朝目覚めると
早くもグラがグロッキーなほどの気温の上昇。
とりあえずジムで汗を流した後 自宅に戻り、こう蒸し暑くちゃ そろそろ「そうめん」かなと、キッチンをガサガサと漁っていたら、
「あごだし」で有名な『味の兵四郎』から出されている、「そうめん」よりは ややしっかりとした弾力を楽しめる太さがちょうどいいと人気の「手延べ細うどん」を発見したので、それを納豆と卵黄の入ったおつゆでいただくことに…この「納豆そうめん」というとすぐに思い出すのが、大昔に中井貴一氏のCMのお仕事でフランスの田舎町を一種間ぐらいかけて横断しながら撮影した時のこと。
もちろん和食などあるはずもない場所を転々としてたもんですから、毎日毎日こってりめなものしか食べるものがなく 相当胃腸がやられていたんですが、ようやく最終地点のパリに戻ってきた時に撮影の合間をぬって遊びに行った友人のアパートでもてなしてくれた「納豆そうめん」が、この世のものとは思えないぐらい美味しくて美味しくて、今でもその味が忘れられないんですよね〜😆。
本来そこまで好きなわけではないんですが、やはり暑さで調子を崩した時なんかは
「梅干し」あたりをトッピングしてつるっとやるとやはりウマい!!
それにしてもまだ梅雨開けもしていないのに この暑さじゃ、一体 夏本番はどうなることやら。。。(汗)
この日は義母のBirthday当日ということで、日も暮れた頃から
一見さんお断りのシークレットイタリアン『5 1/2(チンクエメッツォ)』を予約。
赤ワイン好きな義母に合わせて、最初から
樽の香ばしく甘い風味が漂う、濃密濃厚でリッチな味わいで数々の賞も受賞しているイタリア のラツィオ州のリッチな赤ワイン「San giovenale habemus」でまずは乾杯。
とうもろこしの「アミューズ」から
熱々&ふかふかの「自家製パン」達が出てきたところで
お楽しみの3台のワゴンに乗せられた前菜たちの登場…これでも少しレパートリーが減ったと言うから、一体 葉狩シェフの頭の中にはどれだけのレシピが詰まっているのか??😅
いつも同じようなパターンで責めているので、今回は少しイレギュラーな頼み方でもしてみようかと、
まず前菜を全てパスして(苦笑)、
その代わりに 知る人ぞ知る隠れメニューの絶品「タルタルステーキ」で赤ワインをちびちび…これって超がつく贅沢じゃない??
ただ前菜の中で一品だけ気になっていた
スクランブルエッグと野菜の詰まった「揚げクレープ」だけは思わず頼んでしまったんですが、正直いらなかったかも…苦笑。
パスタもパスして
その代わりはあの『CHIANTI』の伝説とも言える「牛肉のピラフ」を!!
久々にいただきましたがやはりどう考えてもこれ以上贅沢なピラフは他にはないね〜初めて口にした時は本当に美味すぎてひっくり返ったもんなぁ…笑。
さらにメインは
同じく『CHIANTI』のシグネチャーメニューのひとつで、若い頃はこれしかオーダーしなかったほど大好物な「チキンのメキシカン タバスコソース」!!
いくら骨つきとはいえ、ここまでデカイのが出てきたのは初めてだな〜😂。
日頃いただかないドルチェもやはり目の前で説明されたら食べちゃうわけで、(苦笑)
僕はお上品に(笑)、真ん中に見える生クリームたっぷりの
「ロールケーキ」と「びわのシャーベット」をチョイス…いやぁ〜やはりこの店は特別感があるよね〜。
葉狩シェフの集大成とでも言いましょうか、『CHIANTI』や『Appia 』からの流れもしっかり守りつつ、新しいものと古いものとが入り混じることによって生ずる相乗効果が、これ以上ない究極の贅沢な味わいを作り出し、 決して裏切ることなく僕らを楽しませてくれるから やっぱ感動するんだろうなぁ…。
お値段も徐々に『CHIANTI』に近づいてまいりましたが(苦笑)、唯一無二の僕的 東京ではNo1のイタリアン…これからもずっとこの独自のスタイルを守り続けてくれることを祈ります。。。😌