この日行われたBSテレ東の大人気バラエティー『ワタシが日本に住む理由』のMCを務める高橋克典氏の衣装は、手を抜いたわけではなく2本共
ローゲージタートルニットの中にシャツを着せ、襟を立たせながらちょい見せするパターン…ただ1本目はサックスブルーのタートル(Fedeli)で落ち着いた雰囲気にまとめましたが、
2本目はコレですよ…
バックに飾られた花束にリンクした、パープルタートル(Fedeli)+パープルパンツ(PT TORINO)というKatsuにとってはやや過激にも見える色合わせ〜苦笑。
でも「紫」という色は昔から「貴族を表す神秘的な色」として「皇族」や「贅沢」の象徴とされている色ですので、ヤンチャな方が着るといきなりヤンキー風になりますが、お育ちの言い方が着れば いきなり高貴でお上品な印象になるのが不思議…もちろんKatsuは後者であることは間違いございません…。
『本日のお弁当シリーズ』は、どこのお弁当なのか何も書いてなかったのでよくわからなかったんですが、
「ハンバーグ」をメインにした よくある感じのもの…ただ肝心の「ハンバーグ」の味がだいぶケミカルで食べるに値しなかったので、デミグラソースがかかった「チキンカツ」を中心にご飯半分だけいただくことに…。
そしたらスタッフの女子が「クスッと笑ってくれたら嬉しいです!」と いきなりバレンタインデーにちなんで、
こんな僕ら昭和なオヤジには懐かしすぎるカセットタイプ風のケースに入れられた
チョコレートをプレゼントしてくれたから、楽屋でKatsuたちと大盛り上がり!!
またこのチョコの味がだいぶ素朴なミルキー味でウマかったなぁ。。。
夜は21:00と少し遅い時間から、
焼鳥の名店100選に輝く福岡の西中洲『焼鳥松元』の元で修業を積んだ店主が、半年前に麻布十番にお店をOPENさせたばかりの『焼鶏まつもと』に初訪問。
なんせ中も全く見えない扉を恐る恐る開けてみると
さらにこんな贅沢な小空間が現れ、さらに奥の扉を開けると
ようやく落ち着きのある高級感あふれたカウンター席のみのスペースが登場…。
席から眺める焼き台はもはやどこかのDJライブステージのよう… 笑。
数カ所に置かれる盆栽アートも、ほっと心落ち着かせる大事な役目をしっかりと果たしております。
この店のシステムは、基本18:00のオープンからは全部で20品も付くというジャスト¥10000の「地鶏堪能 おまかせコース」のみのご提供となるんですが、20:30を過ぎると
「精選アラカルト」たる、はじめに先付け+おかませ三本セット(¥2000)からスタートし、あとは お好みのアラカルトを追加オーダーでいただくことができますので、その日の状況によって使い分けれて便利。
というわけで今宵はアラカルトで…アルコール類はビールに焼酎 &日本酒はとてもリーズナブルなのに対し、シャンパン&ワインは高級品のみしか置かれていないという構成なので、貧乏人な僕はもちろん
芋焼酎「伊佐舞」をソーダ割りで…初めていただきましたが、鹿児島県伊佐市の原料だけを用いた、故郷を大事にする伊佐地区限定焼酎とのことで、芋焼酎の風味を残しながらも、軽快でフルーティーな味わいがめちゃハマり、あまりに美味しくてなんと4杯もおかわりしてしまいましたよ〜。
そしていよいよお料理の方ですが、
先付けはじっくり低温調理された「鶏ハム」…大きめなものが3枚も付いてきたので、これだけで焼酎一杯はすぐに完飲…笑。
あらかじめ大将には「内蔵ものNG」と伝えてあったので、まず最初の「おかませ三本セット」は
弾力性のある「はらみ」(ん?内蔵??でもめちゃウマ!!)から始まり、
2本目は東京ではこの店でしか食べられないという、1本で1.5羽分も使用する長崎のばってん鶏の「肩」の部分…これにはちょっとあまりにジューシーで柔らかく、いきなり度肝を抜かれましたね〜この店やっぱ凄いかも。。。
3本目は口の中に入れた瞬間にとろける「ぼんじり」…いやいやマジでヤバいヤバい!!
ここからはアラカルトで
なんか焼いてるところを見ていたら、意外にも謎のオイルや胡椒などをふんだんに使用していた絶品「芽キャベツ」に
半熟もいいところの究極「うずら」。
そしてまたまた驚かされたのは、見た目はノーマルなこの「つくね」…まずふわふわで柔らかいと思って一口いただくと、なんと肉自体噛み応えがある上に何やらシャキシャキ感が口いっぱいに広がるじゃないですか〜「これって蓮根?」と大将に伺ってみると、「イヤイヤ違うんですよ…日本では滅多にお目にかかれない中国産の大黒くわいなんです。」とのことで、その食感たることやら、もうひき肉との相性抜群で、いやぁ〜恐れ入りましたの一言!!
最後に脂の乗り切った「せせり」に
手の込んだ味付けが施された「ズッキーニ」と、まぁどの焼き物も今まで食べてきた焼き鳥の常識を覆す美味さに感動の嵐!!
ただSNS情報ではここの〆の「親子丼」が史上最強と書かれていたのに、なぜかこの日はメニューにはなく、ダメ元で大将にお願いしてみると、
「裏メニューですけど…。」と言いながら笑顔で作ってくれました〜ちょっぴり甘めなとろとろ半熟親子で、もちろん一瞬で秒殺。
さらに帰り際には「本当はコースを頼んでいただいたお客様に渡しているんですが、もしよかったらどうぞ。」と親切にも「きのこの炊き込みご飯おにぎり」までお土産でいただいてしまい、いやぁ〜なんて至れり尽くせりな店なんでしょうか。
焼き鳥激戦区として名高い麻布十番ですが、ぶっちゃけ僕的にはあの不動の名店からついにトップの座が奪われたかなというのが正直な感想…大将の携帯番号までGetしたので、今後通い続けるのはまず間違いないと断言しておきましょう。
店を後にしたのが22:10過ぎ…まだ少し呑み足らなかったので、『麻布十番探検隊』というコミュニティーサイトで告知していた、まだ一度も伺ったことのない
カリフォルニア料理店『STOKED』にて21:00から閉店まで、まだ日本ではあまり馴染みのない「レイトハッピーアワー」システムを2月いっぱい試しに導入するとの情報を得ていたので、
これはお店の雰囲気も知るチャンスかなと一杯だけ、なんとわずか¥500で提供される白ワインを飲みに訪れてみました。
L.AやHawaiiなど全米では常識のこのシステム…ハワイに家がある頃は、いつも最初に夕方からの通常のハッピーアワー時に入店し、安くなっているお酒やフードを大量に頼み、そのまま普通営業時はスルーして、また遅い時間から始まるレイトハッピーアワーでオーダーを再開するいった、貧乏人丸出しの日々を送っていたのが、今となっては懐かしい思い出であります。
22:30ラストオーダーということで、あと数分しかなかったもんですから、まさかの最初から2杯も頼んでしまった(?)その原因とは、なんとその白ワインが
我が家のハウスワイン『BEND』だったからでありまして、偶然にも 麻布十番に生まれ育ったというL.A 帰りの気さくなオーナーも、やはり僕と同じ「白ワイン」=「BEND最強説」を唱える一人だということが判明し、いきなり心が打ち解けてしまいましたよ〜。
僕らが若い頃に流行った、憧れの「カリフォルニアクイジン」と言えば、やはり全米No1シェフとしても有名なウルフギャングパック氏がオーナーシェフを務める、ハリウッドのサンセット・ブルバードで大人気の『Spago(スパゴ)』の東京支店(六本木)がすぐに頭に浮かびますが、この店のマスターやシェフも同じくウルフギャングパック系列の東京店からロスに渡り修行を重ね、この地元麻布十番に昨年オープンさせたとお聞きし、僕も大好きなお店ですので さらに親近感が湧きましたね。
マスターがベースボール好きということで、ワイン専用の冷蔵庫の中には、大リーグの名門チーム名のラベルのついた飾り用ワインが置かれていたり、
『世界のオオタニ』のマスコット人形が飾られていたりと、まさに麻布にいながらL.Aを体感できるワクワク&ドキドキな素敵な空間。
地下がメインフロアですが、その手前の半地下には
わんこ専用の個室も用意されておりますので、愛犬家同士の争奪戦は避けられそうにもありませんが、こりゃじっくり本場 L.A仕込みの味を確かめに来ないとね〜。
結局閉店の23:00まで居座ってワイン二杯でジャスト¥1000…ここ麻布ですからね〜また未知なる素敵お店との出会いに感謝であります。。。😌