1月8日から2月7日までの一ヶ月間、ついに1都3県に『緊急事態宣言』が発令されました。
それを考慮しての駆け込み外食じゃないですが、時短営業となる前日の1月7日は
昨年末に引き続き六本木『南蛮亭 総本店』…実は前回伺った時に、もう親代わりのように幼き頃からよく知る大将から「今日みたいに当日予約じゃなく、 前もって言ってくれればメニューにない美味しいもの作ってあげるよ。」と言われていたもんで、今年に入って早めに予約をした日が たまたま『緊急事態宣言』前日となってしまいました…苦笑。
そんな経緯だったもんで、もうほぼ焼き場の仕事は息子（右）に任せて、自らが炭の前に立つことは少なくなった大将（左）なんですが、この日は張り切ってカウンターの内側で声をあげております。。。
70代でもまだまだ現役バリバリ…若い頃は相当この六本木界隈でもブイブイ言わせていた、 伝説の遊び人でもあります…笑。
席に着くやいなや お決まりの「野菜スティック」と「自家製味噌」が運ばれ
この日のワインは、すっきりとした味わいが焼き鳥との相性が抜群の「PINOT GRIGIO」をチョイス。
大将曰く「ちょっと何品か俺の方から勝手に出すから、その後はお好みで頼んでよ。」とのことだったので、最初は何もオーダーせず待っていると
まず出てきたのは「ネギのゴルゴンゾーラソース」…ソースの中に何か柑橘系のものが入ってるのか、ゴルゴンゾーラチーズが苦手な方でもこれなら飲み干せるぐらいめちゃウマ!! ただでも甘い焼いたネギが このソースを絡めることによって より甘く感じます。
次は知る人ぞ知る高級料理で、特にオーストラリアで人気だという「牡蠣のカークパトリック」…カークパトリックとはなんぞやと説明しますと、簡単に言えば 牡蠣にカクテルソースとベーコン、そしてチーズをかけたグラタンでありまして、殻の上で焼かれた焼き牡蠣的なものもあるみたいですが、大将が作ってくれたものは たっぷりのコンソメ風スープの中に泳ぐように牡蠣やベーコンが散りばめられ、とろ〜りチーズとピリッとタバスコが効いた、熱々のスープグラタン風…いやぁ〜なんてお上品な味なんでしょうか!!
なんか『帝国ホテル』や『オークラ』のメインダイニングに来たような錯覚を覚えますね…笑。
さらにとどめはまさかのコレ〜ジューシー極まりない「ビーフカツレツ」…薄めにつけられた衣がサクサクで 、中の牛肉はほんと絶妙なレア具合でもう最高〜!!
これってやっぱ、どう考えてもどこかの一流洋食店の味だよね…マジヤバ。。。
そして大将の最後の一品はこの前もいただいた超甘〜い「安納芋のバター焼き」…
ここでついに もちろん一緒に連れて来てたグラ姫が行動開始…笑。
お得意のパパの右手に頭を乗せながら全体重をかけるといった、いつもの「ちょうだい」アピール!!
もともとポテト好きではあるんですが、
やはりこの安納芋は別格らしく、
前回 一度あげてしまってから、もう完全に虜になってしまった模様…僕ももしかしたら今まで食べた芋類の中で一番好きかもなぁ。。。
後半は息子にバトンタッチして（笑）本来の焼き鳥を数本オーダー…。
絶品「しそ巻き」に、
絶品「フレッシュトマトの変わり焼き」（超ボリューミー!!）、
絶品「肉詰めしいたけ」、
絶品「つくね」2本とトータル5本を追加し、炭水化物抜きで今夜はフィニート。。。
あっ! 必ず出される〆の「白玉ぜんざい」はもちろんいただきましたが、「お茶漬け」や「焼きおにぎり」は我慢我慢…と言いながらこの前は店を出てから「おつな寿司」で「いなり寿司」を買って食べながら移動して、二軒目で「アラビアータ」を食べてたから（苦笑）、ホント 僕の身体的には逆に「ありがとう〜緊急事態宣言! 」と言いたいぐらいかも…苦笑。
いやぁ〜大将、まさかのサプライズメニュー…本当に最高でした!!
あくまでも大将のこのリコメンドメニューは通常では提供していないものなので、もしこのメニューがどうしても食べたい方は 僕のブログを見たと言いつつ、駄目元で一度お店に問い合わせをしてみてくださいね〜。
8日からは政府の要請通りに20:00までの営業となりますが、前回もご紹介した通り こう見えて実は世界で（特にU.S.A）一番有名な焼き鳥店ですので、伝説の『南蛮亭』をみなさま 是非よろしくお願い致します。。。
