前日の雨の影響なのか、30度を下回りだいぶ過ごしやすかった土曜日は、
グラ姫も昼から久々にお散歩ができそうな天候だったもんで、ランチも兼ねて
思い切って恵比寿のつまみの多い蕎麦店『箸庵』まで足を伸ばし、
珍しく喉の渇きを「キリンクラシックラガー」の瓶ビールで潤すことに…気温は少し下がっても、まだまだ蒸し暑いのは変わらないので、やはりたまにはプリン体も気にせず、キンキンに冷えたビールが恋しくなるんですよね。
「焼き味噌 きゅうり添え」(¥580)や
この店定番の「山芋の磯辺揚げ」(¥780)とつまんだところで、
早くも純米超辛口の「日高見 」(¥950)を冷のとっくりで。
あれ?グラがそこまでお酒を凝視してるところを見ると、もしかしたら自分用の冷たいお水が来たのかと勘違いしてるのかも…苦笑。
さらにそんな冷酒にぴったりの
「天使の海老刺身」(2尾 ¥780)や
黄身の濃い地玉子を使用した「だし巻き玉子」(¥850)、
お寿司屋さんばりの「炙り穴子」(¥1200)あたりをつまんだら、
〆のお蕎麦は精力がつきますようにと「せいろの月見とろろつゆ」(¥850+¥320)を。
蕎麦好きのグラももちろんパパからたくさんのお裾分けをいただき 大満足…そういえば久々にこの店にやって来たんですが、わんこOKのテラス席がめちゃくちゃテーブル数が増えていてびっくり!!
最初僕が通い出した頃は、誰もが犬も入れるなんて知らなかったはずですから、もしかしたらまたまた僕のブログの影響だったりしてね〜ホントどこの店でもいいですから、多少何%かキックバックしてくれたりしないもんですかね…😅。
まぁそんな冗談はさておき、この日はその後 少し自宅でお昼寝をしてから、夜は親友でもある金沢在住 矢野博也&香奈子ご夫妻から「都内にいるので、夏バテ解消にガッツリお肉でも食べませんか?」と誘われていたので、お店に向かう前に
ちょっと手土産でも買おうかと、京都の焼き栗専門店『HISAYA KYOTO』の麻布十番店に立ち寄り 諸々商品を物色。
粒あんと栗の甘露煮の入った、HISAYAオリジナルの「ミニサイズどら焼き」や
オリジナルマロンクリームと渋皮栗を濃厚な生クリームと一緒にしっとりとした生地で包んだ『堂島ロール』とのコラボ商品「和栗ロール」もめちゃ美味しそうだったんですが、なんせ日持ちをしないので渋々諦め、
今最もお店的に一番のオススメだという、栗ペーストの生地に大粒の蜜漬け栗を一粒包み、ほっくりと焼き上げた「SWEET MARRON」の8個セットを購入…お酒大好きな矢野ご夫妻ですが、確か甘いものにも目がなかったはずなので、喜んでもらえるといいのですが…😌。
そしてまだ陽も暮れぬ18:00ジャストに集合がかかったその場所とは、
1978年にアメリカのシカゴで誕⽣した老舗ステーキハウス『Morton’s The Steakhouse 丸の内』…Hawaiiの「アラモアナS.C」内にある『モートンズ ホノルル』はもう死ぬほど通いましたが、こちら日本の『モートンズ』は今回が初訪問!!
メンバーは矢野さんを中心に、彼の妻 香奈子ちゃんと、かつて彼女の上司だった『AUDEMARS PIGUET』の重鎮 乾女史、
男子は矢野さん & わたくし小川カズと、
ハンドメイドのセッテピエゲ(7つ折り)ネクタイ「Atto Vannucci」を世界展開する『セブンフォールド社』代表取締役の「仙人」こと 加賀健二氏と、
メンズ裕福層向けの「超」が付くラグジュアリー・マガジン『THE RAKE JAPAN』編集長の「住職」こと 松尾健太郎氏の4人。
何も疑うこともなく、ただ普通に会食会のつもりでやって来た僕ら3人組でしたが、
なんとまさかまさかの矢野さんによるサプライズで、9月生まれの加賀さんと僕のBirthday Dinnerだと聞かされた時は、ホント目ん玉が飛び出るほど驚きましたよ〜!!
いやいや憎いことをサラリとやってのける、さすが金沢を誇るファッショニスタの矢野さん…ワインやお料理の方も全て彼が前もって仕切っていてくれており、僕らはただ目の間に出されたものを、豪快に飲みまくり食べまくるだけの夢のような贅沢なひととき。。。
「フレッシュオイスター」に「シュリンプアレキサンダー」らのAPPETIZERSから、
ボリューム満点の「シーザーサラダ」。
『モートンズ』名物の大きなドーム型状の「オニオンブレッド」は、それぞれ Pizzaのように1/4づつに取り分けるところまではいいんですが、
この生クリームのようなバターがあまりに激ウマなので、お肉が到着する前にお腹いっぱいにならぬよう充分に気をつけなければなりません。
そしていよいよそのベールを脱ぐお待ちかねのお肉降臨タイムは
まずはやっぱり 向かって骨の右側がフィレ、左側がサーロインという、ひと皿で2種の部位を楽しめるフェイバリッツメニュー「プライムポーターハウス」。
さらに「プライムニューヨークステーキ」…と、お肉は全てUSDA(アメリカ農務省)に最上級品質と認定された「プライム」グレードなものを使用し、これを21日~28日かけて熟成した後に、食べる直前に500℃以上のオーブンで一気に焼き上げているから、
まぁどの部位も実にジューシーで、噛めば噛むほどに肉の味がじゅわ~っと広がるわけで、これはもう脂身の少ないヘルシーなアメリカンステーキ好きにはたまらないはず!!
なんか気のせいかハワイでよく食べていた『モートンズ』のお肉より、さらに上質でさっぱりとした後味だった気がしたのは、やはり丸の内を一望する素晴らしいシチュエーションと、洗練されたファッショニスタたちの集まりということが原因なのでしょうか?
確かホノルルでは、まだ若かったせいもあるんでしょうが(苦笑)、必ずや「フォアグラバターソース」や「黒トリュフバターソース」を追加注文してたのも、よりヘビーな印象をもたらせていたのかもしれませんね。
サイドディッシュは「パルメザンチーズとトリュフのフレンチフライ」と、
「ジャンボアスパラガスグリル」。
程よく酔いも回り、お腹もいっぱいとなった時に、
まぁこの歳になるとより恥ずかしさも増してくる、バースデー記念恒例のお誕生日プレート付きデザートは
加賀さんと僕のダブルネームで目の前に登場…写真で見ると小さく感じるかもしれませんが、みんなでシェアしてちょうどいいほどの大きなプレートとケーキですので、
まずはみんなで記念写真を撮ってから
それぞれ一人一人に均等に(笑)シェア。
そしたらさらにサプライズで『H』社のオレンジの紙袋のプレゼントまでいただいちゃったから、もうおじさん二人は涙ちょちょぎれんばかりの大喜び!!
ちなみに僕が58歳で、加賀さんはひとつ上の59歳…こんな歳にもなりますと、この見た目のあまりの貫禄の差が、はっきりと人間の器の差として周りに見抜かれてしまうので、ただただ自分としてはお恥ずかしいの一言。
そんな我ながら薄っぺらな自分の生き様を、強烈な「グラッパ」の一気飲みで誤魔化しつつ、あまりに楽しすぎた宴もそろそろお開きに。
とても日本にいるとは思えないほど、やたらとゴージャスかつ広々とした『モートンズ』の店内は、当然の如く「ブラボ〜!!」のひと言なんでありますが、あまりに細長いストロークが続く斬新なデザインな上に、年寄りには大事なレストルームが店の外にあるもんですから、用を足すにはちょっと漏れそうなほどの長い距離だった💦のがこの店唯一の欠点かな..😅。
まぁそんな長い長い廊下を通り抜け、何事もなかったように店を後にしましたが、
今回も全て矢野さんのおごりということで、
ホントいくら時代が変わろうと、さすが加賀百万石のお殿様は、いつ何時でも太っ腹!!
ところで静かに松尾氏は、お誕生日当事者でもない上に何もプレゼントも持ってこないで、一人一番得をしているのでは…😅。
まぁ全員ほぼ同じ歳の仲良し4人組(僕と松尾氏が同じ歳、そして矢野さんと加賀さんが同じ歳。)…あと何回こんな大笑いできる楽しすぎる食事会が開けるかわかりませんが、これからも末長くできる限り一緒に、ワイワイと楽しい企画で、残りわずかな人生をみんなで力を合わせて有意義に過ごしていきましょう!!
本当に今宵も矢野さんご夫妻には心から感謝…次回は僕が幹事で、そんな幸せオーラ満載の矢野さんBirthday会を、どこかあっと言わせる隠れ家レストランにて 是非とも実現させたいと思います。。。😌