久々に大忙しな 急激に気温が下がった火曜日は、我らが高橋克典 …NHK 3本撮り収録!!
まずは『BSコンシェルジュ』…愛称は『びぃコン』に『CIRCOLO(チルコロ) 1901』お得意のジャージストレッチ ダブルスーツを身にまとい
スペシャル時代劇『十三人の刺客』の番宣で登場。
収録後は少しの休憩を挟んで
レギュラーMCを務める『ららら♪クラシック』の2本撮り…
1本目の衣装は、同じくまたしてジャージストレッチ素材の『CIRCOLO(チルコロ) 1901』の大胆な大柄チェックJKをメインに
『FILIPPO DE LAURENTIIS (フィリッポ デ ローレンティス)』のカシミアモックネックブラックニットに『PT』の鮮やかなローズレッドウールパンツ。
2本目は『L.B.M 1911』の
トラディッショナルというよりかは 往年のIVYスタイルを彷彿させる華やかなクラシックチェックJKに、
インナーとトラウザーズはネイビーでライン引きをし、JKのみを前面に押し出す艶やかコーディネートで KATSUのおぼっちゃま感をさらに際立ててみました…笑。
この日の『ららら』恒例「レアなお弁当シリーズ」ですが、高級宅配弁当『Baran』の
「A5ランク黒毛和牛常陸牛デミソースオムライス 彩り野菜弁当」とだいぶ魅力的でありましたが、本日は他にどうしてもランチで伺ってみたいお店がありまして、それは
NHKからわずか数分の神山商店街(奥渋)の一角に、よ〜く注意していないと見過ごしてしまうほど、ひっそりと佇む
1988年創業の老舗うなぎ店『吉野』…。
中に入ってみると、白木のカウンターをメインにした 思っていた以上に粋な空間…ただお昼時なのにこんなに空いてるのはやはりコロナの影響なのでしょうか?
大人気店と聞いていたので、すぐに入れるのかを心配しながら訪れたというのに、なんか少々拍子抜けした感じであります…苦笑。
迷わず僕が注文したのは、創業以来継ぎ足し継ぎ足し育て続ける秘伝のタレが自慢の「うな丼」(¥2350)…実はこの店を一躍人気店にした名物メニューは、うなぎと焼き鳥が一緒に盛られた「あいのり丼」(¥1900)たるものでありまして、¥1000台で高価なうなぎが食べれると、ご近所で働く若者たちに大好評で常に賑わっているとの噂でしたが、やはり僕のような OJISANともなるとしっかり鰻だけで勝負…笑。 あくまでも「うな重」でなく「うな丼」なので どこまで本気の鰻かよくわかりませんが、やはりあくまでもランチ用なのか、ご飯のボリュームに比べて 鰻自体もやや脂ののりも良くない上に そこまで大きくなかったので、ちょっと物足りない感じは否めないかなぁ…。
お吸い物ではなく味噌汁(七味入れすぎ!!)っつうのも嬉しいんだか悲しいんだか…やはり最低でも¥4〜5000は出さないとその店に実力は良くわかりませんね…苦笑。
過酷な3本撮りを終えたこの日のディナーは
9月に予約を取ろうとしたら、なんと今月まで待つことになったほどの大人気イタリアン
松見坂『cingale ENOTECA(チニャーレ エノテカ)』。。。
何度来てても迷ってしまうほど わかりづらい、まさに隠れ家中の隠れ家とは聞いておりましたが、
店内は10人も入ればいっぱいの、全てが Chef ‘s テーブルとも言えるカウンター席を中心に、4名様からの個室がひとつ、
とても急な階段を上ると
二階には席はなく、とても可愛らしいワインセラーとレストルームのみといった、どこか北欧の田舎町にある誰かの別荘にでも伺ったような温かみ溢れる雰囲気で心癒されますなぁ…。
壁にかけられた黒板には本日のコースメニューの内容が書かれており、
オーナーシェフの東森俊二氏自ら、この日使用する食材を
とても丁寧に説明してくれます。もし苦手なものがあれば、この時点で手をあげれば(笑)他の食材に変更可能…。
もちろんパスタも全て手作り…。
いつも通り 樽熟成したオーキーな白ワインをオーダーすると、出して来た何本かのオススメの中から僕が選んだのは、カリフォルニア ナパヴァレー の十分な果実味がありながらもエレガントな余韻漂う『Clos Pegase Chardonnay(クロペガス シャルドネ)』…ご興味ないかもしれませんが(苦笑)実は石田純一&東尾理子夫妻 が結婚式を挙げたワイナリーのものなんですよね〜まぁ余談ですが…。
まずご登場の手作りパン第一弾は「くるみとレーズンのバケット」…
それとともにお目見えしたのが「香箱蟹のセビーチェ」…卵がいっぱいのせられた蟹肉に、横に添えられたホットオイル&ライムをちょっとずつMIXしていただきます。
お寿司が大好きなシェフらしく、ドド〜んと丸ごと買い付けてしまった『大間のマグロ』は
シンプルにわさび醤油でお刺身に…。
脂ののりきった魚の身と爽やかなグリーンのソースが相性抜群の「太刀魚のグリル サルサベルデ」では、そのあまりに美味すぎるソースを残さず食べて欲しいと、
これまたドド〜ンと焼きたてほやほやの超ビックサイズフォカッチャを
すぐさまカットしてご提供…熱々なパンとまたそのソースがたまらなくベストマッチ。。。
最後に削りかける柚子の香りがより海の風味をさらに引き出す「バフンウニのタリオリーニ」に
どこまでも果てしなく優しいお味の「カブのコンソメ」、
再び材料を確認しながらの 軽いお口直し的な
「クリームトリュフチーズと生サラミ」で一息ついたら
お待ちかねの「短角牛のカツレツ」に
最後にもう一度 出される〆のパスタは、ラザニアで使用する大きな平打ち麺を 細く手切りにして作られる「黒トリュフのラザニエッティ」。
ドルチェは「ラムレーズンの最中」、
それに合わせてほっこりまったりの「レモングラスハーブティー」でコースは無事終了〜いやいや実に穏やかで心やさしい東森シェフのお人柄が前面に現れた、シンプルかつお上品な肩の力が抜けた愛情たっぷりイタリアン…欲深さの微塵も感じられないその穏やかなスタイルと、このわずかなプラチナシートじゃ、そりゃあそうは簡単に予約は取れないはずだよね…苦笑。
お料理はこのタイプの¥10000のコースのみということで、そのリーズナブル感に気を許したのか、気がつけば 知らず知らずのうちにボトルを開けた後にグラスワインを何杯も頼んでいたようで、最終お会計は大変なことに…涙。
ホント、僕がお酒を飲めない体質だったら、おそらくもう1〜2軒 家が建っていたかもしれません…苦笑。
あ〜くわばらくわばら。。。