わずか1ヶ月前(僕の誕生日であります9月2o日)に急遽発表された、「京セラドーム大阪」、「東京ドーム」の二カ所にて初のドームツアーとなる
『Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)Japan Tour 2022』!!
ブルーノの来日公演は2018年4月以来約4年半ぶり…さらに大阪公演は2014年以来約8年ぶりというだけでなく、
2021年にアンダーソン・パークとのデュオ『シルク・ソニック』を結成して以来、
どのイベントでもアンダーソンとのパフォーマンスを続けており、
前回の『24K MAGICワールドツアー』以来、そもそもブルーノがソロでコンサートをすること自体が久々なので、世界各国の海外メディアからも大きな注目となっております。
僕も2018年11月にHawaii「ALOHA STADIUM」で行われた『24K MAGICワールドツアー in HAWAII』には、ちょうど今は売り飛ばしてしまった(笑)ワイキキ近くの別荘に滞在していたもんですからラッキーにも参加することができ、その時は何と言っても凱旋Live(知らない方のために一応書いときますと、ブルーノマーズ…本名ピーター・ジーン・ヘルナンデスはハワイ州ホノルル生まれ。)ということで、いきなり流れ出したハワイアンソングと共に会場に設置された大型スクリーンに 子供の頃のブルーノや亡くなった美人のお母さん、そして家族との温かな写真たちがコラージュ画像で現れるといったハワイライブのみの特別演出に涙してしまったんですよね〜😭。
父親はハワイのドラム奏者で母親は歌手&フラダンサーといった、根っからの音楽一家とはいえ決して裕福ではない家庭に育ったブルーノ…やはりハワイ贔屓のわたくしとしては、もう彼がどんな苦労を乗り越え 高校卒業後に単身メインランドに渡り、チャンスを掴んだのかと考えるだけで、まるで親の身になったように胸の底から何か熱いものがこみ上げてきてしまうわけですが、
そのHAWAII 凱旋LIVEでの演出の印象があまりにインパクトが強過ぎたもんですから、
ちょっと今回の「Moonshine」からスタートするオープニングは気持ちシンプルすぎる気がしてならないんですよね〜。
とは言え 同じエンターテイナーではあるものの 、マイケルジャクソンやマドンナとは異なり あくまでもミュージシャン ブルーノマーズでありますので まぁよしと致しましょう…😌。
しかし2曲目の「24K Magic」からの
3:「Finesse」
4:「Treasure」
5:「Perm」
6:「Billionaire」
そして7曲目の「Chunky」あたりで
ほぼMAXと言っていいほどに絶頂の盛り上がりを迎えたかと思ったところで、僕がブルーノの中で最も愛する曲
8:「That’s What I Like」
でさらにそれの上をゆく頂点へと導かれ、
9曲目の「Please Me」…と続く、「歌を忘れたカナリヤ」の如く「踊りを忘れたわたくし」をも思わずステップを踏んでしまうほどの大ヒットダンスナンバーの連続に、もうこの中盤の時点ですでにおじさんは足が攣りそうであります…😂。
その後は一旦 、今回のギターを担当する 第58回グラミー賞新人賞にノミネートした「Tori Kelly」のギタリストでもあり、どう見ても日本人にしか見えない次世代を担うスーパーギタリストMateus Asato(1993年生まれでブラジル出身の日系人。)の美しくも切ないギターソロで落ち着きを取り戻したかのように見えて、そこから案の定繋がれた名曲
10:「Versace on the Floor」の場面では
ドーム全体がペンライトならぬ携帯ライト一色に染まり、異常なほどの幻想的なイメージに。。。
ちなみにバックバンドである『ザ・フーリガンズ』のドラマーは
ブルーノの実兄である「E・パンダ」ことエリック・ヘルナンデス…彼も少し日本人ぽい顔をしていますが、元は10年間もポリスマンをしてきたということからもわかる通り、とてつもなくムキムキな筋肉くんでありまして、やたらとパワフルなパフォーマンスで会場を沸かせてくれます。
この公演用に作られたであろう、ブルーノのお茶目な一面を覗かせる、かわいい日本語の短い曲「君をとっても愛してる」から
明るくHappyな
13:「Marry you」
印象的なベースラインで始まるノリノリでアゲアゲな
14:「Runaway Baby」…と続いたら
ブルーノ自らが一人でキーボードを叩いての名曲ショートメドレー〜何を弾いたのかはその日その日のブルーノの気分で多少マイナーチェンジがあった模様ですが、やはり最後にソロで熱唱を決めてくれた『Silk Sonic』の「Leave the Door Open」は圧巻!!
それにしてもよくもまぁこんなにも踊って弾いて歌っての日々で、かすれることもなく こんなにも高い声が出るもんだなぁと心から感心しちゃいますよね〜いったいどんな声帯を持ってるんでしょうか??
そこからは心に響く、甘く切ない
16:「When I Was Your Man」
17:「Grenade」…
で会場を涙の渦に巻き込んでからの大ヒットソング
18:「Locked Out of Heaven」
19:「Just the Way You Are」…そしてアンコールの
20:「Uptown Funk」…までの最も激しく踊らざるを得ない 腰を痛める3曲(笑)をぶっ続けでかっ飛ばし 、ジャスト2時間の興奮のステージはあっという間に終了〜!!
おそらく若い子達だったら、僕が25歳の時に そのあまりのパフォーマンスの凄さで、同じ人間としてのスケールの違いにショックを受け、 一週間仕事を休み 寝込んでしまったあの「マドンナ」伝説の『Blond Ambition Tour』並みの感激だったのではないかと思う今回のステージなわけですが、ただ一点だけ…それにしてもTシャツやキャップをはじめとする
「OFFICIAL GOODS」がダサ過ぎない?!
こんなにもセレブな「世界で最も多くのグラミー賞を獲得したアーティスト」のツアーグッズなのに、やっつけなデザインにもほどがあるよね…💦💦💦。
ちなみに27日の公演終了後には、ブルーノが主催となり、自らプロデュースする「セルバレイラム」というラム酒の名を冠にした「SELVAREY RUM AFTER PARTY HOSTED BY BLUNO MARS」が麻布十番の『1OAK TOKYO』で開催され、バンドのメンバーやダンサーらと共に本人もVIP席で子供のようにはしゃいでいたとの情報も…当日券のみの発売で 誰でも入場可能だったようですので、そんなに我が家の近くにいたのなら顔を出せばよかったかなぁ…😅。
歌がうまくてルックスもかっこよく、才能にも満ち溢れているだけがブルーノではなく、そんな気さくでお茶目な可愛らしいところも彼の最大の魅力のひとつ。
ジャパンツアーはあと一回を残すばかりでして、
すでにSOLDOUTの10月30日「東京ドーム」の追加公演のみとなっておりますが、見切れ席解放につき 当日券が発売されるとのことですので、この人生を左右するほどの衝撃が走るこのライブをまだ見ていないという愚か者がいるなら、是非とも日曜日に「水道橋」まで足を運んでいただきたいと思います。。。