天候も回復した 6月7日 月曜日は、天下の「サントリーホール」にて 、
俳優高橋克典がナビゲーターを務める 『日本フィル&サントリーホールとっておき アフタヌーン Vol. 16』の公演ということで、ちょっとその前に腹ごしらえと、
まずはスリランカカレーをルーツに完成させた本格スパイスカレーが売りの『ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店』に寄り道し、15種類以上もあるカレーメニューからお好みのものを2種類選べる「選べる2種のカレープレート」をオーダー…この日は唐辛子と黒胡椒の絡みがクセになるさらさら系の「スリランカチキン」と、鶏胸肉のミンチを複雑なスパイス配合で仕上げた「チキンキーマ」をチョイス。
3種類の副菜とともに、最後は全てごちゃ混ぜにミックスしてお口に運ぶのがこの店の流儀ということでしたが、豆があまり得意ではないので 僕はライスも日本米に変えてもらって(通常はバスマティライス。) 普通にいただいてしまいました…笑。
そしてその感想はというと…ん〜〜惜しいね…あともう一歩。
大阪で大ブレイクし、満を持しての東京進出という流れのようですが、まぁもっと何種類も味見してみないと、まだ美味しいか美味しくないかの判断は微妙なところかな…苦笑。
さて、開演1時間前に会場入りすると、長年『ららら♪クラシックコンサート』で鍛えられたせいか、もう今回のようなクラシックコンサートの司会も余裕すら感じるKATSU…
今回もビシッとダークネイビーのピークドラペルタキシード(TAGLIATORE)でこの大役を勤め上げました。。。
公演終了後は そのままお隣の「テレビ朝日アーク放送センター」に移動し、(移動時間わずか3分!!)
2019年に行われた朗読劇『ラヴ・ レターズ』で共演以来の黒柳徹子さんのお呼ばれで、『徹子の部屋』にゲスト出演。。。
シャツジャケとジレの爽やか二重奏は共にハンドメイドの工程を駆使して作られる、イタリア屈指のシャツブランド『Giannetto』のもの…履き心地抜群なホワイトストレッチパンツ(BRIGLIA 1949)はすぐに気に入り そのままお買取りでありました…笑。
2本も本番をこなすと、すぐにご褒美が欲しくなるのが昔からの悪いクセでして
行きつけの麻布十番『DIDI GRANDE』が
ついに「グローバルダイニング」並みに時短営業 & 禁酒を取りやめ、通常営業に切り替えたという朗報が届いたので、早速オーナーのリッチーに予約の電話を入れてみました。
そのお祝いというわけではないですが、今宵は奮発して 樽熟成された濃厚なCHARDONNAYの王様「PLANETA」を開けつつ、その贅沢極まりないお疲れ様の一杯でまずは喉を潤します。
この夜はスタッフ不足で、なんとリッチー一人でキッチンもフロアも全てこなすという荒技 Nightだったもんで、お客さまもしっかりと対応が行き渡る限界の数に厳選しての営業でありました。
ハーフでも楽に2人前はある、超ボリューミーな絶品「温玉付き 炙りベーコンのサラダ」に
リッチー自ら目の前で調合してくれる
見た目もダイナミックな「敷島黒毛和牛のタルタルステーキ」を前菜に、
店のオープン当初にいただいて感動したのに、今はなぜかメニューから外されている、焼き具合とマスタードソースが最高な「グリルドチキン」を無理言って再現してもらいつつ、
〆はいつもの『DIDI』名物「自家製 SHITO の DiDiʼsスパイシーアラビアータ」を封印し、久々に本場ミラノも真っ青の超アルデンテ「サフランリゾット」…いやぁ〜美味しいのはもう今さら言うまでもないんですが、本当にこの店は しっかりとしたフォーマルなディナーからワインとおつまみだけみたいなカジュアル使いまでと、とにかく使い勝手の幅が広いマルチプレイヤー的な貴重な一軒...それもこれも全てオーナーのリッチーの人柄の良さに限るんでしょうが、こんなご時世にもかかわらず 毎日結構な賑わいを見せているということは、彼の「食」に対する熱い想いが、ようやく多くの顧客たちのハートをしっかりと捉え始めたに違いありません…だってこの店以上に本物のホスピタリティーを感じるお店ってなかなかないでしょ??
もはや麻布十番の顔とも言える、日本人以上に日本人らしいリッチーの今後の益々の飛躍を願って。。。