まだ公表できない(というか まだ確実にやるとも決まってもいないんですが…苦笑。) とある企画の打ち合わせで 、その主役としてお願いしている大巨匠をお連れし
白銀高輪の隠れ家無国籍レストラン『酒肆ガランス』の個室での まず一発目のミーティングディナーを開きました。
それもぶっちゃけハワイから帰国した成田空港から直行といったハードスケジュール…笑。
その内容はまだ完全シークレットで何も語れないので、とりあえず巨匠に食べていただいた僕のオススメメニューをご紹介いたしますと、
酒呑みにはたまらない「雲丹と卵黄の紹興酒漬け」と「生牡蠣の紹興酒漬け」をセットにしたお皿。
絶対安心の「クレソンとカリカリベーコンのサラダ」、
「鴨嫌い」な僕があっさり食べれた「鴨つくねの炭火焼き」、
見た目からは想像できないぐらい美味しい(笑)「ドライフィグ、ハム、マッシュルームのフリット」、
みんな大好き「特製ハンバーグステーキ」、
他店では絶対にお目にかかれない、僕的No1フェバリッツ「海苔のパスタ(濡れがらす)」、
舌も痺れる衝撃の名物「麻婆麺」…と、とりあえず僕のお気に入りをひと通り食べていただいたら、とても気に入ってもらえてホッと一息。。。
昔から腐れ縁の(笑)お店のオーナーである星野哲也氏も紹介でき、とても犬好きな巨匠は そこで僕同様「ワンコ同伴許可」も頂いて、「 これで堂々とこの店に愛犬を連れて来れるね〜。」とご機嫌で迎えの車に乗り込んでおられました。
。
そして2日ほど 経ち(昨日は一日中 この欲張りグラ姫のお守り…何個おもちゃを抱えれば気がすむのか??…笑。)、
早くも2回目のミーティングディナーで、今度は巨匠から指定されたのが
昔よく通っていた頃の あのアメリカンダイナーな面影のかけらも残っていないほどモダンに変身してしまった
『キャピトル東急ホテル』のコーヒーハウス『ORIGAMI』…。
やはりここでは旧キャピトル東急ホテルのコーヒーハウス『オリガミ』やメインダイニング『ケヤキグリル』から「受け継がれた名物メニュー」を頼まないと意味がありませんので、まずは
「ロメインレタス、プロシュート、シュリンプのシーザーサラダ」
と
鳥の形をしたナプキンの上に盛られた超ボリューミー「チキンバスケット」あたりをシェアしつつ、
やっぱり何と言ってもこの究極の二品…まずは「サンバル」を自分で調整しながら加えつつ 全体をかきまわせて お好みの味わいでいただく「インドネシア風フライドライス(ナシゴレン)」に
『ザ・キャピトルホテル 東急』の前身、『東京ヒルトンホテル』の総支配人リチャード・ハンデル氏が日本で人気があるメニューをゲストに発信したいと考案されたご存知「排骨拉麺(パーコーメン)」をいただかなければここに来た甲斐はございません!!
ただし ボリュームが凄すぎて食べきれないのが現実ですので、どうしてもこの二品食いをなさりたい方は「受け継がれた名物メニュー」シリーズは全て半分でオーダーできることになっておりますので、「ハーフ&ハーフ」でオーダーするのが良いかと思われます…笑。
さらに〆のデザートで ここに来たらどうしても食べておかないといけないものがございまして、それがこの「ジャーマンアップルパンケーキメープルシロップ」!!
当時の総料理長オーストリア人のカール・ホーマン氏が、故郷がドイツだった自身の祖母が作ってくれた家庭料理をイメージし開発したメニューでありまして、パンケーキといえども いわゆるジャーマン風…つまりHawaii の『オリジナル パンケーキハウス』で有名な「ダッチベイビー」と同じものでありまして、それをだいぶ軽くして りんごを散りばめた ような この不思議な食感がこれまた一度食べたら病みつきな一品…。
とまぁ〜この日もたくさん頼んで たくさん食べて…と、楽しいことばかりのように思われるかもしれませんが、実は肝心の打ち合わせの方はというと、ちょうどこの日にまさかの巨匠の家庭内で信じられないほどのとても悲しい出来事が起きてしまい、そんな中ですから もちろん「今日は中止にしましょう。」と提案もしたんですが、「いや、僕から約束したし気晴らしにもいいから。」と自ら運転をなさってわざわざ来ていただいたものの、やはり相当落ち込んでいらっしゃって 全く打ち合わせの気分ではなかったので、今回は食事だけで仕事の打ち合わせは延期に…。
さらにこちらがお願いしているお仕事で来て頂いてるわけですから お支払いしようとすると「今日は僕の方の都合で話もできなかったし…。」とご馳走にまでもなってしまい、大変恐縮するばかり。
それにしてもそんなことがあるんだと思わざるを得ないほどの出来事で、もし僕なら半年以上は立ち直れないだろうなぁ…涙。
かける言葉も見つかりませんでしたが、早くいつもの明るい巨匠に戻れることを心からお祈りして。。。