僕のヘアーをずっと担当してくれている、
、
情報非公開の美容サロン『Stingray』の阿部忠幸氏が、バイクでタクシーに巻き込まれた大事故で、生死を彷徨うほどの大怪我を負ってから 約1年ほどが経ったでしょうか…顔面から首、腰、両足と極度の複雑骨折を負いながら、なぜか美容師として最も大切な両腕だけはほぼ無傷という奇跡にも見舞われ、まだ歩くのに杖は必要となりますが、ようやく現場復帰を果たしたとのことで、
早速ヘアカットに伺って参りました。
本人はぶつかった瞬間から記憶がないと言っておりましたが、どうやらバイクから飛ばされた後に、ガードレールに顔面から突っ込んだとのことで、担当医曰く、「本当に生きてるのが不思議なぐらいな重症。」だったらしいので、こんなに早く仕事復帰ができるほど回復して素晴らしいと言いますか、とにかく命が無事でよかった。
まだまだ体中に何本もの金属が埋め込まれているというので、リハビリも続くと思いますが、できる限り時間をかけず元の身体に戻れるよう、僕も陰ながら応援していきたいと思います。
この日は夕方から巨匠堺正章氏のお仕事でしたので、そこから直接マチャアキさん宅でコーディネートチェックをしていただき、入りの時間までの余った時間で、僕の地元であります渋谷区神宮前にある「ハシヤ系」の老舗パスタ店
『SPAGO』に立ち寄り、
大好きな「小海老の唐辛子入りトマトソース」(¥1450)で腹ごしらえ…「たらこ」や「雲丹」「納豆」などの和風パスタが一番人気の、この1983年創業という良心的な老舗店では、パスタを大盛りにしてもわずか+¥100ですので、ほとんどの男性客は大盛りで注文しているのが特徴…というわけでわたくしも右に習えで欲張って大盛りにチャレンジしてみました〜まぁ楽勝でペロリでありましたが…苦笑。
そして店を後にし 向かった先は、まさかまさかの「国立代々木競技場第一体育館」でこの日開かれた、
ガールズマーケットに特化した国内最大規模のファッションフェス『第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER』の会場…
もはや老舗ブランドと言っても過言ではない『KEITA MARUYAMA』らの華々しい
最先端のトップデザイナーのショーに紛れて、
シークレットゲストでご登場するのが…そうです! 我らがあのM.S様〜!!
広いステージのある表舞台とは真逆に、舞台裏のステージに上がるまでの通路は相当な狭さでありまして、なんせ腰をかがめて長時間歩かないと辿り着けないものですからスタッフも大変!!
そこへ椅子をつけた「キャリーカート(台車)」(笑)に乗って、優雅に現れたのは
我らが大巨匠堺正章氏…。
実は今回のステージ…自身がオーナーを務める、テレビ東京の元祖カラオケマシン採点番組『THE カラオケ★バトル』のコーナがこの『ガールズコレクション』の一部に組み込まれていたので、
77歳にして満を持してのご登場となったわけですが、
ステージに姿を見せると、その想像ができない登場に会場にはどよめきが起き、MCを務めたEXITと山本里菜アナウンサーと共に、本人も観客に向かって「誰だか知らないでしょ」と謙遜しつつも、
「堺正章でございます」と連呼し、笑いを誘っておりました…🤣。
今月10日にテレビ東京で放送予定の『THE カラオケ★バトル~U18歌うたま甲子園~』(18:30~20:30)で優勝し、『TGC』出演の切符をつかんだ福岡県出身の現役高校生 藤崎伊織くんの応援という役割も果たした巨匠は、舞台を降りるとすぐに関係者の皆様に挨拶を交わしながら
そのまま車で自宅へ直帰…実は巨匠の豪邸はここからわずか数分の高級住宅地ですので、楽屋でタラタラしているよりかは先に早く帰っちゃった方が諸々楽なわけであります。
ディナーは十数年ぶりに食事をする約束をしていた、公私共によく連んでいた友人を連れ、
久々の焼き鳥の名店 麻布十番『串右衛門』へ。
ちょこちょこと値段が変わるので、今いくらで出しているのかはよくわかりませんが、とりあえず今宵は「コース」で参りましょう…とは言っても、お子ちゃま口な僕は 相変わらず内蔵系は全く食べれませんので、ワガママにもそれをよく知る大将のスペシャルコースとなります。
「レモンサワー」を軽く一杯いただいてからの、大将オススメのオーキーな白ワインをいただきつつ、
お料理の方は 最初にふっくら「そら豆」をつまんでから、
昔からの絶品の二品…「ささみの昆布〆」と
「鶏もも肉の一夜干し」と続き、いよいよお待ちかねの串焼きのスタート…。
まずは「比内鶏の胸肉」から
他では滅多にお目にかかれない 2種類入った「軟骨」…もうすでにこの時点で友人はあまりの美味しさに卒倒し倒れ込みそうになっております。
程よく火の通った「筍と菜の花」に続いて
絶品の「せせり」、
逸品の「厚揚げ」、
究極の「つくね」、
お口直しの「大根おろし」とお目見えし、
半熟とろとろの「うずら」に
鶏肉では珍しい「ハラミ」、
バゲットとバジルの上に乗せられた 甘くてジューシーな「焼きトマト」は
箸でぎゅっと潰し、土台に味を染み込ませてからお口に運びます。
最初の1本目とは異なる部位の「鶏正肉」と、
店自慢の「手羽」が登場したところで、
熱々の「鶏スープ」と共に目の前に現れたのは
創業時から巷で話題のとろふわ絶品「親子丼」…未だかつてこれに勝る「親子丼」にはお目にかかっておりません。
ちなみに同じく究極の「そぼろ丼」と「鶏ラーメン」も用意されているので、お好きなものを選ぶことができますが、まぁ僕的には1000%「親子丼」が正解(ぶっちゃけ 他のはいただいた覚えがございませんが…😅。)だと思われます。
お上品な日本茶と共に運ばれてきたのは、
この店定番のデザートであります「カスタードクリームをくず餅で包んだ笹餅」…いやいや、それにしてもどれもかしこも全てが美味すぎでしょう〜〜!!
あと何か問題があるとすれば恐怖のお会計待ち…お値段が高いことでも有名な『串右衛門』ですから、樽熟成された白ワインもしっかり2本も空けたので、ある程度の覚悟はしておりましたが、なんとついにわたくしの『焼き鳥人生』初の二人で¥45000超えと、もうここまでくると笑っちゃうしかありませんよね〜以前全く同じパターンでお願いした時が、大体¥35000ぐらいだったと記憶しておりますので、食材や円安に伴うワイン料金の高騰も含め、約¥10000以上値上がってしまったということになりますが、寿司屋ならまだしも、焼き鳥でここまでいっちゃうと、我々庶民からするとさすがにちょっとやそっとじゃ手が出しにくい金額。
またしばらくはファミレス飲みかな…😅。
それでもまだ飲み足りない私共は、近所にあるガーナ人の友人リッチーが営むステーキハウス『DIDI Grande』にて、
「オリーブオイル」をつまみに白ワイン1本を飲み干し、ここでも¥10000以上を散財…あ〜もしお酒が飲めなかったら、あと2軒ぐらいは軽井沢かどこかの避暑地に家が建ってだろうなと思いつつ(苦笑)、
超久しぶりの訪問でしたのでリッチーとパチリ…もうご存知かもしれませんが、この『DIDI』の入るビルの頭の固いオーナーが、契約更新の時に再び条件でペット化を許さないと言い出し 揉めたもんですから、今まであんなにペットフレンドリーだったのに、現在は入店不可になってしまい悲しい限り…それもあってか、ステーキもそんなに頻繁にいただくこともないですし、少し足が遠のいていたのは確かなんですが、やはりここは気楽だから、こうやって二軒目使いでワインだけ飲みにくるのもいいかもね。
一瞬で一夜にして『東京ガールズコレクション』のギャラは吹っ飛びましたが、人生先も短いので日々楽しいのが一番…明日と明後日は丸々楽しいお仕事で散財することもなさそうなので、少しだけ気持ちが楽に感じておりますが、
休肝日も必要だけど、やはり休金日も大事にしないとね…😌。