-日本人として必ずや見ておかなければいけない作品であります…😌。-

日本人として必ずや見ておかなければいけない作品であります…😌。

少し体調も良くなった連休最終日(僕的には明日からもまだ連休ですが…😅。)でしたが、この日ものんびりと自宅で過ごす予定でありましたので、ここで一気に

第82回ゴールデングローブ賞にてテレビドラマ部門「作品賞」をはじめ「主演男優賞」「 主演女優賞 」「助演男優賞」などあわせて4つの賞を受賞した

真田広之氏がプロデュース&主演を務めたアメリカ作品SHOGUN 将軍を見てしまいました…いやぁ〜感動したなぁ…🤣。

まぁ「ゴールデングローブ賞」の前に 昨年の米国テレビ界の「アカデミー賞」ともいわれる第76回エミー賞の時点で、作品賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめとした主要部門を総なめし、エミー賞史上最多となる18部門を制覇という歴史的な快挙を成し遂げていたわけですが、まぁ正直日本人的にはピンと来ていなかったものの、いざこうやってじっくり見てみると、いやぁ〜本当にどれだけこのドラマが凄いかがよくわかります。

ジェームズ・クラヴェル1975年の小説将軍を原作とし、レイチェル・コンドウ脚本で、その夫でもある大ヒットムービートップガン マーヴェリック』の発案者でもあるジャスティン・マークスが制作総指揮といった豪華製作陣も話題になりましたが、やはり何と言ってもこの作品自体が現実化したその裏には

「主演男優賞」に輝いた真田広之氏の並ならぬ努力の賜物としか言いようがないでしょう。

いくら「ディズニー」がバックについたからと言っても、一話につき10億といた予算をかけるドラマなんてそうはないですからね〜😌。

撮影は日本ではなく、全てカナダ・バンクーバーで行われ、そこに漁港や武士たちが暮らす街並みや大阪城など、戦国時代の日本が忠実に再現されました。

まぁこの壮大なるセットや華やかな衣装にまずは驚かされますよね〜🤣。

この物語の内容を簡単に説明致しますと、関ヶ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた陰謀と策略を壮大なスケールで描いているわけですが、その中心となる

「真田広之」氏演じる「吉井虎永」(徳川家康)窮地に立たされる所から物語は始まります。

その背景はと申しますと、長らく続いた戦乱の世に終止符を打ち、天下を統一した太閤(豊臣秀吉)が、側室である落葉の方との間にできた世継ぎの八重千代がまだ幼いうちに死の床についてしまい、そこで太閤の部下である5人の有力大名を「五大老」に任命し、八重千代が元服して新しい統治者となるまで、合議制で政治を行うように取り決めるわけであります。
その時代はまだ各地を治めていた大名たちが、それぞれの領地で権勢を震っていた時代ではありましたが、本来「五大老」は日本を割ることなく平和を維持するためのものでありました。

しかしついに太閤亡き後の1600年に五大老の中での確執が表面化し、筆頭格である石堂和成と杉山、木山、大野ら他の五大老は一致団結したものの、それぞれの醜い欲望に気づいた関東領主である吉井虎永だけが大坂城に反旗を振るうことになるわけであります。

まぁ逆を言えば、常に冷製沈着で太閤の遺言を守り、関東で勢力を拡大していった虎永に脅威を持ったその他の4大老が結束し、彼を討つことを決めるわけでありまして、そんな戦のない平和な世を夢見る孤立無縁となった虎永でしたが、敵の包囲網が迫る中、やはり結局はまだ勝たねば何も意見が通らない時代であるが故に、ついに重い腰を上げ石堂らと対峙することを決意するといったストーリー。

そこに裏方である女性たちの悲しすぎる様々な物語や、当時激しく対立していた「カトリック」と「プロテスタント」との関係などが絡み合い、この物語はより深いものになっていくわけでありますが、

まぁとにかく全てにおいて日本を忠実の描きたいという思いを込めた真田氏のこだわり無くしては始まらなかったわけで、彼の役割というものは単なる一人の主演男優という立場だけじゃ言い表せませんよね…素晴らしすぎる演技は言うまでもないんですが、ひとつだけ僕が思ったことを言わせてもらうと、意外に真田氏の登場シーンが少なく感じたのは僕だけでしょうか…😅。

まぁやはりプロデュース業と兼ねてましたので、そちらの方が忙しかったのかもしれませんが…😌。

僕も随分と前になりますが、何度か真田さんのスタイリングをさせていただいたことがあり、その後青山のとある隠れ家バーでグラスを傾けたこともあるんですが、とにかく優しくて律儀で真面目な印象だったなぁ…その当時ももちろんすでに大スターでありましたが、ラストサムライ出演以降、もはやあの世界の渡辺謙氏を抜く勢いの世界的なハリウッド大スターですので、今となってはいい思い出であります。

そんな真田氏と共に主演女優賞に輝いた(同じ原作のドラマ化『将軍 SHOGUN』1980年に島田陽子さんが受賞して以来日本人として 二人目

アメリカでの活動が中心の 日本では全くと言っていいほど無名だったアナ .サワイ嬢…こちらはまさに全編出っ放しの思いもよらぬ素晴らしい演技で度肝を抜き、彼女こそが真の主演といった印象でありましたね〜🤣。

京都の本能寺」織田信長を討ったとされる明智光秀の三女 細川ガラシャにインスパイアされた「戸田鞠子」を演じたわけですが、キリシタンとして洗礼を受けて以来 ポルトガル語や英語を覚えたという設定で、本編では虎永からイギリス人航海士ブラックソーン(按針)の通訳に任命され、その職務を忠実に全うします。

実際は1992年6月11日ニュージーランドに生まれ(32歳)、幼少期をニュージーランド、香港、フィリピンで過ごしたために日本語と英語が堪能ということ。

経歴をご紹介しときますと、12歳の時に一万人の応募者の中から舞台ミュージカルアニーの主人公に選出され女優業を日本で開始…その後Avexに所属しバリンガルで構成された5人組女性ボーカルグループARA、さらには日本の5人組女性ダンスボーカルグループFAKYのリーダーとして活躍した後にグループを卒業後 アメリカに渡り本格的に女優業を開始したという頑張り屋さんのようであります。

あまり日本では知られていなかったですが、2021年のワイルド・スピード/ジェットブレイクで注目を浴び出した後に、2023年にはゴジラなども登場するドラマシリーズモナーク:レガシー・オブ・モンスターズで主人公を任されるなど、ハリウッドにおける彼女の活躍には目を見張るものがあったらしいので、今回のこのただの日本女性ではない難しい役柄も案外すんなりとゲットできたのかと思いきや、最初のオーディションでは落とされ、その後 3度にも及ぶ再トライを重ね、ようやく役を得られることができたとのこと。

まぁとにかくこのドラマでは完璧に突出して一番美しく輝いていたのは確か...僕ももうすっかり彼女の虜であります…😌。

この作品によって、サワイのハリウッドでの活躍がさらに加速するのは確実…劇中では最後の最後に命を落とす設定ではありましたが、この『SHOGUN 将軍』ブームの中、続編を撮ることがが決まりましたので、彼女も単なる回想シーンのようなありきたりの設定ではなく、あっと驚くような何かしらの形で再び登場するらしいとの噂なので、しばらくは今後の彼女の動向から目が離せないのは確かであります…😌。

そんな鞠子と幼少期を共に過ごした幼馴染的存在なのが

二階堂ふみ演じる「落ち葉の方」…亡き太閤様の側室で彼の子を産ませた唯一の女性として大阪で大きな政治的権力を握っておりました。

もちろんお分かりかと思いますが インスパイアされているのは淀君(茶々)ですよね〜。

女性としての魅力には溢れているものの、無慈悲で計算高き性格なので、息子の八重千代が成人するまで後継者として安全な立場ではないとわかっていることから、強い権力を持ち始めた虎永に終止符を打つが如く 一時は石堂サイドに着きますが、最終的には虎永サイドに寝返り、彼の天下統一に貢献することになります。

実はこのドラマを見た後に遅ればせながらあの日本で大ヒットしたギャグ漫画の実写版映画翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜を見たんですが、

その女主人公 壇ノ浦百美役の二階堂ふみとは大違いすぎてびっくりしたなぁ…とても同じ人とは思えませんよね〜🤣。

昔から思ってましたが、いやいや女優さんってもちろん尊敬もしてますが それ以上にやっぱ怖いよね〜というか、役者に限らずそれって女性全般に言えることかな…😅。

そしてそして予想以上にいい演技をみせてくれたのが

助演男優賞をとった浅野忠信虎永の家臣であり伊豆全般を支配する「樫木藪重」という武将を演じたわけですが、

実は裏では忠誠心も何もなく、出世のため、保身のために裏切りを繰り返す田舎侍をまぁホントやたらと上手に立ち回っておりました。

そんな彼の領地にブラックソーンが乗ったオランダ船が漂流し、そこに積まれていたその当時の日本では目にしたことのないような大砲や武器にチャンスを見出す所からドラマは始まっていきます。

ちなみに彼の具体的な実在の人物は存在せず、さらにラックソーンがインスパイアされている現実の人物ウィリアム.アダムスは、伊豆ではなく、九州の豊後(現在の大分県)に漂着しております。

そして虎永のライバルで大阪城一の五大老の中で最も権力を持つ「石堂和成」を演じたのが

他の五大老と共に様々な手段を使い虎永を窮地に追い込みましたが、最終的には自分が太閤に近づこうと手玉に取ろうとした「落ち葉の方」に裏切られ、「関ヶ原の戦い」で敗れることになります。

そして浅野忠信と引けを取らないほどのいい脇役を演じたのが

長きに渡り虎永に仕え、忠義を忠義をを尽くす剛将「戸田広松」を演じた西岡德馬氏。

インスパイアされたのは元々は足利将軍家の家臣であった細川藤孝...虎永にとってはただの家臣ではなく、経験豊かな助言者でもあり、誰よりも信頼できる友人であったはずなのに、意見の相違から虎永の目の前で腹を割く結末を迎えます。

まぁそれにしても昔の人ってすぐに自害するのが当たり前で驚きますよね…忠誠心が強いのもよくわかりますが、それ以上におそらくプライドが異常に高いんでしょうね…😅。

プライドがないのがプライドの僕としては考えられない時代であります。

あっそうそう〜後このドラマではやたらと首を刎ねるシーンがありますので、心臓の弱い方はお気をつけください…😌。

そして最後にやはり最もこのドラマで最も重要な唯一の米国俳優

徳川家康の外交顧問として、初めて外国人でサムライの称号を得たウィリアム.アダムス(日本名 三浦按針)にインスパイアされた

「ブラックソーン(按針)」を見事に演じきった、米ニュージャージーで生まれで英国在住のコズモ・ジャーヴィス。

太平洋諸島の航路を開拓し、アジアにおけるポルトガルとスペインの貿易を妨害する使命を受けオランダ船に乗船するものの、遭難してしまい、伊豆の樫木藪重の領地に漂着してしまうことから、この物語は大きく変わっていくわけであります。

そこで自国とは全く異なる文化に翻弄されつつも 虎永に目をかけられ、「按針」の名も得て 少しづつサムライとしての心得を身につけていく役柄…なんとなく最初の方はぎこちなく感じていましたが、最終的には一人この日本人だらけのメンバーの中で決して引けも取らず 素晴らしい演技でしたね〜。

実際の事実として彼の乗ったオランダ船は、出港当時 107門の大砲を積んだ5隻の重武装船と、500人の兵士と船員を率いておりましたが、航海は予想を上回る困難を極め、豊後(現在の大分県)に漂着した時点で生存者は船員はわずか24人しかいなかったと歴史には刻まれております。

とまぁざっくりとこのドラマを振り返ってみましたが、みなさん少しは興味が湧きました?

自分も含め日本人って自分の国の歴史って日頃そこまで関心がないですが、ここまで海外の方がリアルに現実だったことを描いてくれると、さすがにより日本て凄い国だったんだなぁとつくづく感じてしまいましたよ〜😌。

ホントまだ見てない方は絶対に見た方がいいですよ〜超オススメ!!

ただしディズニープラスに登録しないと見れないわけですし みなさんきっと勘違いされてると思いますが、「ディズニー」と言ってもこのドラマのように決して子供向きのものしかないわけではないし、話題の作品がたくさんまさかの自宅で悠々自適に見れるわけですから是非とも加入した方がきっと人生楽しくなりますよ〜月額たった¥990で見放題ですので悪しからず…😌。

そんな興奮ただらなぬ夜は、逆に自宅にいるのが飽きたので 紀州備長炭で丁寧に焼上げ、伊勢志摩の「真珠塩」を利かせる本格的 & 伝統的な焼き鳥が自慢の

南麻布嶋家さんへ…🐓。

いやぁ〜実に焼き鳥屋さん自体久しぶりだなぁ…。

この店ではいつもなら「冷酒」に走りがちなんですが(ワインリストも豊富です!)、まだ本調子ではないので お酒は軽めに

「焼酎のお湯割 自家製南高梅の梅干し入り」に。

左手の「きゅうりを挟んだかまぼこ」お通しで、右手の「冷製ささみ」ワンちゃんへのお店からのサービス…つまりこの店も

もちろんグラ姫も同伴可能〜まぁ一応テラス席ではあるんですが、そこまで広くないそのスペースは前面ビニールシートに覆われているし、なんとストーブを3つも用意してくれるから、この寒空でも全くノープロブレムでぬくぬくできるわけであります。

昨日からほとんど何も口にしていないので、一応食べる気満々でやって来たのはいいんですが、この日オーダーしたものといえば

まずは店自慢の「プレミアム熊野地鶏3本コース」から、いわゆる一般的には「さび焼き」と呼ばれる「ささみ」(塩)からのスタートで、2本目は

少量貴重な首肉の「せせり」(塩)。

そして最後が余分な脂がなく、「かしわ」よりも弾力のある赤身肉(ふくらはぎ)「タレ」でいただく「とうがらし」の3本。

あとは「大山鶏」のアラカルト

胸と手羽の継ぎ目であります「胸とろ」(塩)

良質な脂で柔らかいももの中心部であります「おび」(タレ)…そして最後はやはり

まるでハンバーグのようなBig Sizeで、貴重な「ちょうちん」を崩し卵がわりにつけていただく「つくね」(タレ)のたった3本…。

まぁ案の定といえばその通りなんですが、やはりもう食べてなさすぎるせいか 胃が縮小されてしまってるので、とにかくすぐにお腹がいっぱいになってしまうんですよね〜若干誰もが「え〜もう終わり?」と少なく感じるかもしれませんが、でもこの店の焼き鳥はどれもサイズ感がだいぶボリューミーなので、今の僕にはこれが限界…入店時には〆の炭水化物は何を食べようかなぁなんて一応悩んだりもしてたんですが、やっぱ全く食べることは不可能でありました…😅。

でも明日はとある盛大なパーティーもあって、ゴージャスなお食事に加え 大好きな白ワインをわんこ呑みすることは確実なので、今宵は地味に…あ〜それよりも次のドラマは何にしようかなぁ〜?

自宅に戻り、ゆっくり吟味することに致しましょう…😌。

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