麻布十番の洋食の名店『グリル満点星』の目の前と言えばわかりやすいでしょうか…元々同じイタリアンの『イル・マニフィコ』があった場所をそのままほぼ居抜きでニューオープンさせたのは、ボナセーラ系イタリアンの頂点を極める『LA BISBOCCIA』〜『Mari e Monti』とシェフを歴任してきた鈴木光薫シェフと女性シェフの2人で厨房を担当する
『B-TRE』!!
イタリアンといえばこの人というほど食通で知られる『TREMEZZO』の代表取締役 小林裕氏に、「僕が日本で一番美味しいと思うシェフ」とまで言わせた鈴木シェフですので、今後相当期待大なのは間違いありません!!
ただ一つだけ気になるのが、店名をもう少しイタリアンぽいものにした方がよかったのではという感想は正直持ちましたね…😅。
「B」が何を意味するのかはわかりませんが、「TRE」はイタリア語で「3」ですので、まぁ悪くはないんですが、気持ちアメリカンと言いますか、あまりイタリアレストランぽさがなく感じてしまうのは僕だけでしょうか。
店内はテーブル席を含む25席とややこじんまりとしているものの、カウンター越しのオープンキッチンですので、お客さんからはシェフの華麗な手捌きをLIVE感覚で楽しむことができます。
さらに何と言っても嬉しいのは、入り口付近に設けられた半個室は
DOG Welcomeだというんですから、ここまで優秀なシェフの本格的なイタリアンを愛犬といただけるなんんて、まさに夢のよう〜!!
正直この半個室がこの店で一番良い席といっても過言ではないので、もう嬉しすぎて涙がちょちょぎれますなぁ〜🤣。
これはどう考えても、昔々の『IL BOCCALONE』や『LA BISBOCCIA』のように、この店が僕のフランチャイズと化すのは
時間の問題である気が致します…😌。
ワインにも力を入れているとのことですが、価格は料理に比べると少々高めなラインナップなので、もう気持ちリーズナブルで美味しいものをリストに加えてくれたらより嬉しいかな…😅。
初めて伺ったこの日は、土日のみ営業をしているというランチタイムでしたので、
梨や林檎、レモンの風味を漂わせて柔らかい泡が広がる、この店で一番リーズナブルなイタリアの辛口 プロセッコ「Althea Chloe」をオーダー。
この日のランチメニューはこんな感じ…
「前菜盛り合わせ」に「選べるパスタ」と「本日のドルチェ」がついたAセットが¥3200で、それに「魚介の温菜」が付いたBセットが¥4200。
さらにそこに「本日の肉料理」まで付いた完全フルコースとなるCセットまでいくと¥5800と、まぁディナーはコースではなく全てアラカルトらしいので、この土日限定のお昼のコースはだいぶお得感があるのではないでしょうか。
ここんとこ小食くんですので、僕はもちろんAセット…
とても丁寧に作られたと一目でわかる「Anti Pasti Misti」は、もうこのお皿と泡だけで十分と言えるほど充実した内容。
「手作りパン」に
目を光らせるグラ姫(怖!!)ですが、その前に
サイコロ状の「カボチャ」をお店からプレゼントされご機嫌なご様子でありました。
それにしても 今の時期はオープンテラスになっておりますので、天気がいいと超気持ちいいね〜🌞。
二人で伺いましたので、パスタは
「カジキマグロ、チェリートマト、ミントのスパゲッティ」と
「和牛のラグーボロネーゼのリガトーニ」をチョイスしシェア。
王道「ボロネーゼ」はもちろんのこと間違いないウマさでしたが、特に「カジキのスパゲッティ」🍝のアクセントにナッツが散りばめられていたのが斬新なアイデアで美味しかったなぁ…😋。
「本日のドルチェ」は大人な「ガトーショコラ」。
もちろんグラの目線も釘付けではありますが、チョコレートですのでお預けですよ〜🍫。
『La Boheme白金』とか『Salvatore Cuomo 白金高輪』あたりは別として、麻布十番に君臨していた『Osteria dieci』がビルの建て替えで閉店してしまって以来、
グラが入れる本格的なイタリアンがない時期を過ごしてまいりましたが、この悩みも一挙に解決!!
今後ヘビーユーズは間違いないですが、人気が出過ぎて予約が取れなくなるのだけが心配な今日この頃であります…💦。