白金から
我が家から目と鼻の先の麻布十番に移転し、
若き中野竜義シェフと舟久保綾子マネージャーの元、再始動を開始した、
もうかれこれ 出会って35年以上の友人でもある星野哲也氏がオーナーを務める
『酒肆ガランス』…「東京の夜」をテーマにお酒や料理も国籍を超え、さらに都会的な「Popina（居酒屋）」を目指して、よりマニアックな一夜をアレンジしてくれること間違いなしの最高にイカした一軒。。。
すでになんとスタッフユニフォームは、このパンデミックな世界に必需品となってしまった「ホワイトマスク」と一番相性の良い「白衣」と（笑）、相変わらず星野氏のユーモア溢れる演出で すでに我々を楽しませてくれてるわけですが、元々この場所は、昨年の8月まで超隠れ家レストランとして、ただでもそのオシャレなインテリアが巷で話題でもあった『麻布十番 燻製 apartment 別邸』（コロナの影響で渋々閉店に追い込まれたとの事。）をほぼ居抜きで引き取り、
そこに『ガランス』らしさをプラスした、まさに最高にセンスのいい 居心地抜群の空間になっておりますので、以前の白金よりもだいぶ箱的サイズ感も余裕もあるし
もちろんのこと、昔から常連の我が家のグラ姫もきっちり席まで用意されて
店内で一緒にワイワイと食事を楽しめるわけであります…。（遠近法でやたらとデカいワンコに写っておりますが、あくまでも「ミニチュアシュナウザー」であります…笑。）
メニューは今まで通り、グランドメニューに加えて 小さな黒板にその日その日の「本日のオススメ」が書かれておるわけですが、そこはあくまでも「自由」がモットーな『ガランス』でありますので、結構メニューに出てないものでも「アレが食べたい!コレも食べたい!」と強くアピールさえすれば、もちろん 材料があればの話ですが、静かになんでも作ってくれそうであります…笑。
現にこの日も星野氏が気を回して「お坊っちゃまのカズさんといえば『資生堂パーラー』的な洋食のイメージだから、とりあえず「蟹クリームコロッケ」でも作りますよ。」と、
いきなり一口サイズのボール型の「コロッケ」が登場〜笑。
それもこんなに小さいのに 予想以上に蟹がパンパンに詰まった「蟹クリーム」で、また「スーパー特選 太陽ソース」ってとこが雑でいいよね〜笑。
お通しは
トリュフペーストがぎっしりと乗せられた「バゲット」…この日のオーダーは
「雲丹と卵黄の紹興酒漬け」に
同じく「車海老の紹興酒漬け」、
新作の「ポルチーニシャンピニオンデュクセルの和牛ハンバーグ」はマディラ酒を使用したソースが、一口目はちょっと甘く感じますが、二口目三口目と食べ続けて行けば行くほど、どんどん癖になる不思議な味覚…故にライスが欲しくならないから、ワインのお供としては最高なハンバーグと言えるんじゃないかな。。。
そしてこの店に来たら やはりコレをいただかないと始まりません…ご存知名物「濡れがらす（海苔のパスタ）」!!
この「イカスミ」を練りこんだ麺と海苔の相性はホント抜群!!
調子に乗ってもう一品…やはり星野氏が経営する池尻大橋の大人気焼肉店『ケニヤ』の〆の名物
「ペペロンチーノ ケニヤ ニンニク地獄」まで頼んでしまったからもう案の定の炭水化物祭り!!
最後はお口直しの「チーズと白トリュフはちみつ」で大満足の中フィニート…。
ここに来るとお客もみんな昔からの知り合いばかりだから、一人で来てもちっとも寂しくないし
だいたいこんな可愛すぎる彼女がいつも隣にいてくれるわけですから（笑）、 もう最高に気分も上がるわけで…いやいや、ホント我が家から1分ですよ〜1 minutes!!
運がいいのか悪いのか…こりゃ〜これ以上廃人にならないよう気をつけて暮らさなければ…汗。
