長いね〜お盆休み…。
何もすることがないから毎日の日課でもある『NAGOMI SPA & FITNESS』に早朝から行ったら
ジムはガラガラの貸切状態…やはり東京に人はいないのかね??(笑)
ただしプールだけはたくさんの子供たちで区民プール状態…でもロッカールームに子供連れは入れないので、バスローブやタオルはキレイなままでありました…笑。
ランチはこの頃やたらマイブームの、
薄〜いハムを4〜5枚外から巻いた「ミニクロワッサン」…ヨーロッパナイズされた僕的には(笑)小腹が空いた時には最高です。。。
今宵は久々グラ姫にお留守番をしていただき、自宅では決して食べることができない美味しい中華でも食べに行こうかということで、
小泉元総理を筆頭に 数々の歴代総理大臣や大物芸能人がお忍びで通う、 飯倉片町交差点近くの『CHIANTI』の並びに華やかな看板を抱える
『美林華飯店』へ。。。
泣く子も黙る総料理長 福永培華 氏はあの中国飯店の総料理長を歴任された日本の中国料理界の重鎮…。
いつも思うんですが こんだけのトップクラスのお料理 かつ リーズナブルなプライス設定…さらにここまでの著名人に愛され続けている名店にも関わらず、
必ずや予約がスムーズに取れるって珍しいですよね??(苦笑)
もしかしたら 、全く儲け主義ではなく 本格中華を お安く身近に感じて欲しいというオーナーシェフの「お.も.て.な.し」から生まれる超お手頃なランチセットや、カジュアルなお店の内装だけで判断してしまう 、似非グルメな客も多かれ少なかれいるのかもしれませんね〜確かに店の雰囲気はお世辞にもゴージャスとはほど遠いインテリア…苦笑。
ただしお料理はホント パーフェクト!!
最初に出てくるこのシェフ特製「XO醬」はどのお料理に合わせてもワンランク上のクラスに昇進させてしまうほどの激ウマ調味料…
「ピータン」ひとつとったって 普通の店とは異なって 小さめにカットされた味付けピータンが大量の白髪葱と一緒にボリューミーに登場…これは紹興酒がススみますなぁ。。。(笑)
「中国飯店グループ」の名物料理の一つ…「黒酢の酢豚」ですが、ここまで一線を画すほどウマいと もしかしたら福永シェフが提案したのかも…。
本家と異なるのはまずこの大きさ…いくら小さなポーション好きな僕でも ここまでお肉が柔らかくジューシーだと これぐらい普通よりひとまわり大きなボリューム感の方が逆に嬉しくなってしまいます。。。(笑)
そして何と言ってもこの店 No1の僕のフェイバリッツはこの「海老のかぼちゃソース」!!!
(ちなみに左横に写るオレンジ色のとうもろこしみたいなものは 人参でできた食材アート。)
「え〜~っ?かぼちゃって あのかぼちゃ?」って思う人がほとんどでしょうが、そうですあのモサモサした 僕の大嫌いなかぼちゃです…笑。
僕も初訪問した時に出てきて「勘弁してよ… 涙。」と思ったのもつかの間、この一度カリッと揚げた海老に絡んだ ちょっぴり甘めな大人のかぼちゃソースが 異常にウマいんですよ〜これマジで!!
若き時代に 今や閉店してしまった(らしい)僕の大好きなN.Yの超有名老舗チャイニーズ『CHIN CHIN』の名物なのに裏メニューだった(笑)「グランマニエ」(海老マヨの原型になったような料理)を始めて口にした時以来のひっくり返るぐらいの美味しさ...この『いい意味での裏切り』で この店は かつて一挙に僕の超お気に入り店の仲間入りとなりました。。。(笑)
今更言うまでもない名物「北京ダック」も(これでハーフ!! )
この店の巻き方は超肉厚で食べ応え十分!!
あとは絶対に〆でみんなに食べて欲しい「豚肉とザーサイの細切りそば」も、やたらとあっさりなのに しっかりと感じるコクの旨味スープに 超硬めに茹でられたシコシコ麺との相性が 悶絶のウマさ!!
もちろんスープまで一滴も残さず飲み干してしまった僕は 、満腹中枢はもうお腹いっぱいだと悲鳴をあげているのに、これならもう一杯お代わりしたいぐらいでありました。。。(苦笑)
サービスの「メロン」はあくまでも口直し…苦笑。
最後に選べる「プーアール」か「ジャスミン」らの中国茶ですら、 今まで飲んでいたのはなんだったのかと思わざるを得ないほど ポットの中で花開く異次元の味…ただしこれはお茶とはいえ有料ですのでご注意を…笑。
まだまだ食べたいメニューがたくさん存在しますが、そこは大人数で伺った時のお楽しみに…「お盆休み」のリハビリとしてはこれぐらいが完璧なんじゃないでしょうかね〜笑。
いやいや それにしてもここまで美味しかったかなとビビるほど最高だった『美林華飯店』…これからも「予約が取れない」とか「何ヶ月待ち」とかいうような店とは無縁な、今まで通り「なぜか 必ずやすんなり入れる超名店」のままでお願い致します。。。(笑)