一時期ご紹介ばかりしていたもんですから、たくさんの方が常連になられてるうちに、自分らはまるでご無沙汰してしまった😅、
一切情報非公開のシークレットイタリアン『CINQUE MEZZO(5 1/2)』に久々の訪問。
いつも冷静沈着な葉狩 洋シェフも、新たに女性のアシスタントが加ったみたいで、少しは怒涛の忙しさが続くワンオペ状態からは逃れられ、気持ちゆとりのある表情が見えたかな…😌。
いつものごとく ワインは『Marramiero Punta di Colle』でいこうかと考えていたんですが、一応支配人の緒方照明氏に「オレンジでオススメってある?」と伺ってみると、「カズさんに是非飲んでおいてほしい変態ワイン(笑)がありますよ。」というのでお願いしてみると、
登場したのはフリウリ ヴェネツィア ジューリア州で、1700年代から8代に渡って受け継がれているブレッサン家が作る、その名も『BRESSAN Carat』…皮ごとの醗酵&樽熟成を行い、ノンフィルターでボトリングすることにより、このブランデーのような色がもたらされるとのことで、口に含んだ印象はキャラメルを焦がしたような味とでも言いましょうか、これがこの作り手の中では「白ワイン」として区分けされている事実がちょっと信じられないくらいであります。
これは今後ももし出会えたら絶対オーダーすべき1本ですなぁ…いやぁ〜Bravo Bravo〜!!
アミューズは激ウマ「ポテトサラダ」…そして早速お披露目されたのが
ワゴンで運ばれる『CHIANTI』の3倍…いや4倍はあろうかという数の「前菜」たち…
あい変わらずこの中から自分好みのものを数品かチョイスするのは試練の技…だって正直全部食べたいもんね〜🤣。
「自家製ブレッド」と共に、
まずは3種類あった「生牡蠣」の中で一番小ぶりなものを、レモンをギュッと絞りながらいただいた後に、
冷たい冷菜 3種…僕がチョイスしたのはどう考えてもこの店のものがダントツで美味しい「スモークサーモン」と、「ホタルイカの卵黄マスタードソース」に「あん肝のジェルソース」。
チコリの仲間でもあるこの時期限定のイタリア野菜「プンタレッラ」のサラダを挟んで、
温野菜 3種…こちらの方は「帆立と百合根の雲丹ソースグラタン」と「タケノコ入りモッツァレラチーズのフライ トマトソース」に「鶏せせりのオニオンケッパーソース」…どれもハイクオリティーなのは当たり前なんですが、
「モッツァレラ」に「タケノコ」っていうアイデアが斬新で素晴らしいね〜。
果てしなく種類の豊富なパスタは、選ぶだけで頭の中がパニックに陥るので、もういっその事「米」にしちまえと、
『CHIANTI』の名物料理をアレンジした『51/2風 ビーフピラフ」をオーダー…コレって一度食べたら、
あまりに美味すぎて 夢にまで出てくる事間違いなしですから、その心構えで注文してくださいね〜肉の柔らかさとオリジナルジューソースのハーモニーがもうたまらん!!
メインはこれまた『CHIANTI』を代表するお料理で、骨つきの鶏肉をじっくり煮込んだ
「チキンのタバスコソース煮込み」と
まず90%に近い確率でオーダーする「仔牛のフロレンス風 バターライス添え」という、僕の2大大好物をシェアを前提にガッツリといただいちゃったもんですから、到底再びワゴンで運ばれてくる
ドルチェたちなどお腹に入るわけはないと高を括っておりましたが、
こんなの見せられたら、そりゃ男だって別腹ができちまうやろ〜〜〜〜〜!!
結局さっぱりと「柚子ゼリー」と「レモンとホワイトチョコのムース」、さらに「苺のパンナコッタ」まで平らげちまったから、もう明日はジムで長時間 の走り込み決定〜!!
『5 1/2』の意味でもある「うちは単なるご飯屋さんですから…。」という緒方支配人の言葉に釣られ、時間や食材 & 料理法も全て自由といった、『キャンティ』や『アッピア』よりもはるかに自由なこのシステムの罠に、今宵もまんまと引っ掛かってしまいましたね〜いやいや今話題のドラマ「不適切にもほどがある!」の言い回しじゃないですが、「食べ過ぎにもほどがある!」とはまさにこの事。
でも食べられる時に食べとかないと、いつどうなるかわからない人生ですから、来る日来る日を大切に、その時のベストをチョイスし生きていきたいと思います。。。😌