早いもので、
今年でもう10回目となる『Happy Merry Gura’mas』…珍しく24日のX’masイブまでは仕事が立て込んでおりまして、全くそんな気分ではなかったんですが、25日だけは 収録等は何もなかったもので、ようやくディナーでグラ姫とゆっくり過ごすことができました。
あまりに安くて『COSTCO』で大量買いした、高級シャンパンと間違えられるほどの味わいと細かなクリーミーな泡立ちが特徴のスペインの辛口カバ(スパークリングワイン)「CAVA PUPITRE BRUT(カヴァ ピュピトレブリュット)」を開けながら、
今宵のグラスマスメニューは、洒落気も色気も何もない『串揚げNight』…
海老や牡蠣、鮭、ワカサギらの海鮮類から
牛ヒレ、豚バラの生姜巻き、豚の紫蘇巻き、ネギ巻きらのお肉類、
そして蓮根、玉葱、カリフラワー、ズッキーニ、ベニーコーン、マコモダケ、椎茸などなどの野菜やキノコ類までの具材を、
細かいパン粉に潜らせた後に、
米油とオリーブオイルのハーフ&ハーフの油で 軽めなサクっとした食感に仕上げましたので、もういくらでも食べれちゃいそうでヤバかったなぁ。。。
「串揚げ」って基本、本家本元の大阪あたりでは、屋台でおばちゃんが1本何十円かで売ってる代物ですし、自宅でもこんなに簡単に作れちゃうわけですから、やはりここんとこよく目にする おひとり様 お酒も入れて ¥20000〜30000もする「高級串揚げ」たる事業は、たとえ麻布や六本木などの港区でさえ、どう考えたって成り立たないのが現実。
実際、銀座 『六覺燈』の暖簾分け店として独立したばかりの麻布十番『串揚げ緒方』は、わずか数ヶ月で閉店に追い込まれましたし、やはりどんなにキャビアやイクラなどの高級食材をトッピングしたところで、所詮「串揚げ」ですので、そこまでの金額を支払う愚か者は、いくらあぶく銭で稼いだ若造の大金持ちであろうと、一度経験したらもう2度目はないのが常識な気が致します。
大人気の『串カツ田中』ぐらい安くて、わんこも入れて美味しければ、そりゃビジネスになるとは思いますが、
正直その何倍も安くて美味しい串揚げを自宅で簡単に作れるわけですから、
もう外に行く必要は全くなし!!
わんこに揚げ物は良くないと よく理解はしておりますが、自宅なら
なんだかんだ一緒に諸々楽しめるし、それに越したことはないでしょ??
そこまでゴージャスな感じではありませんが、自分で好きなものを好きなペースで揚げていただく串揚げNight…これ結構ハマりますので、みなさんもぜひ自宅で暇な時でもトライしてみてくださいね〜!!
ちなみにご参考にまで、唯一面倒そうに思える串刺しですが、案外時間もかからず簡単なのと、この串自体 我が家は川崎にある『中央卸売市場北部市場 』で超激安にて大量購入しております。
そういえばいつもは『グランドハイアット東京』でお願いしているX’masケーキですが、今年はホール買いをやめ、
中目黒の『Patisserie Cacahouete Paris』にてキュートなミニクリスマスケーキをいくつか…僕が選んだのは開店当初から大人気のチョコレートケーキ「カライブ」…フランス『ヴァローナ社』のチョコレートをふんだんに使ったチョコレート本来の味わいがガツンとくる名作であります。
そしてその翌日は、昨年も同じメンバーで開催したオヤジ忘年会を
同じ六本木『CUCINA ALLA BABA』にてリプレイ飲み〜!!
但し今年は長年続いていた馬場シェフのワンオペ状態から、ようやくスタッフが一人増えたので、何もかもがよりスムーズに進行できるはずであります。
この日の1本目は、イタリアでも話題沸騰の自然派スパークリングワイン『“POP” Frizzi l’Armonia (ポップ フリッツィ ラルモニア)』からのスタート。
相変わらずの
このボリューミーなお通しの数々ですが、
まだ食欲旺盛な40代の若き成功者が一人おりますので、みるみるうちにあっという間になくなっていきましたね〜。
誰が頼んだのか、ちょっと雑めな「バーニャカウダー」らしき野菜たちが出てきたところで、
早くも2本目に突入のワインは、この店では必ずやオーダーする、フリウリを代表する自然派ワイナリーで今やオレンジワインの最高峰とも言われる『Dario Princic Jacot (ダリオ プリンチッチ ヤーコット)』…マセラシオンを施したっぷりとしたエキスを持ちながら 軽快な飲み心地で大人気の、褐色がかった外観が特徴の自然派ワイン。
続けておつまみの方は、シェフおすすめの「鮮魚のカルパッチョ」から
「海老とイカのフリット」…このお料理には
この絶品の「マヨマスタードソース」をつけていただきます。
3本目はディ・レナルドが作るトロっとした果実と迫力のあるボリューム感が備わった飲み応えある限定樽熟シャルドネ『Di Lenardo Father’s Eyes (ディ・レナルド ファーザーズ アイズ)』…何度もいただいておりますが、樽香好きな方にはもう間違いなしの濃厚な白!!
それに合わせて出されてきたのが、これまた僕の十八番的なメニューで、一口サイズにつまみとして食べれるようにカットしてもらった「ミラノ風ポークカツレツ」。
ここからは一品につき一本のペースで
まず4本目のワインは再びオレンジに戻り、ナッツやクルミの力強い風味と圧倒的なミネラル感が特徴の『Ronco Severo Pinot Grigio(ロンコ・セヴェロ ピノ・グリージョ)』…スムーズな飲み心地と圧倒的なミネラルを擁す傑作オレンジワインに合わせて出されたのが、
1皿目のパスタ「わさびの効いたカラスミのペペロンチーノ」…途中で急にやってくる、つ〜んと鼻から抜ける「山葵」の風味がオレンジワインとよく合います。
そして5本目はようやく赤ワインの登場で、カステルジョコンドの最高の畑に植樹した5品種をブレンドし、 ブルネッロに縛られない斬新でパワフルな赤として大人気の『Logonovo(ロゴノーヴォ)』…なんせ『LUCE(ルーチェ)』に引けを取らないクオリティですから、〆のワインとしては申し分ないよね〜。
と同時に2皿目のパスタ「海老と辛いトマトクリームのスパゲッティ」もうテーブルに並べられ、もう身も心も充分に満たされた感じかな…確か去年は6本空けたのを覚えておりますが、
今年はこの5本で打ち止め…ぶっちゃけまだまだ呑めますが、もうお財布に余裕がございません…💦💦💦。
そんなはちゃめちゃな宴のメンバーはと申しますと、ご存じメンズ裕福層向けの『超』が付くラグジュアリーマガジン『THE RAKE JAPAN』編集長の親友松尾健太郎氏と、昔からずっと可愛がっている後輩で、オーダースタイリングサロン『Salon de +(サロンドプリュス)』を経営する伊藤哲也氏のお二方…昨年はあの食のスペシャリスト『ヤザワミート』が営む一泊¥600000もする『KANOLLY Resorts HAKUBA』の取材まで、一緒に白ワイン1ダースを持参して伺ったほどの仲良しファッションオヤジ3人組なわけですが、お二方とも既婚者で子供もいるにも関わらず、未だ業界では 静かに根深い『ゲイ説』が囁かれていますので(苦笑)、なるべく巻き添いにならないよう注意しないと…🤣。
その証拠に伊東くんの首元にはなぜか男なのにパールのネックレスが…😅。
いやいや闇の深いファッションビジネス界…信じるか信じないかはあなた次第であります。。。(爆笑)