金曜日恒例の
BSテレ東『ワタシが日本に住む理由』の2本撮りを、焼けた肌に似合うブラウン系のJKスタイルと
同じくブラウン系のTシャツ&クルーネックニットベストで難なくこなしたのはいいんですが、なんせいつも通りの相当歴史のある古民家スタジオでの収録で、外は 台風の影響によるバケツをひっくり返したような土砂降りと風だったもんですから、収録中も ガタガタと音を出すガラスの扉や何かものが飛んでいったような音が終始聞こえてきて、さぞかし音声さんは気が気じゃなかったのではないでしょうか…苦笑。
帰りの高速道路もフロントガラスのワイパーを最速に揺らしても 全く前が見えないほどの豪雨でありましたので、ホント雨によるここまでの恐怖を感じたドライブは生まれて初めてだったかもなぁ…。
東京ではそのまま翌日の朝もまだまだ降り続けていた豪雨の影響で、東海道新幹線は全線不通になっており、土曜日の早朝から北陸新幹線で「金沢」に向かう予定も、一瞬中止なのではと頭をよぎりましたが、
まさかの日本海側は、一歩早い台風一過の雲ひとつない快晴に見舞われ、
無事に荘厳なイメージを誇る金沢駅兼六園口の「鼓門」に到着することができました。
この幾何学模様のドーム中央に飾られた垂れ幕を見ればわかる通り、
この日のお仕事は なんともう今年で72回目を迎えるという、加賀藩祖前田利家が金沢城に入城したのを記念して毎年6月に開催される金沢最大のイベント『金沢百万石まつり』を現地から実況生中継をする、石川テレビ「百花繚乱 百万石の華絵巻」という特番で
我らが高橋克典がスペシャルゲストで登場するということで、そのスタイリングでの金沢入り。
周りを固める石川テレビのアナウンサーの方々が、皆それなりにお笑いのコントで使用しそうな(笑)鮮やかな歴史的衣装に扮装しているもんですから、何を着せようかだいぶ迷いましたが(苦笑)、
逆にシンプルにスッキリと真っ白なTシャツにダブルJKといった装いで目立たせることに成功〜!!
特にこの日の「金沢」ときたら まさかの猛暑の炎天下でしたので、見てる側も少しは涼しげに感じていただけたのではないでしょうかね〜。
4年前にこの『百万石まつり』のメインイベントとなります「百万石行列」の主役 前田利家公役に扮し、街中をパレードした経験を持つKatsuですので、それ以来 コロナの影響で4年ぶりに開催された今回の祭りで 、同じく利家公役を演じた市川右圑次氏の気持ちはよくわかると、過去のマル秘体験談を交え、元利家公ならではの楽しいトークで番組を盛り上げておりました。
そんな駅前のブースで行われた実況生中継が開始されると同時に 僕らスタッフは、そこから歩いて15秒もかからない楽屋として用意されたホテルの一室で、ようやくお昼のお弁当タイム。
登場したのは
金沢百万石の風土が生んだ郷土の味として、お祭りを楽しむ人たちに振舞われ 親しまれてきた「押し寿司」の名店『芝寿し』さんの「笹寿し」と
「北陸浪漫」と称された
一見豪華絢爛なように見えて 実はほぼ炭水化物なお弁当…苦笑。
ただホント大変申し訳ないんですが、前にも何度かいただいたことのあるここの「笹寿司」って、だいぶ酸味がキツいのに加えて具が異常に小さく、ぶっちゃけ僕的にはあまり美味しいとは言えないのが正直なところでして、お弁当も然りでしたので 味見程度にいただき、
あとはドルチェ代わりに用意されていた、和菓子好きにはたまらない『越山甘清堂』の
「羽二重 加賀れんこん餅」でその場をしのぐことに致しました…苦笑。
こちらの方はなかなかのお味だったね…笑。
3時間半にも及ぶ生実況を駅前で終えたKatsuですが、実はまだまだ生放送は終わることなく
場所を『石川テレビ』の局内に移し 再びの登場となるために
和のアート満載なフロアにある特別応接室で待機。
そしていよいよ約1時間弱ほどのブルーバックで抜かれながらの生トークをスタジオで終えたら、ようやくこの日のお仕事はお疲れ様〜〜!!
局入り口での ちょっぴり滑稽な出演者の方々からのお見送りを受けながら、スタッフ一同 車で駅に向かいました。
そうそう…言い忘れておりましたが、まさかのこの日、僕以外のスタッフは皆日帰りで東京へ戻るというので(もったいない!!)、駅前で このブログにも何度も登場していただいている、金沢一のファッショニスタとして有名な親友の矢野博也氏と合流し、
滅多に予約が取れないという、市内の木倉町にある金沢の町屋を改装した町家割烹
『八十八(ハトハ)』さんへ連れて行っていただきました。
風情のある店内は、わずか8人だけのカウンター席と個室が1室あるだけのこじんまりとした作りなので、これでリーズナブルに美味しいお料理を提供されたら、確かに予約を取りにくいのも無理はないといった感じ。
コースもあるようですが 基本アラカルトで食べたいものをガンガン頼むのが正解ということで、とりあえず「泡」で乾杯しつつ、
いきなりお通しで出てきたのは なんとも美味そうな「しらすたまご豆腐」…「え?これがお通し??」と疑いたくなるほどの、もう既にこの一品だけで この店の実力が掴めてしまうほどのウマさに、こりゃ今宵は相当期待できますなぁ。。。
オーダーしたものは、まず食べたことのない食感の「黒もずく」から始まり、
もう全種類のステージが一段階上の「お造り盛り合わせ(生本まぐろ、ひらめ昆布〆、ひらまさ、柳ざわら炙り、あおりいか、黒むつ炙り、あら、甘海老のおぼろ昆布〆)」。
「白えびの唐揚げ」に
「ゴールドラッシュ(とうもろこし)のかき揚げ」と2種類の揚げ物が現れたところで
お酒の方を 抜群に上品な口当たりで心地よい辛口の「黒龍 いっちょらい」にチェンジ。
そのお酒に合う加賀野菜の「金時草のおひたし」に
まぁだいぶ立派な「からすみ」とつまんで、
さらに この濃厚「煮だれ」を白飯にかけてずずずっと啜りたい「金目鯛のあら炊き」に
「稚鮎の天ぷら」といただいたところで、そろそろお腹も充実して参りましたので
矢野さんはその大きさに目を丸くした「おにぎり(梅、昆布、明太、鯛わた)」を頼み、
僕はこの店名物だという、超あっさりでお上品な「牛すじカレー」をいただいて、とりあえずの一軒目は感動の美食に舌鼓を打ちながら無事にフィニート。
そしてこれからが本当の意味での「金沢」の真骨頂でありまして、
木倉町通りをちょこちょこ歩いていくとすぐに左手に見えてきたのが、昨年の香箱蟹の解禁日に大騒ぎさせていただいた、地元の呑兵衛であれば誰でも知ってる大大人気店
スペイン料理『アロス』!!
言わずも知るれた地元の有名人であります、スペイン各地の一流レストランで修業を重ねた店主の石浦隆史シェフが、2006年にオープンさせた(木倉町には20014年移転。)、「アロス行こうぜ」の一言で 誰もがたちまち笑顔になってしまうほどの大繁盛店ですので、こんな週末の祭りの後に入れるはずもなく、店の外にて立ち飲みで白ワインを一杯だけいただき、
すぐにそこから歩いて数分の場所にある、矢野さんお気に入りの行きつけの立ち飲み屋さんだという
野町にある「キタムラヤ」へ移動〜!!
やはり店外でワイワイと地元の若者たちと共に「ハイボール」をジョッキで一杯だけ。
それにしてもこの辺りの駐車場ときたら、ホント東京では考えられないほどの激安で まぁびっくり!!
前日最大¥500って、港区じゃわずか10分の金額ですから笑っちゃうよね〜まさにこれぞ金沢一番の恐るべしローカル価格と言っていいんじゃないでしょうか…😂。
そして4軒目は、
やっぱこのマスターのこの笑顔を見ないと金沢にやってきた意味がありません!!
金沢の柿木畠で マセラティ好きな天才バーテンダー和世ちゃんが一人ひっそりと営む、泣く子も黙るバーの名店『Bar MARTINI』!!
どうやら僕もこの時点でだいぶ出来上がっていたようで、翌朝の写真をチェックしたところでは(記憶が所々飛んでおります…汗。)、どうやらこの夜は高級コニャック系で攻められたようで、なんとなく覚えているのが、
なぜか美味しい「漬けもの」をその高級なお酒のつまみにしていたことと、
和世ちゃん自慢のお料理の中から、初めて「明太子スパゲッティ」(めちゃウマかった〜!!🤣)を作ってもらっことだけ…苦笑。
そして〆になぜか『とらや』の「新茶の雫」という羊羹までいただいたようで、気が付けば翌朝に知らないホテルの一室でちゃんと目覚めたから、なんとか無事に宿泊先には戻れた模様…😅。
これだから楽しすぎて「金沢」の夜はやめられませんなぁ〜🤣。
ではでは二日目の出来事はまた次のブログで じっくりとご紹介することに致しましょう。。。