水曜日はランチミーティングで
久々の六本木『HONMURA AN TOKYO』…ん?ランチだよね??(笑)
そうですよ…まだ13:00ですけど ここに来ちゃったら1杯ぐらいはね…苦笑。
低カロリーなのに大きな満腹感といった一石二鳥の食物繊維とカルシウムたっぷりの「こんにゃく」ですが、基本的に味もないので わざわざ食べることはないと日頃は見向きもしない わたくし…ただ、この店の「青身こんにゃく」は別物!!
プルプルでわさびが鼻につ〜んときて香りも爽やか…まずコレをいただかなければ始まりません。。。
次は「どうやってここまで細くしたの?」っつうぐらい鬼のような千切りの、あの市川海老蔵も大好物だった名物「きんぴらごぼう」とイキたいところですが、笑い話のような本当の話で、 やはりその千切りは あるひとりの職人さんが毎日毎日血が滲む思いで細かく刻んでいたらしく、ある日ついにキレて「もうこれ以上「きんぴらごぼう」をメニューに載せるならお店を辞めさせていただきます!!」と言ったとか?言わなかったとか?…苦笑。
ということでいつの日かいきなりメニューから外されてしまったもので、『細切り王子』の異名を持つ僕(笑)的にも パーフェクトな逸品としてギネスブックに申請したかったあの「世界で最も極細のきんぴらごぼう」はもうこの世には存在しておりません。。。(涙)
ということで、コリコリに食感がクセになる「蓮根のさつま揚げ」やら
味付けされた鶏ひき肉に衣をつけてサクッと揚げた、カラシをたっぷりつけていただく「とりだんご」、
さらにサックサクの二口サイズぐらいにカットされた「穴子の天ぷら」をオーダーしたところで
それとともにいただくと より美味しく蕎麦の香りも感じられるこの店独特の「せいろ」…何が独特かというと、見た目からもわかるほどのそば殻(黒いつぶつぶ)が入っているので少し舌触りがザラザラ感じるのと、基本 一本一本がだいぶ短くカットされております。
なぜかというとここ『本むら庵』は今とはなっては当たり前の『日本食ブーム』がN.Yで巻き起こる はるか以前にSOHOに店を出し 大人気となった、言わばそのブームのきっかけを作った名店でありまして、現在はとある事情でSOHO店は店を閉めてしまいましたが、その名声はとどまることを知らず、今でもお客の8割はアメリカ人といった とてもとてもインターナショナルなお店…つまりその外国からのお客様への「お.も.て.な.し」(笑)として、「すする」という文化がなく音を立てて蕎麦を食べられない外国人たちが食べやすいよう、お蕎麦を1本1本 短くカットしているわけなんですよね〜気が利いてまんなぁ〜(謎の関西弁…苦笑。)。。。
なのに、僕が〆でいただくのは100%「海老天重」!!
これまたこの店での大人気メニューであり、僕の『もっとの好きな天丼ランキング』不動のNo1に輝き続ける、恐ろしくマイう〜なフェイバリッツ…プリップリの大海老とタレがしみまくったご飯が最高なマリアージュ反応を醸し出す 絶品のひと品であります。。。
あ〜写真見てたらもう食べたくなってきちまったなぁ…また来週にでも、今度はゆっくりディナーで、夜メニューにしかない大好物の「そば粉のガレット」でもつまみに 伺うことにいたしましょう。。。