土曜日は恒例の
NTV『世界一受けたい授業』の2本撮り収録で汐留日テレタワー。。。
S/Sの毎シーズンで 必ず1着はオーダーする『TAGLIATORE』のコットンスーツですが
今年のはこのカーキカラー…カーキといってもオリーブやミリタリーグリーンに近いものではなく、やや赤みを帯びたサンドベージュに近いカーキのコットンスーツということで
本来は非常に合わせるのが難しい『ERRICO FORMICOLA(エリコ.フォルミコラ)』のオレンジラインの入った派手めなチェックシャツに『FRANCO BASSI』の明るめなブラウン地に進化したオレンジ小紋柄のタイを大胆に合わせ、
足元も華やかに『Corthay』のブラウンスエード×麻のコンビシューズ、
胸元にはやはり『FRANCO BASSI』のオフホワイトベースのチーフを軽く挿すといった、堂々たる着こなしのコーディネートだったんですが、実は共演者の「くりぃむしちゅー」有田哲平氏が、もちろんコーディネートは全く違うものの、似たような色のコットンスーツを着て登場したので、巨匠がすかさず「おいおい、かぶってんじゃないの〜ちょっと 着替えてきてくれる?」とツッコミを入れたもんだから焦る有田氏とそのスタイリスト…笑。
「くりぃむ」の二人もそれぞれスタイリストが違うから、上田氏のスタイリストはよく僕の楽屋まで「今日は何を着られますか?」と被らないように確認しにくるけど、有田氏のスタイリストは礼儀は正しいんだけど 一番大事なとこ確認にこないからこういうことになるんだよね…苦笑。
まぁもちろん巨匠も真剣に怒っているわけではなく、あくまでもギャグなんですが(笑)、気を使って総合プロデューサーが「面白いから本番でギャグにしましょうよ…汗。」とその場を笑いで包んでくれたからいいものの、結構 巨匠は気にしいだから頼みますよ。…苦笑。
収録入るギリギリまで「せめてJK 脱いでくれない?」と有田氏をいじっていた巨匠…笑。
2本目に着替える時まで「今度は有田君 大丈夫だろうね?」と僕に聞いて笑いましたが…まぁこれも巨匠独特の「しつこい」ジョークでありますが…笑。
そんな今度こそかぶらなかった2本目は
ブラックウォッチ風のダークグリーン×ネイビーチェックの『TAGLIATORE』ピーノラインJKに
『AVINO Laboratorio Napoletano(アヴィーノ・ラボラトリオ・ ナポレターノ)』のサックスブルーリネン100%シャツ+『NICKY N.J.CHINI(ニッキー)』の大胆なレッドペーズリータイ、
パンツは光沢のあるブルーグレーの『PT01』の新作コットンウールで
チーフはチェックオンチェックで『Holliday & Brown (ホリデーアンドブラウン)』…ただし裏地はドットといった優れもののリバーシブルチーフを挿せば
イタリア風アメリカントラッドな巨匠の完成で〜す!!
結局 僕は『TRAD』や『IVY』がベースにあるから、こうやって自分のコーディネート見るとつくづく思うけど、斬新なようで結局はどこか懐かしいアメリカンカレッジ風な香りがする合わせが好きなんだよね…そして出来上がってくるのが そこにイタリアの「スケべ魂」を多少ブレンドして どことなくセクシーさも感じられるやつ…笑。
まぁ自分で言うのもなんですが、結構 女性好きする(女性から好まれる)コーディネートだと思いますよ…コレ マジで。。。(笑)
長時間に及ぶ収録後は、風邪気味な体調がなかなか復調しないので せめてスタミナでもつけないとと、そのまま汐留から銀座をテクテク4丁目まで歩き、
お目当の天保8年創業の老舗うなぎ屋さん『新橋 登亭 銀座店』へ直行…そうしたら もう閉店間際の時間だというのに、長蛇の列だったのでこりゃダメかと諦めかけたその時、「おひとり様カウンターならすぐ入れますよ。」と優しいお店のおばさまが声をかけてくれたので、運がいいことにあっさりと潜入完了!!
さぁ〜「「サッポロビール 黒ラベル」小瓶で一人お疲れ様のスタートです…。
ここもおそらくある程度の段階まで 前もって仕込んでいると思われるので、
そこまで待たずして 期待の詰まった まっ黒い漆のお重の登場…
ふたを開けると…出ましたぁ〜!!
テリや脂のノリも最高な この店で一番お高い「うな重 竹(鰻 1尾)」…
お上品な肝吸いとお新香もついて¥3700!!
『登亭』と言うと¥2000以下で食べられる「うな丼」が有名すぎて、気持ちどこかチェーン店ぽいイメージを持たれてる方もいるだろうし、¥4000~5000出すなら築地の『宮川』や慶応2年創業の『竹葉亭』に普通行くでしょうと言われる方も多いと思いますが、その辺の店は異常にラストオーダーが早かったりして 逆に夜だとゆっくり食べられないところも多く、それに比べて21:00までしっかり営業している『登亭』は、今日のように遅めな時間に急にどうしても食べたくなった時なんかに便利なんですよね〜さらに国産鰻を使用しているので身はふっくら柔らかく、たれの味のバランスも濃くなく薄くなく 絶妙な塩梅と全く失礼なし。。。
やはり今宵も山椒多めでいただきます。。。
一度食べ始めたらもう脇見もせず 一気に胃袋にかきこむのが一人鰻の正しい食べ方…わずか数分で食べ終えて店を出ると、まだ行列は絶え間なく続いておりました。。。
せっかく久々に4丁目より先に来たんですから、 久々に『ダンヒル銀座本店』で長年マネージャーを務める、大昔彼が務めていた『Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)』時代からの親友 林 博文氏の顔でも拝んで行こうかと思ったら、
もう営業時間も終了していたのに、しばらく失礼なことに伺うこともなく リニューアルした店内ですらまだ見ていなかった僕に、わざわざ 一つ一つ丁寧に案内してくれた上に
銀座1~2丁目の華やか かつ怪しい(笑)風景を上から優雅に見下ろしながらお酒を楽しめる
これまたリニューアルしていた『dunhill bar』のやたら眺めの良い席に案内してくれて
本来なら結構なプライスがするであろう「グラスシャンパン」までご馳走してくれました…。
やはり持つべきものは古くからの親友ですね〜ありがとう林くん!!
ここ一ヶ月禁酒をして体調を整えているみたいだけど、「もうそろそろ飲み出す予定!」とも言っていたので、現役復帰したらたまには昔のように朝までとはもう行けませんが 飲み歩きましょうね〜。
ちなみにこの日はもちろん二日酔いだったので、何も考えられず 昨日着ていた服装とほぼ同じコーディネートなわたくしであります。。。(苦笑)
翌 日曜日は
テレビ東京の大人気番組『THEカラオケ☆バトル』の恒例 長時間収録…苦笑。
タイドアップをやめ、すっかりカジュアルになったこの番組での衣装ですが、
首元に『Altea(アルテア)』のコットンシルク小紋柄スカーフを巻いた、久々の『TOMORROWLAND』オリジナルの半袖開襟シャツの
裾を出したカジュアルなスーツスタイルで登場の巨匠。
この『TAGLIATORE』のシアサッカー地ネイビースーツ…実はウェストリブ&紐のスポーティーなデザインでありまして、
それゆえにだいぶ崩したコーディネートにしているので、色目はあまり使わず、胸元もホワイト×ネイビーペーズリーの『Petronius(ペトロニウス)』シルクチーフをさりげなく雑に挿す感じで
全体をシンプル目なネイビー系のグラデーションでまとめてみました。
ネクタイもいいけど、やはり何と言っても巨匠といえばスカーフがトレードマークですので 実にお似合いですなぁ…とりあえずこれで やっと、長い長〜い週末が終わります。。。(笑)