11月25日 、水曜日の話になりますが、
我らが高橋克典氏に白羽の矢が当たったお仕事は、なんと真面目も真面目…大真面目な環境省がクライアントの
『令和2年度気候変動対策のための革新技術(CCUS)情報発信映像』のVTR収録…
故に服装も大真面目にキレイにまとめ(笑)、専門用語が飛び交う長台詞に悪戦苦闘しながらも なんとか 無事に大役を果たすことができました。
その後 麹町のスタジオから繰り出したのは
毎年恒例のクリスマスイルミネーションが眩しい六本木ヒルズけやき坂交差点すぐそばに店を構える
昔ながらの昭和な風情漂う老舗焼き鳥店『串焼 がんちゃん』!!
もう静かに創業46年というのも驚きですよね…。
焼酎がお得意のこのお店ですが、僕はいつも必ずやこの白ワイン「SOAVE CORTE ADAMI」…もっと高級なワインも何種類か用意されてますが、焼き鳥にはこれで十分。
特にこの日はとめどなく飲みまくる悪友(笑)との久々の会食ということで、これ以上のものだと完璧に破産してしまいますしね…苦笑。
お通しはうずらの卵がのった「ポテトサラダ」…コロナの影響なのか、メニューを見ると 普段よりだいぶお料理が厳選されてるみたいです。
とは言っても名物とも言える
カリカリの食感が病みつき間違いなしの「じゃこ奴」や
たっぷりトロ〜リチーズが入った「きつねのうらぎり」は健在。。。
焼き物は「おすすめの串焼き5種類」(¥1750)のうち、「レバー」だけは未だにどうしても食べられないので(苦笑) それだけ
「アスパラ巻き」に変えてもらいつつ
茨城県産「つくば茜地鶏」の「手羽先」、
うっかりタレにし忘れた「つくね 塩」、
「ねぎま」、
「しそ巻き」…といただいた後に
「肉詰 ピーマン」だけを追加。でもあまりに懐かしすぎる昔話しに夢中になりすぎた結果、食べるというよりは飲む専門と化してしまったわたくしどもは、名物のふわとろ「黄金比率の親子丼」にも目もくれぬまま ひたすら白ワインをがぶ飲み…案の定この時点で白えワインは3本空いておりました…苦笑。
そこでやめればいいものを、時計を見るとまだ20時を少し回ったところということで、「もう一杯だけ軽くね〜。」と自分に言い聞かせながらの『がんちゃん』からわずか1分もかからない雑居ビル2階に位置する
『チャイナバル 168』に予約もせずにいきなり乱入〜!!
そうです…その大酒飲みの相手とは、ご存知 メンズ裕福層向けの「超」が付くラグジュアリー・マガジン『THE RAKE JAPAN』編集長 松尾健太郎氏…元世界文化社『MEN’S EX』編集長でもあり、その『M.E』が創刊した1993年頃から、数々の武勇伝を生んだ伝説のページ(笑)を二人で作り上げてきた大親友であります。
それとともに、僕がいきなり『ハッセルブラッド』のカメラセットを2セット買い込み、何も勉強もせぬまま「明日からカメラマンになる!!」と断言した時も、誰もが僕の作品撮りの写真を見ては「いいね〜。」と言いつつも、ひとつも仕事には繋げてはくれなかった まさに暗黒の時代(苦笑)に 、彼だけは「カズちゃんのセンスなら全然フォトグラファーでも頼みたいよ。」とこの世で僕に最初のカメラマンとしてのページを与えてくれた恩人でもあります。
一杯だけと言ったのに、やはりオーダーしたのはCHARDONNAY ボトル…。
『がんちゃん』であまり食べなかった反動からか、つまみも
「揚げピーナッツ」から始まり、
「自家製腸詰」、
「四川よだれ鶏」、
「空芯菜炒め」…と次々とオーダー…苦笑。
でもここの一皿は全てスモールポーションだし、最終的には炭水化物も我慢したので今宵はとてもヘルシーなのでは…
な〜んて思っている間に、ついに今宵 5本目となるCHARDONNAYが…一体、僕たちの肝臓は一体どうなっちゃっているのでしょか??(汗)
まぁそれはさておき、今から思えば 当時のほとんどの売れっ子クリエーターたちが跡形もなくこの業界から姿を消している中、よくもまぁなんとか二人してよく生き残ってるよね〜とお互いを讃えあいつつ、やはり未だに会えば一番盛り上がる昔のネタは、伝説の俳優 岩城晃一氏との地獄の撮影秘話(僕はカメラとスタイリングのダブルワークでありました。)と、自らの出世とお金のことしか頭にないあの某有名元編集長のセクハラ話…爆笑。
松尾ちゃんが『M.E』の編集長だった頃はそのカバーフォト(表紙撮影)までもやらせてもらってたわけだから、まぁよっぽど気の合う戦友(二人ともお揃いのリーディンググラス。)といったところなんですが、会う度に表情がジョン・マルコヴィッチ化してきた 彼お決まりの、僕の肩にさらりと手を置くいつものポーズが、未だに業界の一部に根強く残る『松尾健太郎 ゲイ疑惑』をより信ぴょう性のあるものと感じてしまうのは、本当に僕だけでしょうか。。。(爆笑)