超久々に訪れた
ラグジュアリーチャイニーズの最高峰…麻布十番『富麗華』ですが、
いつのまにか一階レストルーム近くにあったBARの場所が、奥域の深い半個室のような落ち着きのあるテーブル席がいくつもできていて驚きました。
いつもの二胡と揚琴の生演奏が行われているメインフロアも、もちろん活気があって大好きなんですが、こちらもまた高級感漂うしっとりとした雰囲気ということで、必ずやロマンティックな夜を演出してくれること間違いなし…これからはファミリーや仲間たちと来る時はいつもの大広間、二人っきりでしっぽりしたい時はこの半個室と、うまく使い分けるといいかもしれませんね。。。
一説によるとシェフが変わったばかりと聞きましたが、この日のお料理はアラカルトで、
まずはスターターとしては完璧すぎる「焼き物入り前菜盛り合わせ」…もう皆さんご存知かと思いますが、このカリカリ「金華豚チャーシュー」や「豚バラ肉のこんがり焼き」はもう絶品中の絶品ですよね〜。
二皿目は「イカの炒め 海老みそ風味」…癖のあるソースが、柔らかいイカとシャキシャキ野菜によく合います。
三皿目は大好物の「蟹肉とフカヒレの醤油風味スープ」…この店の「フカヒレの姿煮」は、もちろんめちゃ美味いのは当たり前なんですが、僕が日本一だと思っている『赤坂 維新號』の超濃厚なものと比べるとだいぶあっさりで少々物足りなく感じるので あまり頼まず、僕はいつもこのスープをオーダーしております。
そして四皿目は『富麗華』名物「北京ダッグ」…これのお味は もう言うまでもありませんね〜笑。
五皿目は日本一…いや、世界一かもしれない「大海老のマヨネーズソース」…これなら正直何個でも食べれます…笑。サイドに添えられた「牛乳の天ぷら」もまた美味。。。
六皿目は「アワビの薄切り醤油煮込み」…基本的にとろみのある醤油ベースのものが好きなんでしょうね〜超柔らかく煮込まれたアワビもザクザク入って、いかにも贅沢な逸品であります。
七皿目は「冬竹の子」が季節的に終わりを迎えてしまったので「春竹の子の炒め」…パリパリの青海苔と竹の子って なんでこんなに相性がいいんでしょうかね…。
八皿目は「海鮮とトリュフのショウロンポウ」…口に入れた瞬間、芳醇なトリュフの香りが鼻から抜けて もう最高〜!!
そして〆の九皿目は、いつもなら決まって「黄ニラとモヤシの焼きそば(醤油風味)」なんですが、今回はあえて「特製 富麗華式オイスターソース焼きそば」を初トライ…シャキシャキとした食感はそのままに、またこれも後を引く味で悪くないね〜でもどっちかと言えば やっぱり「黄ニラ焼きそば」の方が僕は好きかも…苦笑。
最後に温かい「胡麻まんじゅう」をいただいて今宵も大満足なひと時…みなさまはもう一つの『中国飯店グループ』の頂点を争う、パレスホテルの『琥珀宮』とどちらがお好きです??
お値段は気持ち『富麗華』の方がリーズナブルな気がしますが、どちらも本当に素晴らしすぎ…一人 ¥4〜5万は下らないと噂の南麻布の最高級中華「茶禅華」なんかは、そりゃそんだけお金出せば美味しいんでしょうが、トータルで考えると、やはり中華料理と言えば、ぶっちぎりでこの二店舗に限りますね。。。