綱島で2年半ほど営業していた
香港料理『八十港』が新たにパワーアップし、『Picard 麻布十番』の向かいにある『パティオ麻布十番』2階にオープン!!
ここのオーナーである、元々はイタリア料理店のシェフであったケルビン.チェン氏は、中国政府の統制強化が進む香港で生まれた生粋の香港人でありますが、今後この中国化が進む自国では子供たちにゆとりのある教育が受けさせられないと察し、意を決して
ワーキングホリデーで暮らした思い出の地である日本に移住…。
そして2020年12月に、「香港に行かなくてもここに来れば本場の料理が味わえるし、自由を求めて日本で頑張る香港人が家族のように集まれる店」をモットーに、この『八十港』を綱島にオープンしたとのことですが、さらにそこから一歩先へと、この飲食店激戦区の麻布十番に殴り込みをかけてきたわけですから、そりゃぁ〜こっちからしたって だいぶ期待も大きいわけであります。
広々とした清潔感のある店内も
予想を遥かに上回るほど素敵ですし、
さらに僕にとって目玉なのが、この天井付きの広い小洒落たテラス席…もちろんここだけはわんわん大歓迎〜!!
椅子やテーブルもだいぶ高級感が溢れているので、こりゃ〜グラも間違いなくヘビーユーズ間違いなしですね〜🤣。
では肝心の「香港料理」とはなんぞや?…という言いますと、もちろん基本は「中国料理」なわけですが、香港といえば 1842年から約150年もの間イギリス領になっていた歴史があるわけですし、そりゃあ様々な国の文化の影響を受けていて当たり前なわけで、つまりその時に生まれた 広東料理と西洋料理が混ざり合ってできたものを「香港料理」というわけであります。
それでは早速初回に伺った時にオーダーしたものをザクッとご紹介していきましょう〜
まずはこの猛暑の中、乾いた喉を潤すスパークリングロゼは「Mercian Cantiamo Spumant Rose」(¥3280)…まぁ市場では¥1000そこそこで買える代物ですが、これが案外馬鹿にできなく、キンキンに冷えたヤツをいただくとめちゃウマいから驚いたね〜🥂。
そしてここからが点心オンパレードとなりまして、
結構絡みの強い「胡瓜の唐辛子和え」(¥380)から始まり、
「麻辣木耳」(¥380)、
「魚肉団子 クミン味」(¥400)、
「チャーシューパイ」(¥500)、
「皇帝広東式焼売」(¥680)、
「蒸し皇帝海老餃子」(¥680)、
「ピーナッツ入り蒸し餃子」(¥550)、
「スペアリブの豆豉蒸し」(¥680)、
「牛肉団子 サテーソース」(¥400)、
「PIZZA 春巻」(¥500)…と、まぁ4人で伺ったもんですから、頼めるだけ頼んじゃいましたね〜🤣。
これまたキンキンに冷やしたCHARDONNAY「AUSSIERES CHARDONNAY」(¥3880)に変えたところで、いよいよ香港料理の真髄とも言える
「蒸しレタスのオイスターソース掛け」(¥680)や、
「香港式ガーリックシュリンプ」(¥1580)、
「香港式スパイシーチキン」(¥1380)、
「豆腐の塩胡椒炒め」(¥1280)…あたりをいただけば、さすがにもうお腹はパンパン。
いやぁ〜どれもホント日本にいるのを忘れさせてくれる内容で、クオリティーも高く、相当美味しかったなぁ〜さらに麻布のど真ん中でこのプライスですから、こりゃすぐに予約が取れなくなりそうな気配満々…。
あれだけ昔は大好きで通っていた香港ですが、今となっては物価は高いし、中国化による治安は悪いしで、なかなか行けなく嘆いていたところでしたので、こんな近場にリトル香港ができて本当に幸せ…ちなみに本格的で美味しいと噂の麺類は、まさかのランチタイムのみとなっており、夜の〆は炒飯類を中心にしたご飯系のみとなりますので、とりあえず麺から試してみたいという方は、お間違えのないようお気をつけください…😌。