Web&年4回刊行のラグジュアリータブロイドマガジンとして、小学館から高感度なファッションやライフスタイルなどのリアルな情報を発信し続ける『ADVANCED TIME(アドバンスド タイム)』にて、今後力を入れていくことになった、高所得者層をターゲットにしたGOLF ページのお仕事で、
今一番の話題とも言える、群馬県安中市にある
『THE CLUB golf village』に伺って参りました。
元々この場所は、ゴルフ誌『EVEN』Course of the Year 2021-2022選出の『THE RAYSUM』という名門ゴルフ場でしたが、
これまでに約50億円を投資したコースや里山、設備に対し、今後3年間で、コース改修、ヴィラ建設などを目的としたさらに100億円規模の追加投資を行い、名称も『THE CLUB golf village』に改称…。
会員制度も大きく刷新し、決して投資目的ではなく、クラブに足を運びゴルフを楽しんでいただける方にとってメリットのある仕組みづくりを目指し、ゴルフ愛溢れる方々が友情を深める場をつくるべく、メンバーも厳選しつつ、活気と友情に溢れるゴルフプレイヤーが集まるヴィレッジ形成を目指すとのことで今後の期待が高まっております。。
僕も愛車の『グレカーレ(マセラティ)』を2時間半近くも走らせてやってきた価値を確かめるのが、今から楽しみで仕方がありません…😌。
入り口を入るとすぐに、
男女のサイボーグがクラブをフルスイングする巨大なイラストが…。
お出迎えの椅子たちもカンフォタブルでオッシャレ〜〜。
エントランス奥のカフェスペースは、ゴルフコースまで見通せる大きなアーチ状の窓から光を感じる、曲面天井を生かした円形のステージとなっており、
一脚十数万もする背もたれの深いチェアに座りながら、ゆったりとくつろげる空間となっております。
一歩外に踏み出してのゴルフ場の景色はまさに圧巻そのもの。
大きな窓ガラスに反射したその風景からも、
いかにもこの場所が、ただ単に仲間内でワイワイとラウンドをするだけではない、何か特別な意味を持つ聖なる場所だということを教えてくれるような気がします。
ゴルフ場マスタールームの横には、小さいながらも充実した商品が揃うゴルフショップが設けられ、大人気の『BRIEFING』をはじめとするウエアーから小物までを とりあえず一通り取り揃えることができます。
天井の高いフロントスペースに戻り、
木材をふんだんに使用したユニークな階段を登り 2階に向かうと、
まずは左手奥に日本を代表する水泳競技の金メダリスト北島康介氏がプロデュースする、『次世代コンディショニングジム FLUX CONDITIONINGS』がお目見え…水泳とゴルフには共通した部分が多いということで、彼の意見を参考に、トータルコーディネートしたフィットネスジムを設置したとのことであります…まぁ滅多にゴルフ場のクラブハウスにジムは存在しないので、面白い目線であることは確か…😌。
そのすぐ横には
ライブハウスさながらの本格的なステージも繰り広げられるほどの、贅沢な空間を誇るBARスペースが…バイオエタノール暖炉の炎を眺めながら、わずかな時間でも現実逃避するのも悪くないよね〜。
上から見下ろすフロント空間もまた乙なもの。
一度入り口を出て左サイドに向かうと、
コンセプトの異なるスイートタイプ、和室、洋室のお部屋が選べる宿泊棟が登場…全室「シモンズ社製の高級マットレス」を使用したベッドで、癒しのホテルステイを演出してくれます。
その一階にあるのが
イタリアンをベースとしたレストラン&バー『THE BALL』。
3タイプの異なった空間で、
自家農園で栽培された新鮮で力強い野菜たちをふんだんに使ったお料理から、群馬県高崎市の名産の赤城牛や米米豚、榛名めん羊を使用したグリル料理を思う存分堪能することができます。
そしてもうひとつ…何と言っても圧巻なのは、店の奥にある
3000本ものワインが収納できる、ウォークインセラー!!
ヨーロッパにある地下カーヴのような洞窟状の内観と、足に触れる艶のある敷砂利が訪れた人の探求心をくすぐります。
そこに収められたワインは、ソムリエールがチョイスした、キャッチーなエチケットの自然派ワインを始め、王道のイタリア&フランスの銘醸ワインや、ワールドワイドなカルトワインなどなど。
『THE CLUB golf village』には支配人の松原友和氏を筆頭に、4人のソムリエがおりますので、それぞれの思いがこもったワインを持ちより、結集して品揃えをしております。
『THE BALL』のテラスと言いますか、ホテルの裏側には
こんなにも気持ちのいいBBQスペースが連なっており、
その前方には美しすぎる10番ホールが広がり、秋にはティーグラウンド横にある見事に紅葉したもみじが見ることができるとのこと。
日頃の行いが良いせいか(笑)本当にお天気にも恵まれたので、どこを写真で切り取っても絵になりますなぁ。。。
最長330ヤードもある、サイドネットのない開放感抜群のドライビングレンジは、
それぞれ 50y、80y、100y、150y、180y、200y、250y、300yにターゲットグリーンを設置しており、アプローチからドライバーまで実践をイメージした練習を行うことができます。
一般的な練習場よりもだいぶ広くゆったりとした間隔で作られたブースは、全17打席を備えており、これはスタート前の練習に限らず、いつでも使用できるので(使用したい方は、マスター室にてコインを購入します…ちなみに1コイン25球で ¥550。)、特にゴルフ好きな宿泊者たちにとってはたまらないスペース。
ということで、僕も実戦さながらに
自らが見据えたターゲットグリーンへと、徹底的に持ち玉のフェイドボールを
50発ほど試し打ち…今回僕は全サービスが全て含まれたオールインクルーシブの『ゴルフ&ステイ プラン』の体験取材でしたので、もちろんここで使用する練習コインも全てフリーの打ち放題!!
それではそろそろこの辺りで驚愕のステイプランでありますオールインクルージングの中身をご紹介しますと、一泊の宿泊とセルフプレーのゴルフ1ラウンドの他に
*コース内売店 ソフトドリンクフリー
*『カフェテリア』にての朝食バルスタイルフリー(6:30〜9:30)
*『カフェテリア』にてのドリンクフリーフロー(13:30〜16:30)
*ラウンド途中のランチお食事付き(税込¥1650まで)
*ランチ時のアルコール&ソフストドリンクフリーフロー
*ディナーコース付き
*ディナー時のアルコール&ソフストドリンクフリーフロー
*ホテル室内ミニバードリンクフリー
*SPA(馨花)オイルトリートメント60分¥16500が ¥6500引きの¥10000(予約制)
…と、まぁみなさんどうですか?
至れり尽くせりとはまさにこのこと!!
お値段の方は、ホテルの部屋のランクや時期によっても変化しますのでなんとも言えませんが、大体¥50000〜¥60000ぐらいでしょうか…ただし、現在はビジターでもエントリー可能ですが、今年の4月1日からは完全会員制となるために、メンバーおよび同伴ゲストしか利用できなくなりますので、体験希望の方は大至急予約の申し込みを入れてみてくださいね。
この日のディナーはクラブハウス2階にある和食ダイニング…
ゴルフ場としては珍しくオープンキッチンとなる 長めのカウンター席もあるので、ご家族やご友人たちと、気取らず居酒屋感覚で普段使いするのもいいんですが、
ウッドで作られた斬新なデザインのゆったりとしたソファーブースも捨てがたいよね〜。
ちなみにハーフラウンドを終えてのランチもこのスペースで、自家菜園野菜や群馬の地場食材をメインにしたボリューミーな「ステーキ」や上州名物「たれカツ丼」などのスタミナ満点のパワーランチをいただくことができます。
もちろんフリーフローですから、まずはスパークリングワインを2杯いただいてからの白ワイン…
チェックしてみると、フレンチオーク樽発酵で、ヴァニラのニュアンスがありながらも繊細さも兼ね備えた、豊潤で豊かな味わいのフランスラングドック ルーション産の『DOMAINE de VEDILHAN Serica』…これが飲み放題ならホント失礼ないよね〜。
この日の和食コースメニューをご紹介しますと、
Appetizerは「北海道産ウニ 煮卵」。
サラダは「十文字野菜と生ハム」…「十文字野菜」とは群馬県高崎市の「十文字地区」で作られる栄養価が高い旬の野菜のことで、これって一見「パセリ」のように見えますが、超みずみずしく力強い「ケール」でありまして、こんな苦味のない甘いものを食べたのは生まれて初めて…まぁ全般に全ての野菜が、東京で口にするものとは比べ物にならないほど新鮮と言いますか、とにかくパワフルで、おそらく僕が生きてきた中で一番と言っていいほど美味しいサラダだったんじゃないでしょうか。
揚げ物は「ズワイガニのカダイフ揚げ 蟹味噌ソース」…そこに追加で
『本日のオススメ』メニューの中から「広島県産 カキフライ」を頼んでみたら、「牡蠣」そのものの美味しさもさることながら、
添えられた「タルタルソース」が激ウマで
一瞬でペロリと平らげてしまいましたよ〜いやぁ〜最高〜〜!!
赤ワインにチェンジしたところで、
メインは「上野村産猪豚」肉の
濃厚「味噌鍋」…中に入れられた、シャキシャキの群馬県産「白菜」や「ネギ」、青森県産「ごぼう」、徳島県産「椎茸」がウマいのなんのって!!
オリジナルなのか、この「七味」までも、普段使用しているものとは辛さも風味も違います。
〆はモチモチとした食感と つるっとしたなめらかなのど越しが特徴の「高崎うどん」…たくさんの具で煮込まれた味噌スープとの相性抜群であります。
デザートは恐ろしく甘い群馬県産「やよいひめ」…正直「グンマー」などと比喩しながら少々馬鹿にしていた「海なし県」群馬でしたが、このあまりに美味すぎる豊富な農畜産物にはマジで驚かされましたね〜。
都心の野菜等の食材が、どれだけ一部の大人の都合で様々な中継地点を得ることによって、ようやく僕ら消費者に届くまでに、いかに新鮮さが失われてしまっているのかがよく理解できました。
夕食後のお楽しみは、やはり
ナチュラルな木の香りと優しい光に包まれた温泉と
露天風呂で疲れた心と身体を癒すのがベスト…露天風呂は、肩こり解消、疲労軽減、美肌効果、むくみ解消など、さまざまな効果が期待できるNa塩化物泉の天然温泉。
そして見るからに不思議なこの球体は何かと近づいてみると、
なんと中はノーマルな寛ぎ空間サウナ…。
しっかり専用の水風呂も用意されております。
さらにその右側にはもうひとつ
馴染みの深い
「フィンランド式サウナ」もありまして、
どうやらこの二つのサウナは、「ととのえ親方」ことプロサウナー松尾大氏監修の、セルフロウリュで発汗を促す話題のサウナとのことで、各サウナ専門誌の取材をはじめ、日本中からゴルフに興味はないのにわざわサウナだけ入りに来る方がたくさんやって来るというからびっくり。
さらに髪の毛のストレスが軽減される「Dyson Supersonic Ionicヘアドライヤー」(ちなみに我が家もコレです…笑。)が設置された更衣室には
どなたでも飲み放題&食べ放題のフリードリンクとアイスクリーム&シャーベット専用の冷蔵庫もあるので、湯上がりタイムも子供のように大はしゃぎしてしまうわけであります。
いかがでしたでしょうか?…GOLFの未来形とも言える、新たに生まれ変わった『THE CLUB golf village』の初日の模様でしたが、次回は2日目となる、待ちに待ったラウンド状況からチェクアウトして帰京するまでをリポートしてみたと思いますので、みなさん楽しみにしていてくださいね〜ではでは。。。