久々の
『CHIANTI 飯倉片町本店』…昔から「子供の心を持った大人、大人の心を持った子供」が集う 日本一と言っても過言ではない、昭和35年(1960 年)に誕生した伝説のイタリアンであることは言うまでもありませんよね。
皇族から政界財界芸能人と、多くの常連客を持つ、かつてはいわゆる「六本木族」や「野獣会」らの中心であったこのお店は、やはり1階のカフェではなく
地下のレストランが落ち着くわけですが、それも階段を降りて左サイドの厨房がある側となる、赤いチェック柄のテーブルクロスが印象的な昔から何も変わらないノスタルジックな空間がベスト…特に一番手前の席はマチャアキさんと今は亡きムッシュかまやつさんの指定席でもあります。
この日は昨年偶然『麻布台ヒルズ』で20数年ぶりにバッタリと遭遇した、僕のアシスタントを長年務め、『GQ Japan』の撮影では一緒にブラジルロケまで連れて行った丸岡というかわいいヤツが、超喜んでその翌月にでも我が家に久々遊びに行きたいと笑顔ではしゃいでいたのに、まさかの脳出血でいきなり他界してしまい、それから半年経った今、残された奥様がそろそろようやく落ち着きましたと連絡があったので、じゃあご飯でも食べながらその時の経緯を聞かせてもらおうと、丸岡も大好きだったここ『CHAINTI』を予約したと言うわけ。
冗談のようなタイミングで再会したばかりだったので 本当に驚いたんですが、
何より残された家族に笑顔が戻り僕もひと安心…ひとり娘さんも連れてくる予定だったんですが、仕事で来れなくなってしまったのだけは残念でしたね。
実はランチタイムに伺ったのはなんと今回が初めてでありまして、夜と異なりめちゃくちゃリーズナブルだとは聞いていたんですが本当に安くてびっくり!!
2種類のコースのみとなりますが今回オーダーした「BIANCO」というコースは
「前菜3品とサラダの盛り合わせ」に
2種類から選べる「本日のスープ」…「ポークブイヨンスープ」と「トマトのポタージュ」からお好きな方をと言うので僕は「トマト」の方をチョイス。
パスタも2種類からのチョイスで「スパゲッティ バジリコ 」又は「 トマトソース和え スパゲッティ」のどちらかと言うことで もちろん僕は名物の「バジリコ」を。
同じプレートには「仔牛のカツレツ ミラノ風」まで2枚も添えられておりボリューム も満点!!
正直この2品こそが『キャンティ』で僕の最も愛するメニューと言っても過言ではないので(本当は「仔牛のフローレンス風」がNo1ですが….)これがセットでいただけるなんてもう完璧としか言いようがございません。
ドルチェもこれまた大好物の「生クリーム」まで添えられた大人の「プリン」から「シフォンケーキ」まで付いてきたし、
もちろん最後はお好みのコーヒー or 紅茶まで…と、これで一体いくらだと思います?
ディナーだったら軽く一人¥2〜30000は超えそうな内容ですが、お値段はな、な、なんと たった¥5324!!!
え〜ホントこんな安くて大丈夫??💦
ここまで充実していたらもう夜は来なくなりそうで怖いね〜だって僕の愛するデキャンタ白ワインも1リットルで頼んだのに、おひとりさまほぼ¥10000で済みましたから、これは嬉しすぎる悲鳴!!
ぶっちゃけ毎日来たいぐらい気に入りました〜少なくとも週一では来ようかな…😅。
と言うわけで大満足なランチタイムを過ごしたその晩はこちら。
かつては恵比寿でどちらかというとノーマルなフレンチビストロとして営業していた『ポ ブイユ』でありますが、しばらく店を閉め、その後こちら
恵比寿と天現寺のちょうど真ん中あたりに移転してからは、誰もが喜ぶ洋食寄りのなんでもありの創作料理と化したもんで連日大賑わい!!
なぜならここのオーナーであるボナセーラ系イタリアンの元祖でもある『イルボッカローネ』や『ラ ビスボッチャ』をはじめ、『オーバカナル』や『モレスク』などの名店を次々と生み出してきた福島直樹氏がやはり手がけていた白金の『酒肆SHIROKANE』が彼の手を離れたのをきっかけに、そこでシェフをしていた超センス抜群の與那覇実氏とサービスのベテラン2人の行き場がなくなったために、新たなる『ポブイユ』をオープンさせ 受け継いだという経緯なので、食事の内容がそちらに近づいたというわけ。
だからもうメニューを見た瞬間から「ハンバーグ」だぁ〜「ビーフカツレツ」だぁ〜「マカロニグラタン」だぁ〜(まさかの「カツ丼」なんかまであります。)と食べたいものだらけだから、いつも選ぶのに時間がかかってしまうんですよね〜。
あっさり「セロリマリネ」(¥600)からの、
「ごまアジ」(¥800)、
「玉ねぎチーズ焼き」(¥1000)、
濃厚「蟹クリームコロッケ」(¥700)、
名物の「ポブイユドック」(¥1500)、
予想を反して赤かった(笑)「ニラそば」(¥1500)に、
お口直しの「ヨーグルトシャーベット」(¥500)や、
『キャンティ』に引けを取らない大人の「プリン」(¥500)…とまぁご覧の通り 逆にだいぶリーズナブル。
なので呑兵衛的にはもう少し質は悪くてもいいからお安いワインがあるとよりいいんですけどね〜😅。
というわけで1本空けてしまったら さぁもう1本という感じにはなれないので、最後の最後は
濃いめの「レモンサワー」でお会計であります。
翌日は約半年ぶりとなる
テレビ東京『THE カラオケバトル スペシャル』の収録で
久々に巨匠マチャアキさんのスタイリング…今78歳ですよ〜元気ですよね〜🤣。
今回の衣装はグレー×ベージュの千鳥柄ジャケット(TAGLIATORE)やアイボリーのパンツ(PT TORINO)もこの日下ろしたての新作で、インナーに差し色でパープルタートルニット(JOHN SMEDLEY)を合わせ、首元にはチラリとブラウンペーズリースカーフ(Atto Vannucci)を効かせてみました。
今月行われる『TAGLIATORE』や『PT』の輸入元であります『TREMEZZO』さんの20thPartyでも、日頃からお世話になっているからと自ら司会を名乗り出た我らが巨匠…「どうせなら1曲歌ってくださいよ〜。」と社長のコバさんに言われたらしく、この日も楽屋で笑いながら「さすがに歌はギャラをもらわないとなぁ。」とお得意のお金ギャグをぶちかましていただき一同大笑い…😂。
ただでもだいぶ売り上げが伸びていた巨匠の人生初の出版本となる
「最高の二番手」も、数日前にテレビ朝日の『徹子の部屋』にゲスト出演した時にまた宣伝して以来、さらにバカ売れと絶好調〜!!
マチャアキさんの大ファンで知られ、僕や巨匠と同じくマセラッティのオーナーでもある金沢の有名なバー『 Bar MARTINI』の和世繁さんからも是非サインが欲しいと言われたので
表紙を開いた場所に一筆書いていただきましたよ〜そしたらギャグだとは思いますが まさかの僕のサインも欲しいと言うので
一応後ろのページの方にひっそりと小さく書かせていただきました…🤣。
収録がテレ東「神谷町スタジオ」でしたので久々にお弁当というものを目の当たりにしましたが、
この日は『浅草今半』の「天重』弁当〜相当美味しそうに感じる方も多いと思いますが、
どうしても「衣」がふにゃふにゃにふやけているので全くそうでもありません…😅。
なのでほんの少しだけ口にしただけで、番組終了後に
ここんとこやたらと行く回数が増えてきた、自宅からすぐの麻布十番『ひかり鶏』を予約。
おそらく麻布で最もコスパの良い焼き鳥屋さんなのでホント連日超満員なんですが、少し遅い時間だったもんでなんとか席を確保することができました。
まぁ今日一日だいぶ長い収録で頑張りましたから、やっぱ自分にご褒美をあげないとね〜🤣。
いつも通りスペイン語で「悪魔の蔵」を意味するチリワイン「Casillero del Diablo」片手に
「梅きゅうり」からスタートし、
「たたき軟骨つくね」に
「ガーリックマヨ焼き」や「しそ巻き」「手羽先」あたりを軽くつまんでから
〆も相変わらず同じオーダーでお決まりの「カレードリア」…ダイエットをしてから胃が極端に小さくなってしまったので、やっぱ食事はこういった1本から頼める串物なんかがまさにベスト!!
また懲りずに近々お邪魔させていただきます…😌。