巨匠堺正章氏と共に、『TREMEZZO』の2025 S/Sコレクションに伺い、いつものごとく、おそらくあまり大手のセレクトショップではオーダーしないであろう(笑)決してノーマルではないジャケットやトラウザーズたちの発注作業をして参りました〜せっかく生地見本から選んでオーダーするわけですから、どこにでもあるようなものを頼んでも仕方ないですからね…😅。
今回の『TAGLIATORE』も相変わらずカラフルなもの押しでありまして、
まずオーナーデザイナーであるピーノ・レラリオ氏的イチ押しは、なかなか勇気のいる淡いパープルやピンク系のジャケットたち。
グリーン系も押してましたが、いやなかなかプロの僕的にもハードルが高いのが正直なところ…。
まぁなんと言いますか、おそらく日本人の肌や髪の色に合わないのかなぁ…こんな色目をサラリと着こなせたらと、そりゃ憧れますけどね〜🤣。
まぁ爽やかなブルー系や
ベージュ系なんかは普通に着慣れておりますので、そこら辺のもので持っていない柄や素材のものを何着かオーダー…今年同様、来年もまた異常な暑さが予想されますんで、もうモデル的には裏地も何もないペラペラなタイプしか選べません。
『PT TORINO』のトラウザーズたちは、やはり徐々に太いラインがメインになりつつあるんですが、こちらもようやく細いラインに慣れた一般日本人のオヤジたちにとってはなかなかハードルが高いのが正直なところ…ただ僕的には何シーズンか前から極太ラインを結構オーダーしているので 楽しみなんですけどね〜。
さらに金額がどれも上代で¥60000を超えてきてるので、相当リッチな方にしか響きづらいかもしれません…😂。
マチャアキさんも身長的にもなかなか極太ラインが難しいんですが、さすが日本の芸能界を代表するファッショニスタ…いつものスリムラインの他に、何本か冒険して太めのものもオーダーしておりました。
僕的には『PT』の夏物のメインは毎年ショーツなんですが、今回はあまり刺さる柄ものが出ていなく、逆に新鮮な無地のサマーコーデュロイのものを何本かお願い致しました。
いやぁ〜今回もだいぶ様々なものをオーダーしたなぁ…まだだいぶ先になりますが、今から到着するのが楽しみで仕方ありません…😌。
オーダー会の後は、『TREMEZZO』小林裕社長共に、巨匠が予約をしてくれた麻布台ヒルズに店を構える、あのフランス料理界の巨匠、三國清三シェフがプロデュースするグランビストロ
『Hills House Dining 33』にてディナータイム。
通された個室から見る眺望は、ほぼほぼ東京タワーと並行かちょい上目からというこのロケーション…その先にはくっきりとレインボーブリッジも見ることができます。
お花の味とでも言いましょうか…まぁなんの味とは表現しずらいウェルカムドリンク(めちゃウマでしたが…。)からの
キリッと冷えたシャンパンでまずはお疲れの乾杯!!
ぶっちゃけまるでグルメではないので、とにかくフレンチが苦手なもんですから、少々今回のチョイスに不安がなかったというと嘘になりますが、世界の三國シェフのお料理ですから期待の方が大きかったのも事実。
まずはスープ状のトマトと泡の「アミューズ」からの、
このパンが激ウマだったね〜「フォカッチャ・フランセーズ」!!
実に夏らしくスッキリとした味覚の「長崎県産スッポンと夏野菜のタルタル仕立て そのエキスとサフラン風味のジュレ」が到着したところで、さっそく重た目なオススメ白ワインを注文…
ソムリエがチョイスしたのは、ムルソーを彷彿とさせる芳醇なアロマと滑らかさ、そして美しく透き通った酸を兼ね備えた味わいが特徴のフランスブルゴーニュのシャルドネ「RULLY PREMIER CRU CHAPITRE(リュリー プルミエ・クリュ シャピートル・ブラン)」…。
永遠に飲んでいられそうな「とうもろこしのブルーテ ウニやオマール海老のエキスと合わせて」からの
サクサク食感が抜群の「北海道函館産 穴子のベニエ 万願寺唐辛子と九条ネギのサラダ ソースペリグー」と続いたところで、2種類目の白ワインは
グリーンマンゴー、レモングラス、グァバ、ジンジャーのアロマに微かに梨を思わせるニュアンスが漂うオーストラリアのフルボディー「TORBRECK The Steading Blanc(トルブレック ザ・スティディング ブラン)」。
さらに赤のグラスワインも追加しつつ、メインの
あまりに柔らかすぎて驚いた「イタリアロンバルディア州産仔牛のフィレ肉、パセリのパネ ジロール茸とインゲンのフリカッセ、ソーテルヌの香り」をいただいた頃には、
すっかり窓の外も、ご覧の通りのこの上ない極上の夜景が広がっておりました…コレってもう東京タワー好きにはたまらんシチュエーションですよね〜ホント男子3人で眺めているのが勿体無い気分でいっぱいであります…苦笑。
デザートは、まず支配人が自ら目の前で作ってくれる、
いわゆるオレンジをメインとした「クレープシュゼット」のチェリー版とでも言いましょうか、
バニラアイスを添えた「チェリージュピレ」からの
メレンゲの中にフレッシュなマスカットが贅沢に詰められた「シャインマスカットのデリス」。
最後は「マカイバリ茶園のオーガニックダージリンティー」に
意外にも癖になりそうな「江戸みそのマカロン」といった流れで、味はもちろんのこと、ボリューム感も程よく最高に大満足のシェフのおすすめディナーコースはめでたくフィニッシュ。
こっそり伺ってみたら、なんとコレで¥11000のコースとは、マジで超お得すぎじゃない??
ご存知の通り、鴨、羊、ジビエ & 内蔵系とまるで苦手なわたくしですので、決して近づかないフレンチレストランですが、予想を遥かに超える美味しさと共に、あらゆる面で、ここならまたすぐにでも伺いたいコスパ最強の一軒…次回は必ずや美しい女性をエスコートして出かけてみたいものであります…😉。