-看板のない名店をはしごした 華の金曜日。。。-

看板のない名店をはしごした 華の金曜日。。。

渋谷警察の裏手にある雑居ビルの怪しげな階段を昇ると、突如として現れる大人の大人気居酒屋酒井商会を率いる酒井英彰氏が、二店舗目として 若手育成の思いを込め、わざわざ大箱のスペースでオープンさせたという

恵比寿創和堂』…。

看板も何もない渋谷川のほとりにひっそりと佇むこの店もまた、全くと言っていいほど予約不可能な大人気店となっておりますが、この日はとあるツテ頼りに、唯一存在する個室を予約することに成功〜超久々に俳優高橋克典氏を中心に、僕ら共通の昔からの友人との3人で楽しい時間を過ごさせていただきました。

僕自身 二度目の訪問とはいえ、まだ全くと言っていいほどこの店の上手な扱い方が理解できていいので、常連の方に紹介していただいた

この店の責任者でもあり、料理長でもある前田亮氏に、「そんなに量はいらないので、美味しいところをちょっとづつ。」といったオーダーの仕方で、メニューをおまかせでお願い致しました。

アルコールの方はてっきり日本酒のラインナップが凄いのかと思いきや、それ以上に貴重な珍しい「焼酎」がわんさかあるというもんですから、そちらもひと言「華やかなやつで…。」と言ったオーダーのみのおまかせソーダ割りで。

まず最初に登場したのが、百年昔の芋「蔓無源氏 つるなしげんぢ」で仕込んだ芋100%の焼酎で、芋焼酎とは思えないライチを思わせるフルーティーな果実香が驚き芋焼酎 安田』。

さすが『現代の名工』と言われる安田杜氏の名を冠した年に1度の超限定品ということだけあって、あまりに飲みやすくクピクピといけちゃうからこりゃだいぶ危険だなぁ…苦笑。

お料理の方はまず

ちょっとした酒肴の「胡麻豆腐」からの

ひとつひとつがやたらと手の込んだ「お造りの盛り合わせ」…どれも驚くほどひと手間、この店ならではのいい仕事がなされてますので、お寿司屋さんとはまた違った格別なお刺身に出会えます。。

そして二杯目の焼酎も一杯目同様、安田杜氏が手掛ける渾身の芋焼酎

季節限定で発売される大人気商品flamingo orange (フラミンゴオレンジ)』…名前の如く、これまたとても芋焼酎とは思えない独特のオレンジを思わせる柑橘系の香りが引き立ったかなりヤバいヤツ…笑。

こんなのソーダー割りで飲んでたら、いつまでも果てしなくいっちゃいそうでホント怖いなぁ…😅。

お料理はさらに

「黒岩土鶏のつくね」

「蕨と金目鯛の茶碗蒸し」

そして名物の遠火の直火でじっくり焼いた原始焼き」の中から 今回は「鰻」…へと続きます。

表面パリッパリの中がふわふわなこの「原子焼き食感」は、これもまた普通の鰻屋さんでは決していただけない、初めて食べた感覚でして、いやいや口の中で一瞬でとろけて驚いたなぁ…汗。

3杯目の焼酎ソーダ割りは

厳選された紅さつま芋を使用することにより、フローラルな香りと爽やかな甘味、淡麗でキレの良い味わいを実現させた「小牧醸造株式会社」の『紅小牧 』…醸造元の会長の奥さまが女性のためにと、青果用の高級芋、紅さつまを原料にし、甘くフルーティな味を目指して醸した焼酎なので、これまた普通にどこまでも飲めそう…苦笑。

お料理の方も終盤を迎え、

旬な「桜海老と葉ニンニクの春巻き」から

この店の名物中の名物「雲仙ハムカツ」…最初は粒マスタードをつけていただき、

最後はこの「中濃レストランソース」味変をしていただきます。

同じく名物の「土鍋ごはん」

本日のスペシャル「小柱かき揚げとふき」をオーダー。

「自家製味噌とうしおの味噌汁」と共に口の中はまさに旬な味覚の宝石箱やぁ〜!!

いやぁ〜こんな美味しい土鍋ご飯初めてかも…決して高級素材に頼らず、あくまでも旬な食材を中心に、しっかりとした腕前と技術を駆使してここまでの味が出せるわけですから、それに越したことはないよね〜ホント恐れ入りました。

もの凄いボリュームでしたので、余ったご飯は

「おにぎり」にしてくれてお土産に…そんなちょっとした気配りも、今や当たり前とは言いつつも嬉しいもの。

それにしても、そう滅多に予約は取れないからと諦めていましたが、今回スタッフの方ともお知り合いになれたし、お店のシステムもよく理解できたので、これからはだいぶリピート率が高くなること間違いなしですね〜次回は超お腹を減らしてから伺い、「土鍋ご飯」を最後までしっかり、米粒を一粒たりとも残さず食べ尽くしたいと思います。

Katsuも美味しい美味しいと大満足で帰っていったので、僕らのお役目もとりあえずは大成功〜!!

二軒目は二人で近くの「大声& 写真撮影禁止」で有名な大人気ミュージックBARで、懐かしのChris Reaが歌うON THE BEACHや軽快なチャック・マンジョーネの奏でるFeels SO Goodあたりを聴きながら、軽く「I.Wハーパーソーダ」を二杯ほど飲み干してから、どうせなら「華金」だし(古!!)もう一軒かましちまうかと、21時すぎなら席が取れるという、以前から気になっていた「学芸大学」にある大人気イタリアンRi.carica(リ.カーリカ)堤亮輔シェフがやりたかったという、『創和堂』同様 看板もなく、そしてメニューもない「大人の隠れ家」としてオープンしたta.bacco(タバッコ)のある場所に向かってみると、

まさかこんな汚い雑居ビルにあるはずがないといった場所にたどり着いたので、恐る恐る階段を登ってみると

正面202号室

扉取手の部分に ようやく見つけました〜

『ta.bacco』「ta.」マーク…笑。

中に入るといきなりカウンターテーブル席と立ち飲み席とが共存した

小さなオシャレ空間が登場〜実はこのお店…シェフ不在でも同じ味が出せるよう、あらかじめ「ラボ」で下拵えされたお料理を、なんと電子レンジで店のキッチンで仕上げられるようになっているために、決して料理人とは限らない若手のスタッフらが二人ぐらいいるだけといった、全く新しいスタイルのイタリアン。

メニューはないといっても決しておまかせではありませんので、一応このQRコードを読み込むと見れるシステムとなっております。

小さいポーションの皿が常時30種ほどのバリエーションで用意されているらしいので、1軒目でしっかり食べたい方はコース的に10〜12皿ぐらい、2軒目3軒目使いの方はワインバー感覚で一皿からでもOKという感じで、まさに使い勝手は抜群!!

この日は散々飲んできたように見えますが、実は薄めに割ったお酒続きで、対してまだ酔っていなかった(笑)もんですから、

厳選されたナチュールのみというワインリストの中から、自然派なはずなのにどこまでもブランデーのような深い味わいのスロヴェニア産辛口白Valter Mlecnik Vipavska dolina(ヴィパフスカ ドリーナ ヴァルテル・ムレチニック)(激ウマ!!)をボトルで頼み、

もう食べてもひと口ぐらいかなと思われたお料理の方も、

僕の大大好物の「黒トリュフとバターのタリヤン」

「ピチアラビアータ」らを見つけてしまったもんですから、 急遽予定変更の激食い〜!!

しっかり、これまた好きで好きでたまらない「鶏バター」までも平らげ、一体今宵の僕の胃袋はどうなっちゃってるんでしょうか??

17:30からスタートし、23:30までぶっ通しの6時間…いやぁ〜今日は特に飲んだし食べたね〜🤣。

な〜んて言いながらも 実はもう一軒行きたかったBARが近くにあったんですが、そこも禁断の食事メニューが豊富ということを思い出し、さすがに危なすぎるので 今夜は我慢し帰宅します…💦💦💦。

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