親愛なる
永遠に憧れのスーパーモデル
竹内哲さま…。
僕がまだ学生であった頃から
もうすでに数々のモードなファッション誌で大活躍されていたあなたを
僕が創刊から携わっていた光文社の『Gainer』というコンサバな雑誌で初めて起用した時は
「そんなミーハーな雑誌なんてできないよ。」と断られるんじゃないかと
ドキドキしていたと同時に
僕自身もなめられちゃいかんと、
他のモデルよりも 特に哲には思いっきり生意気な態度を見せていた、若かりし自分の姿を今でもよく覚えてるよ…。
近寄りがたいほどの 完全なる美貌とスタイルを持ちつつも、心は100%の乙女だった哲…笑。
何年か前に電話で話した時に、僕が久々会おうよと言ったら「今 超太っててバカにされるからカズには会いたくない!」と相変わらずの女王様的発言をしていた哲…笑。
撮影で僕がネクタイを結ぼうとすると
必ずやつまずいたふりをして僕に抱きついていた哲…笑。
いつも憎まれ口を叩きながらも 最後は絶対僕の味方をしてくれた哲…。
僕がカメラを始めた時も、嫌な顔一つせずに作品撮りに協力してくれた哲…あなたほどの世界的なトップモデルの中で、こんなにも優しくて 思いやりがあって、周りに気を使える人はいなかったよ…まだ全く信じられないけど、天国ではもう気障なフリをする必要もないし(笑)素のままのピュアな哲で虹のランウエイを歩いてね。
哲のおかげで僕のスタイリスト人生も一気に華やかなものになりました…一足先に虹を渡った 純さん(北上)にもよろしく。
ありがとう哲…そして多分 ちょっとの間だとは思うけど(苦笑)少しだけバイバイ。
またあの世で、いきなり後ろから抱きつかれるサプライズを楽しみに。。。