数ヶ月に一度の
『Byoux』の日がやってきました。
毎回このブログでもご紹介しているのでもうご存知の方も多いかと思いますが、一応もう一度説明しときますと、「azukiグループ」が経営する住所や電話番号など全ての情報非公開という会員制レストランでありまして、こちらは恵比寿にある創作イタリアン。
何が特徴かと申しますと、やはりその強烈なコスパでありまして、お一人様 税込¥15000ジャストでフルコースのお料理とアルコールが飲み放題なわけですが、特にワインが凄く、店内に設置されたセラーの中に入っているワインならどれでもグラスで頼んでもいいし、ボトルごと飲み干しても構わないって言うんですからワイン好きにはたまらないよね〜🍷。
それも普通フリーフローといったらある程度お安いハウスワイン的なものが多い中、この店のワインときたら、ほとんどのものが普通のイタリアンで頼んだりしたら¥10000〜¥20000はする代物だらけ…なのでワイン好きには夢のような一軒なのであります。
まぁ二部制になっておりますのでお時間の制限はございますが、それでも約 3時間近くは好きなワインを好きなだけ飲めるので、もう毎回ヘベレケ必至…😅。
この日はいつも通り18:00スタートの回にお邪魔させていただき、
まずは駆けつけ「スパークリング」で喉を潤してから、
すぐに「前菜の盛り合わせ」…あれ?いつもは9種類出てくるのに 初めて6種類しかお皿に乗っていなかったなぁ…。
でも僕的に9種類は多すぎて必ずや残していたので、実は丁度いいですが…😌。
次に「自家製パン」が出てきたところでまず最初のワインはやはりオレンジで…ということで
濁りがなく、透き通ったオレンジ色が特徴のイタリア フリウリ ヴェネツィア ジュリアのオレンジワイン「PRIMOSIC Skin Settanta」をいきなりボトルでいただいてしまいました。
風味としてはピノ グリージョの果皮による濃い目のアンバーカラーとピンク色の花を思わせるマルヴァジア種の典型的な香り、フリウラーノの特有のエレガントで心地よい苦みの余韻が残る、誰にでもとても飲みやすいオレンジワイン。
本日の魚料理は「さわらのポワレ」…ポタージュに白味噌を加えた優しいクリームソースとさわらの相性が抜群でしたね〜。
2種類用意されているという肉料理の最初の一皿は、僕の苦手な「鴨のロースト」…やはり半分残してしまいましたが、思っていた以上に癖もなく、また横に添えられた赤ワインソースが美味しかったのでそれに助けられました…😅。
今日気がつきましたが、苦手なのは味というよりかは確実に匂い!!
なので全然 味的には食べれたのに、途中でいい加減やっぱ匂いがキツすぎるなとついナイフとフォークを置いてしまったんですよね…昔からちょっと人より匂いに敏感なところがございまして、大人気スーパー『ナニワヤ』などで売られていて わざわざ遠方からも買いに来るような いわゆる一番美味しい肉とされる「腐りかけの熟成ビーフ」なんかも全くダメなわたくし…。
なので みなさんよく勘違いなさってますが、実はまるでグルメではないんですよね…😢。
そこんとこお間違いのならないようよろしくお願い致します…😌。
2本目のワインはこちらもオレンジで
アメリカで最も売れているオレンジワインとして知られるカリフォルニア、セントラルコーストの「Field Recordings Skins」…アカシア樽で6か月熟成させたその風味は、ピュアな果実味の中に驚くほどの旨味が詰まっております。
そしてこの店のフェイバリッツその一といえば
やはり「キッシュ」ですよね〜😌。
普段他の店なら絶対に食べないお料理ですがこの店のはめちゃウマい!!
毎回中の具材は自分で選べるようになっており、今回は
「海老、いか、ミートソース、チーズ」の4種類をチョイス…結構なボリュームなので いつも一切れしか食べれず、残りはToGoしてもらいます。(しかしその後事件が…😅。)
何もつけなくても十分に美味しいんですが、この秘伝の「トマトソース」をつけるとより高級感が出るかな。
3本目のワインはご存知
今やカリフォルニアを代表する大人気シャルドネとなってしまい値段も急激に上がり続けていると噂の 僕の愛する「BREAD & BUTTER」!!
2013年に設立された比較的 新しいワイナリーなんですが、2015年に当時のアメリカ大統領であったオバマ大統領が主催したTPPランチミーティングにてオンリストされたのをきっかけに大ブレーク!!
ほぼ無名のワインから一気に世界を見据えた大注目の高級ワインに化けてしまったのであります…おわり(笑)。
そして二皿目のお肉料理は
超柔らかすぎて驚いた「牛ビーフヒレ肉のロースト」…🥩。
しっとりと表面だけ軽く焼かれた感じで、マジで歯がいらないくらいの食感と2〜3口で食べれちゃうサイズ感がもう僕には完璧…😋。
とまぁ牛肉ときたらやっぱり赤も頼んどかないとね〜ということで、まさかの4本目のワインは
フレンチオーク樽で12か月熟成させたことにより、ブルーベリーやブラックチェリーのようなダークフルーツの凝縮されたフレーバーを引き出し、エキゾチックでスパイシーな余韻が残るカリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン「689 Cellars The Hype Cabernet Sauvignon」…いやいやこの久々の赤ワインと共に、お料理の方もついに最後のお皿で、本日のパスタ
「しらすとカラスミのイカ墨を練り込んだタリオリーニ」が登場〜麺の量をほんのひと口サイズから小、中、大と選べるんですが、今回は特に美味しそうだったので珍しく普通に「中」にしてみました。
いつもはもうこの時点だとお腹いっぱいすぎて「小」なんですけどね〜朝 & 昼ご飯と抜いて挑みましたから、まぁこれぐらいならそこまでダイエットにも響かないでしょう…😅。
それにしてもこの写真ってどっからどう見ても往年の石田純一にしか見えないのは僕だけでしょうか…🤣。
まぁかつて仕事をご一緒してた頃はよく兄弟と間違えられてましたからね〜💦。
デザートは再びのこの店自慢のフェイバリッツで
大きな焼き立ての「フィナンシェ」…この他にお土産用にお持ち帰り希望の方は、コースの途中にスタッフが聞きにきますので、一人前¥1500で販売もしております。
ちなみに僕はあまり甘いものに興味がないので断言はできませんが、隣の席の大食漢風の女性のお客様が「ここのフィナンシェは確実に日本一 ね!!」と大声で喋ってはおりました…🤣。
「コーヒー 」or 「紅茶」を選択し、
最後の最後は手作り「ティラミス」でついにフィニート…いかがでしょう〜このボリューム & このワインのラインナップ飲み放題で¥15000!!
いやぁ〜これぞお客様ファーストの儲け度外視価格破壊!!
爪の垢を飲ませたいシェフが僕の周りにも何人かいるなぁ〜😂。
そして食べきれなかった「キッシュ」を銀紙に包んでもらい、自宅に持って帰って何気にローテーブルに置いといたら、翌朝銀紙だけが引きちぎられて床の上に…💦💦💦。
うわぁ〜またもやグラにやられましたぁ〜😭。
というかあんないかや海老の入った大きな「キッシュ」を食べちゃって大丈夫なの?
もうホント心配だし食いしん坊すぎて困ります…酔っ払ってついうっかり低いテーブルに置いたパパが悪いのか。
まさかあの厳重に包まれた銀紙まで破壊するとはなぁ〜素直に反省であります…🥵。