コンドミニアムを手放すにあたって一番辛かったのが
このマノア渓谷の全貌を見下ろすラナイからの景色…朝 早く目覚めると、雲の合間から溢れ出す朝陽が 、まるでレーザービームのように街を照らし始め、それが毎回 とても神秘的なんだよね…。
そんなHawaiiの回顧録…今回はランチ編と参りましょう〜!!
アメリカと聞いて まず何の食べ物が一番最初に頭に浮かぶかといえば、正解はもちろんハンバーガー…いつの時代の合衆国大統領と日本の総理大臣との日米首脳会談ですら、 必ずやハンバーガーが出されるほどですから、アメリカにとってはまさに国民食。
ここハワイでも素朴なものから今流行りのゴージャスバーガーまでと 様々なハンバーガーが街に溢れているわけですが、僕が一番好きなのは『レインンボードライブイン』の超がつくシンプルなもの…しかし 今回『レインボー』は何度トライしても メインランドからの長蛇に及ぶ観光客の行列により 断念せざるを得ない状況だったので、
Beretania.stまで足を伸ばし、2番目に好きな『Honolulu Burger Co.』へ…。
「KCCファーマーズマーケット」でも人気のこの店ですが、何と言ってもビッグアイランド(ハワイ島) カフア牧場で牧草だけを食べて育った高級な放牧牛を使用したパテを始め、ほとんどの食材をハワイ産にこだわった、 地元を愛し地元に愛されるお店作りで大人気!!
僕のお気に入りは、ソテーしたマッシュルーム & オニオン、ガーリックハーブバター、スイスチーズが決め手の「マッシュルームバーガー」…僕的に厚切りのトマトは味が薄まるので、いつも最初に外してから 思う存分 かぶりつきます…笑。
そしてもう一つのアメリカの国民食といえば…そうPizzaであります!!
第二次世界大戦でイタリアに駐留していたアメリカ軍兵士たちがピザを食べ、その美味しさを母国に持ち帰ったのが、アメリカンピザのルーツと言われているわけですが、ニューヨークのマンハッタン地区にある「リトルイタリー」にアメリカ初のピザレストラン『Lombardi’s Pizza(ロンバルディーズ)』ができて以来、リーズナブルかつお腹を満たしてくれるPizzaは 異国の地に移り住んでいたイタリア系移民はもちろんのこと、みるみるアメリカ本土に浸透してゆくわけであります。
N.Y .Pizzaの特徴といえば 「ビッグサイズ」「クリスピー系の生地」「トマトソース味」「トッピングはモッツアレラチーズのみ」の4つが挙げられルわけですが、それをこのハワイの地で忠実に再現し、かつ 今やドラマ「HAWAII FIVE-O」のロケ地としても、さらにハワイ州で唯一、全米ピザパーラー(チェーン店除く)売上トップ100入りした経歴でも有名なのが
ダウンタウンのBethel Stにある Honolulu No1 Pizzaとして長年君臨する『J.DOLAN’S』…以前は『J.J.DOLANS』でしたが、なぜか『J』がひとつ取れたのはなぜでしょうか…笑。
面白いのは、この店自体はあくまでもアイリッシュパブでありまして
昼に訪れても 店内はやたらと照明が暗く、
スカート丈の短いロコガールのスタッフが手際よく店内を動き回る、 いわゆるスポーツ観戦なんかをしながらビアーをあおるアイルランドスタイルのスポーツバーなんですが、
なぜかPizzaが名物…つうか、いやコレ、食べていただけばわかるはずですが、下手すりゃ 世界一なんじゃないかっつうぐらい激ウマなんであります!!!
ここでのルーティーンはまず
「Blue Moon」ビアーで喉を潤し、
Pizzaは色々試しましたが、やっぱり最終的には一番クラシックな「CHEESE PIE」に「ガーリック」と「マッシュルーム」をトッピングしたものが僕のフェイバリッツ!!
もうホントほっぺたが落ちるとはまさにこの一口目の瞬間だよね〜笑。
最後に「CHARDONNAY」を1杯オーダーし、ちびちびやりながらチーズそのものの味を堪能しましょう。
グラスワイン1杯でも ハワイではなみなみと注いでくるから 嬉しい限り。。。🤘🏾
そして今最もオススメしたいランチスポットが、
ロサンゼルス発祥のお店で、地元紙『ロサンゼルスタイムズ』による「ベスト・デュッシュ・オブ2016」のトップ10にも選ばれたり、ミシュランガイドでも常連だという
四川料理店『Mian Honolulu』。。。
ちなみに「ミアン」とは中国語で「麺」を意味するそうであります。
注文は全てQRコードから読み取ったメニュー欄に 、自らタッチして入れていくシステム…これならフロアに一人ぐらい置いとくだけで、あまり従業員を雇う必要もないですね。
最初に運ばれてきた氷の入った怪しい飲み物は
なんと甘〜い「あづき茶」…最初はなんでこんな甘いものを出すんだろうと不思議に思っていましたが、コレがまた激辛麺との相性抜群!!
いやぁ〜さすがL.Aの実力店…しっかりバランスよく考えられておりますなぁ。。。
店一番のシグネチャーメニューは お店秘伝の絶品旨辛スープがあなたの脳を虜にする「House Beef Noodles」($13.99)…四川料理の特徴でもある「辣」(辛さ)と、「麻」(しびれる) の2つのバランス が絶妙なのはもちろん、何何?この今まで食べたことのない食感のもちもち中太ストレート麺!!
この麺は反則でしょう〜激辛にやられてくじけそうになっても、この麺食べたさにどんどん食べ続けてしまいます…ちなみにお好みでスープの辛さも自分で選べるし、ライスヌードルなんかのヘルシー麺にチェンジすることも可能。(絶対に変えませんが…笑。)
さらに麺は「Extra Noodle」の追加オーダーもフリーと、至れり尽くせりで心奪われるよね〜。
しかし僕がさらに感動してしまったのが この目玉焼きがのった超シンプルな具材の「Sichuan Hot and Sour Noodles(四川酸辣麺)」($11.99)。
激辛にしたせいか、ここまでパンチの効いた「ホット& サワースープ」は生まれて初めて…もちろんもちもち麺との相性が抜群なのは言うまでもありません…。
次回は是非、見た目は真っ赤でも唐辛子ではなくトマトを使用した、マイルドの中に深いコクと旨味が同居した「Tomato and Beef Stew Noodles」($13.99)か、同じく辛くない代わりに、フォーのような 生姜の効いたビーフスープが二日酔いには最適な「Clear Broth Beef Noodles」($13.99)を試してみたいと思います。。。
最後はやっぱり一軒ぐらい和食を入れておこうかと
Kapahulu Ave沿いの「ヒーヒン・プラザ」2Fにある、ハワイNo1のトンカツで有名な『玉藤』さんのま隣に位置する『とっくり亭』!!
正直言うと、リニューアルして以来大人気の『Sakura Terrace』で、今ロコ達に話題の「のり弁」をいただこうと 向かってみると、ランチなのにリザベーションなしのウォークインは厳しいと断られ、仕方なく『とんかつ玉藤』に予定を変更すると、今度は16:00オープンでランチは営業していないとのことで
仕方なく入ったのが隣の『とっくり亭』というわけ…笑。
元々日本人観光客は全くいない、完全にロコをターゲットにした居酒屋とは知っておりましたが、まぁここまで昭和でレトロだと、わざわざハワイまで来て 行かなくてもと思い 敬遠しておりましたが、壁一面にずらりと飾られたサイン色紙の数(日本の芸能人というかはアメリカの方のサイン色紙が多かったかな…。)を見る限り、やはり店が大箱ということでだいぶロケ隊も足を運んでいたに違いありません。
とにかくありとあらゆるメニューが存在しておりますんで、選ぶのが一苦労なわけですが、悩みに悩んだ結果 今回オーダーしたのは
「マグロかつ」($12.00)に
「さば塩焼き定食」($12.00)…とまぁ〜これが 意外といったら失礼ですが、なんと両者ともめちゃくちゃウマい!!!
かつの衣は軽いしサクサク、超脂ののったさばは肉厚ジューシーで骨もなしと…まぁこれだけだったら100点満点で120点はあげられるなぁ〜。
それでも店の雰囲気的にディナーでわざわざ行く気はしませんが(苦笑) 、和食が恋しくなった時のランチにはオススメ。
でもこんだけ全てリーズナブルなお店を紹介しても、チップも入るし やはりハワイは物価が高いから大変…こっちにいると、日本がどれだけ過ごしやすいかを痛感します。
とりあえず今回はここまでで…次回は まだ日本人の知らないオープンしたばかりのお店に潜入した時の話をしてみたいと思いますのでお楽しみに〜!!
Mahalo〜🤘🏾