楽しい企画を 仙台&東京と限らず実行していきましょうね…夢はただただ広がるばかりです。。。