1980年代後半のミラノのモードシーンを牽引したデザイナー『 3G』といえば、故ジャンニ・ヴェルサーチ、ジョルジオ・アルマーニ、そして故ジャンフランコ・フェレの3人なわけですが、そのフェレをはじめ、「色彩の魔術師」とも言われ世界のニットのイメージを変えた『ミッソーニ』などのプレス業務を行っていた西武グループ系列の『エルビス』で活躍し 大変お世話になった西澤(旧姓三上)芳(カオル)さんが今年8月20日にこの世を去り、そのお別れ会が
上司であった渡辺教子さんが発起人代表となり、12月15日の日曜日に渋谷にあるワインバー
『ローディー』で行われました。
この日はカオルちゃんのバースデーだったりX’masも近いということで、
メソメソするような悲しい会ではなく、オシャレが大好きだった故人のためにも参加者の方は思い思いのドレスアップをして楽しもうということで、
やたらとカジュアルな方からフォーマルな方まで、様々なスタイルをした友人 & 知人たちが
彼女の思い出に浸りながら笑顔でグラスを傾けました。
途中で会場に流されたカオルちゃんのピアノ発表会の腕前に驚きを隠せない
一緒に参加した親友でもある『THE RAKE』編集長 松尾健太郎氏とも、仲の良かった彼女との懐かしいエピソードで盛り上がりながらついつい深酒…😅。
実は亡くなる数ヶ月前にカオルちゃん達とイタリアンを食べに行ったんですが、その時は全くこの病気のことを語られなかったので僕だけが知らず、そのまま「次回は台湾料理屋に行こう〜!」なんて軽い約束をして別れたことがありまして、この時もカオルちゃんが渡辺さんに「最後にカズさんとご飯したいな。」と言ってくれて実現した食事会だったと後から知り、涙が止まらなかったんですよね…若い頃に彼女には本当にお世話になりました。
心からご冥福をお祈りいたします。。。
珍しく松尾ちゃんが自宅で嫁が夕飯を作って待っているというので、遅くなれないと言いつつも一杯だけやっていくかと、近くにあった知らない安酒場で
超メガサイズの「レモンハイ」を飲みながら
ちょっとだけ「串揚げ」をいただいて帰宅準備。
行きはタクシーで行ったんですが、松尾ちゃんが電車で『渋谷』駅まで歩くと言うので、僕もそれに付き合って珍しく地下鉄で『麻布十番』駅まで。
そしたら地上に上がるといきなり目に入ってしまったんですよね〜
久々すぎる『鶏そば十番156 (イチコロ)麻布十番本店』!!
この日は朝昼と食事を抜いた挙句にお別れ会でも何も口にしなかったので、つまり先ほどの居酒屋で串揚げを数本いただいただけ…というわけでさすがに少しお腹が減っていたんですよね…💦。
この店は「吞めるラーメン屋」さんとして昔から人気なので、かつては他で呑んだ後に必ずやここに立ち寄りまた一から大騒ぎしていたのが懐かしいなぁ。
というわけでまずここでも駆けつけの「レモンサワー」を一杯…そして僕がここで決まってオーダーするものといえば
これですよコレ〜18種類以上のスパイスや調味料、具材で作った156自家製タンタンダレで味わう本格汁なし担々麺…
その名もズバリ「海老辛汁なし担々麺」(¥1300)であります!!
濃厚な海老の出し汁もさることながら、何と言っても『浅草開化楼』を彷彿させるこのモチモチの太麺がもうたまらないわけで、食べ終わった瞬間からまたすぐに食べたくなるほどリーピート率高し!!
これはホントよく考えられた大ヒット商品…まだ未経験の方は是非騙されたと思って食べに行ってみてくださいね。
なんか不思議な一夜だったなぁ…と思ってたら実は翌日のディナーも思いもよらぬご縁をいただき、
いきなり麻布台の『東京アメリカンクラブ』に とある方達からご招待されたんですよ〜🤣。
そのご縁とはまさかのいつもグラのお散歩途中に立ち寄る『日進ワールドデリカテッセン』1階にあるホットドッグ店『Corner Stand』でいつものようにサンドイッチつまみに白ワインをいただいてたら、「小川様ですよね?いつもブログでご紹介していただいて誠にありがとうございます!」と名刺を手渡されたので確認してみると、なんと日進ハムの代表取締役専務の鈴木百合佳嬢でして、毎度僕のくだらないこのブログを見てくれているという事で、めちゃくちゃ嬉しかったのと同時にもの凄くびっくりした事件が数週間前にあったんですね。
あまりに恐縮したもんで、翌日にお礼のメールを送ったら「異職業の方と交流することがあまりないので、是非一度お食事でもいかがですか?」とお誘いをいただき、
ついにこんな『アメリカンクラブ』でディナー会などという大事になってしまったというわけ…😅。
いやぁ〜世の中何が起こるかわかりません…旦那様である社長もいらっしゃる予定でしたが、急用ができたということで、代わりに取締相談役の村本司氏と『日進ワールドデリカテッセン』支配人の木崎一哉氏にもわざわざご足労いただいてしまいました。
何をするわけでもないんですが、僕の日頃の生活ぶりやら今までの長年にわたる経歴などをおもしろおかしく話させていただいたのはご愛嬌として、『日進スーパー』の歴史や様々なエピソードなんかを聞きかせていただき、とても充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。
もうみなさん僕のブログをチェックし、濃厚な白ワイン好きなのはよくご存知でしたので、ここのワインリストでは最も樽香の効いた「Beringer Napa Valley Chardonnay(ベリンジャー ナパ ヴァレー シャルドネ)」をチョイス。
お料理の方はコースで
まずはアメリカンと言えばお決まりの「シュリンプカクテル」から
ボリューミーな「シーザーサラダ」と続き、
メインはいかにも僕が好きそうな薄くカットされた「テンダーロインステーキ」。
デザートは「柚子シャーベット」を選びました。
『アメリカンクラブ』といえば、もちろん完全に日本にいるとは思えないほどアメリカ化された 誰もが憧れる高級会員制クラブなんですが、メンバーの方が普通に日常的に使用できるよう、実はそこまでお値段が高く設定されていないからいいよね〜とはいえ まぁもちろんすっかりご馳走になってしまったんですが…😅。
それにしても これまた前夜に続き、なんか全く接点がなかったのに、若い頃から通い続ける宮内庁御用達の老舗名門スーパー(というか大手のお肉屋さん)の御一族の方とお食事ができるなんて、ホント不思議。
この素敵なご縁を大切に…😌。