3月21日の「春分の日」は、
NTV『番組対抗 2023春 世界一受けたい授業ブロック』の収録が行われ、
巨匠は下ろしたてのスーパーライトな
ブラウンコットンスーツ(TAGLIATORE)を着て、MCでの参加…76歳にして今だこんな大人数のキャストをまとめ切るパワーは尋常じゃないよね〜いやいや 頭が下がる一方であります。
そういえば 「卵」の価格価格高騰により、販売を中止していたはずの
もうお弁当のラインナップに入ってたのは驚きましたが、この妙に硬めの「焼売」いらずの「焼き飯」がまたウマいんですよね〜😋。
そして収録後はこの前の『Trattoria della Lanterna Magica』に次ぐクラシコイタリアーノシリーズで
1983年オープンの青山三丁目にある 老舗中の老舗ピッツェリア『Pizzeria Sabatini Aoyama(ピッツェリア・サバティーニ 青山)』を超超お久しぶりに訪問。
イタリア製の絵画や絵皿、ピンクのクロス、温かなオレンジを基調とした壁と、初めて訪れた人なら 誰でも本場イタリアのピッツェリアそのものをイメージしてしまうかもしれませんが、
実は オープン当初はこの何倍もよりイタリアらしい内装で本当に素晴らしかったんですが、正直今の感じになってから急激に味が落ち、あまり行かなくなってしまったんですよね〜😅。
大昔にローマでも行ったことのある、お隣の『リストランテサバティーニ青山』は今でもその当時の面影を残しつつ、未だにこれでもかというほどのクラシックなお料理を提供し続けているみたいなので、是非ともこちらの方も久々に伺ってみたいとは思ってはいるんですが、相変わらずの結構なお値段ということで、なかなか予約を入れる勇気がございません…苦笑。
オープン当初はオーナーのシニョール サバティーニがいつもローマからこの店に来ていて、「これぞイタリア人!」というぐらい、 僕の友人を含め、笑っちゃうほど多くの日本人女性をナンパしまくっておりましたが、今もまだ現役なんでしょうかね?
もうさすがにこの世にいない可能性もありますが…苦笑。
そんな老舗のこの店でこの日オーダーしたものは
セモリナ粉を使用したカリッとした食感の「色々魚介のフリット」(¥1800)を前菜に
海老、ガーリック、モッツァレラ、トマトソースのピッツァ「Gamberi e Aglio(ガンベリ エ アーリオ)」(¥2200)。
パスタはやはりローマ伝統の卵、チーズ、パンチェッタのみの大人の「カルボナーラ」(¥1800)。
そしてもう一枚…ポルチーニ茸、ツナ、色々キノコ、モッツァレラをのせたビアンカのピッツァ「Boscaola(ボスカオーラ)」(¥2200)を。
この店では一応メインまで用意されておりますが、あくまでもピッツェリアですから 本来逆にそこまで頼むのは邪道だし、Pizzaは手ではなくあくまでもナイフ&フォークで食べるのが常識だったり、イタリアでは基本、一人で一枚のPizzaを抱え食いするのが当たり前なところを、日本ではどうしてもみんなでシェアしていただくのが習慣と、それぞれの国でわずかながらに考え方が違うのもご愛嬌なところ、とにかく昔はローマピッツァといえばここ『Sabatini』に来ないと食べられなかったほど、Pizzaといえばナポリピッツァの印象が強いわけですが、僕は断然ローマ派!!
というわけで超久々にいただいたわけですが、味は最高にウマいのに、
肝心のピッツァ生地が いつからこんなお煎餅のようなものに変わってしまったのでしょうか?
まさかのナイフで切れないほど硬いのはなぜ??
なんせ日本でローマ風のピッツァはあまり普及していないもんですから、たまに無性に食べたくなるわけですが、この生地じゃどうしようもないので、同じく一度激しく味が落ちて以来、久しく伺ってない、ここ『サバティーニ』出身の麻布十番『Pizzeria Romana Gianicolo』にも、近々再トライしてみようかな…😅。
結局はダントツで代々木の『Pizzeria Romana Ilpentito』がウマいのは重々承知なものの、19時という営業開始の時間と場所が問題で、なかなか伺うチャンスがなく…💦💦💦。
でもやはり今現在、「美味しいローマピッツァ」はその一択しかないということがよくわかりましたので、近々必ずや行くことになるのは間違いなし…あの花の都「ローマ」で毎日のように食べた、パリパリの香ばしい焦げ目のローマピッツァは何処へ。。。
そして結局は六本木『シシリア』の四角いピッツァが一番ということで話は丸く収まるわけであります。。。(笑)