あの昭和の歌姫 美空ひばりさんが毎日のように通っていたという、六本木俳優座裏に店を構える
伝説の居酒屋『比呂』ですが、実はこの店もまた
グラを温かく迎えてくれる、わんこ室内OKの貴重な一軒…ただどなたでも平気かどうかは不明でありますので、そこんとこはお店の方に要確認であります…😅。
店主は今更説明することもないほど、この道では有名な、1970年前後に吹き荒れた「東映任侠映画」大ブームで、あの高倉健や菅原文太等を輩出し、「首領(ドン)」と呼ばれたプロデューサー俊藤浩滋氏のご子息であり、緋牡丹博徒シリーズのお竜で一世を風靡した藤(現・富司))純子さんの実兄でもある、御年83歳の俊藤正弘マスター…役者と二足の草鞋を履く 超二枚目な息子さんと共に、未だ店のフロアを休むことなく仕切っております。
ワインやハイボールらもいいですが、やはり『比呂』といえば、豊富な種類が売りのホッピーかサワー類。
僕は常に「キンミヤ焼酎」の一升瓶キープをしつつ、それを濃いめな紫蘇サワーで割るのが定番…一升瓶はしばらく行かなくても消滅しないよう、マスターに頼んで無期限キープにさせていただいております…笑。
あっさり目なおつまみの代表といえば(梅率高いですが…😅。)、まずは
サクサクと言うよりかはとろとろの「山芋の梅肉和え」(¥550)や、
血液をサラサラにする「オニオンスライス」(¥550)から始まり、
グラの大好物「野菜スティック」(¥770)や、
梅肉が強烈な「梅きゅう」(¥440)、
予想外のスタイルで登場の「ささみの梅紫蘇巻き」(¥880)、
そしてこの店名物の熱々「明石焼き」(¥880)…と続いていくわけですが、濃厚な味をお求めの方にオススメなのは、
想像以上に甘みの強い「バターコーン」(¥550)に、
コレ〜僕的No1のおつまみ…激辛「たぬき豆腐」(¥660)〜要はお蕎麦の入っていない「たぬきそば」のつゆに、お豆腐と大量の七味が入ったもので、「天かす」好きにはたまらない一品。
見た目そのまんまな贅沢「チーズ焼き」(¥990)に、
基本の「鶏の唐揚げ」(¥770)なんかも悪くないですが、やはりここにやって来たら避けて通れないのが、スーパーにんにく料理。
にんにくが効きすぎてもはや辛味すら感じる(笑)「きゅうりのたたき にんにく風味」(¥550)を始め、
餡のほぼ90%がにんにくかと思われる「焼き餃子」(¥660)に、
極め付けは名物中の名物で、この店の常連たちであります、慶應をはじめとする超有名私立校出身者の永遠のフェイバリッツ「ガーリックライス」(¥1100)…コレに至っては、米の量よりにんにくの粒の方が確実に多いという現実…笑。
これにタバスコをぶっかけて口に放り込むと、めちゃウマなんだよね〜〜!!
さらに上を行きたい方は、ご存じ「明太子ガーリックライス」(¥1430)で決まり…セパレートでいただいてもいいんですが、通な方は こうやって、
ぐちゃぐちゃに混ぜていただくのが常識…またシンプルな「ガーリックライス」とはガラリと風味も変わり、こちらも病みつき必至であります…😌。
昨年グラを連れて来た時に撮影した写真と比べると、
確かに12キロ痩せた数日前に伺った時の方がスッキリしたね…🤣。
この日はあまりに暑すぎて、さすがにグラ姫はお留守番でしたが、次回はタクシーでドアトゥドアで連れて来ることに致しましょう…😉。
帰る時に記念写真を撮るのが恒例となっているマスターですが、この日も高倉健さんらの昭和の大スターたちの逸話や、甥っ子&姪っ子でもある尾上 菊五郎さんや寺島しのぶさんの愉快な話で盛り上げていただき、ホント超がつく元気…とにかくお身体だけには気をつけて、いつまでもいつまでもお店でその若々しいお姿を拝見させてくださいね〜。