ミシュランイタリアン『ピアットスズキ』のセカンドとして
もはや麻布十番にはなくてはならない街を代表するイタリアンとなった『 TRATTORIA CHE PACCHIA(トラットリア ケ パッキア)』に久々の訪問…。
そしたらなんと全く知らなかったんですが、名物ジャンボシェフ 岡村 光晃氏が退職し、地元静岡でトラットリアをオープンさせたらしく、その後任として 、元々『クッチーナ ヒラタ』に在籍していた後にイタリアに渡り、3年間の修行を終え帰国したばかりの酒井辰也シェフが厨房を仕切っておられました。
これはまた楽しみでありますなぁ〜。。。
元々は『ピアットスズキ』で飲んだのが初めてだった 僕の定番…樽熟成された「Marramiero Punta di Colle Chardonnay(マラミエーロ プンタ・ディ・コーレ シャルドネ)」を まず最初の1本として選び、2本目はその同じマラミエーロの、なんと『セレクション モンディアル デ ヴァン2013』で金賞を受賞した上に、『デキャンタ ワールド ワイン アワーズ2013』でも金賞と 堂々のダブル受賞を獲得するなど、今や世界から大絶賛される、やはりオーキーかつ「プンタ・ディ・コーレ」よりも複雑味のある香りを感じる「Altare Trebbiano D’abruzzo Marramiero(アルターレ トレッビアーノ ダブルッツォ マラミエーロ)」をチョイス…。
この辺りの白ワイン イッちゃうと、もうホント人生楽しくなっちゃうよね〜笑。
お料理の方は、
まずは 今が旬の「ホワイトアスパラガス」を生ハムとともにタルタルソースでいただきます…いやいやシンプルでめちゃウマい!!
びっくりしたのは、酒井シェフ自慢のフェイバリッツ料理だという この「ふわふわ卵のスフレ トリュフがけ」!!
最初は何がやって来たのかすら まるでわからぬまま、
お店を仕切る超ベテラン小田氏のサーブぶりを ただ口を開けながらぽか〜んと眺めるだけでしたが、
いやいやこれ絶品ですよ〜絶品!!
なんつうんだろうなぁ…土台の生地も美味いし、言葉では言い表せませんが とにかく卵のふわふわ感が最高〜!!
パスタはマジヤバ手打ち「トンナネッリのポルチーニソース」…シェアではなく一人で抱えぐ食いしたいほどの激ウマ!!
さらに今日一の絶品「蟹のラザニア」!!
何も語らず一言だけ…これ永遠にたべれます…笑。
そしてメインはいきなりクラシックに、僕の大好物のローマを代表する名物肉料理「仔牛のサルティンボッカ」と…まぁ岡村シェフが作り上げて来た『パッキア』の大胆で豪快なイタリア食堂の雰囲気をさらに向上させ、繊細かつ より斬新なものに進化させた酒井シェフの腕は、こりゃ相当なもんだね〜。
これには 酸いも甘いも知り尽くした、ちょっぴり洒落っ気のあるオヤジトリオ(再び登場の『Mr.Fenice』鎌田氏と、約1年ぶりの東京となります、北の重鎮 平澤氏〜笑)も大満足!!
いや いや 久々にマジで毎日でも通いたいと思えるイタリアンに 生まれ変わった新生『TRATTORIA CHE PACCHIA(トラットリア ケ パッキア)』…次回はどんなサプライズ料理がメニューに加わっているのか、今から楽しみで仕方ありません。。。