完全情報非公開 & 完全会員制のイタリアン
恵比寿『 Byoux(ビュークス) 』の予約日がまたやってきました。
この店の何が凄いかって言いますと、とにかく普通にお店で飲めば¥10000〜20000はするであろう高級ワインが、全てグラスだろうがボトルだろうが飲み放題!!
ちょっとそこいらのフリーフロウとはわけが違うんですよね〜🤣。
それでいてお料理の方ももう食べれませんと言うぐらいの9品のフルコースがついて、お値段おひとり様ジャスト¥15000と、ホント「経営の方は大丈夫ですか?」と心配になってしまうぐらい…😅。
わずか5テーブルしかない周りを見渡しても、まぁ僕みたいにアホみたいに飲みまくっている人はいないから平気なのかもしれませんが、それにしても凄いシステムだと毎回つくづく感心してしまうわけであります。
とりあえず泡を一杯いただいて 喉を潤してから、今回初めてオレンジワインがあるか聞いてみたら、数は少ないですが何種類かはあるとのことで、まずは軽い飲み口ながらも、世界最大のワイン・コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2021」のオレンジワイン部門において、同ワインの世界的産地であるジョージア以外で初のゴールドメダルに輝いたという
「FUEFUKI KOSHU GRIS DE GRIS (笛吹甲州 グリ・ド・グリ)」を…やや高めの酸味と豊かなミネラル感が印象的なさっぱり辛口で、さすが1877年からの日本一長い歴史を持つ、日本ワインの原点ともいえる生産者「シャトー・メルシャン」。
日本産のワインとはいえ、伝統的な醸造技術の継承と、多くの栽培、醸造有識者との共同研究による先進的な製法の開発により高品質なワイン造りを可能にしているようであります。
お料理の一品目は、
中にコーンとコーンペーストを入れた「生ハム」…手掴みで摘んでガブリといただきます。
3杯目は白ワインで、
2012年に開催されたロンドンオリンピック公式ワイナリーとして知られている、1928年に設立された南アフリカ・ステレンボシュ地区にある老舗のワイナリー「Stellenrust(ステレンラスト)」…そのヴィンテージの樹齢がすぐ分かるように毎年ボトルに樹齢の数字が入った立体的なワッペンが貼られているのが特徴。
お料理二品目はジューシー極まりない「フライドチキン」…禁断の揚げ物を久々に口にしてしまいましたよ〜💦。
4杯目はジョージアの代表的な土着品種であるルカツィテリを伝統的なクヴェヴリ醸造で仕立てる、こちらもオレンジワインで深みのある味わいの「VINOTERRA RKATSITELI(ヴィノテッラ・ルカツィテリ)」。
三皿目のお料理は柔らかい鮑とカリカリのもずくのコントラストが楽しめる「アワビともずくのフリット 鮑の肝ソース」。
このソースとバゲットの相性が最高でしたが、あまり食べると後が続かないので我慢我慢。
5杯目はもっとも魅力的なピノ・ノワールの生産者で、鮮やかな柑橘系果実の風味と美しいミネラル感を兼備したスタンダード・シャルドネ「CALERA CENTRAL COAST CHARDONNAY(カレラ セントラル・コ-スト・シャルドネ)」。
四皿目のお料理は厚めなローストビーフのような「ビーフステーキ」…お肉もさることながら、おソースがめちゃウマだったなぁ…😋。
それに合わせて赤ワインを一杯…とてもエレガントでスパイシーな香りの、イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア ヴェネツィア・ジュリアのリッチでフルボディーの赤「Just Me Azienda Agricola di Lenardo(ジャスト・ミー ディ・レナルド)」。
そして五皿目となる本日のメイン料理は
豪快に揚げられた「うずらの素揚げ」…ということで、一人前は
一羽のハーフがこんな感じで出て参りました…塩もいいんですが、これまたこのおソースが絶品!!
同じお肉でも、やはり「うずら」は赤ワインという感じではないのですが、
自然酵母で発酵させることにより、ラズベリーやレッドプラムやミネラルのニュアンスや、手作りイチゴジャムのような凝縮された香りなど様々なアロマが力強く広がる、なめらかな口当たりの「CALERA Pinot Noir Central Coast(カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト)」をもう一杯だけいただいてから、
大好きなリッチで濃厚な白「BREAD & BUTTER Chardonnay」をついにボトルでオーダー!!
名前の通り、パンが焼きあがる瞬間の香ばしさと濃厚なバターのようなクリーミーさが印象的な1本。
そこに登場した六皿目は、お店自慢の「キッシュ」…何種類かから味を選べるんですが、僕は迷わず「蟹と海老のビスク味」。
そしてお料理の〆はやはりグラム数を選べるパスタ…この日は紫蘇と茗荷が効いた「アサリのボンゴレスパゲッティ」!!
珍しく欲張ってミディアムサイズにしてしまいましたが、食べきれないと思っていたら、麺が普通のパスタよりもシコシコ & もちもちで美味すぎたもんですから、一瞬でぺろりと平らげてしまいましたよ〜明日の体重測定が今から恐ろしいなぁ…😂。
デザートはこのお店のフェイバリッツでもある「焼きたてフィナンシェ」と
「ティラミス」のダブルドルチェ…これ全ていただいて¥15000ポッキリってちょっと信じられないでしょ??
そして珍しく今週は二夜連続のイタリアンでして、とは言ってもまぁほぼほぼワインだけを楽しみに伺ってしまったんですが、六本木の本当にこんな雑居ビル内にあるのっつうぐらいシャビーな建物に入るこちらも会員制(?)で 一応一見さんお断りの『Cucina alla Baba』。
お目当てはこちらピエモンテの超自然派 & 超濃厚オレンジワイン「TRINCHERO SOGNO DI BACCO(トリンケーロ ソーニョ ディ バッコ)」…このワインって普通にネットとかで安く買っても¥8000以上するのに、この店では¥11000で出してるっつうから良心的すぎるでしょ?
『Baba』のいいところはまさにそこ…ホント貴重かつ高価なワインを、とてもリーズナブルに提供してくれるところが素晴らしいわけであります。
この日は11周年記念ウィークということで、サービスの「シャインマスカット」が登場し、
あとはいつも出してくれる「オリーブ」と
「生ハムのブルスケッタ」…正直もうこれだけでいいかなとも思ってたんですが、
結局気がつけば 大好物の「手打ちアラビアータ」と
「豚肉ハンバーグ」も頼んでしまった…💦。
そして〆にもう1本…僕が最も愛するCHARDONNAY「MARRAMIERO Punta di Colle」でフィニート…。
いやぁ〜飲みに飲んで、食べに食べた二日間…本当にお疲れ様でした〜ただし明日も明後日も明明後日も飲み会の予定が入っているので、何とかして肝臓をカバーしないとね…😅。