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MAR 2012

『ハイスクール.ララバイ』

冷たい雨が降りしきる去る3月9日...由緒正しき丸の内「東京會館」にて、我が母校「暁星学園」のメンバーが一丸となって『香川照之君と喜熨斗孝彦君を励ます会』という600人をも越える盛大なパーティーが催されました!!
10代下の孝彦君というのは、ご存知四代目「市川猿之助」を襲名する人気歌舞伎役者「市川亀治郎」。。。
そして小、中、高と12年間机を並べた香川照之は、九代目「市川中車」としてこの6月に初めて歌舞伎の舞台に立つわけで、その襲名披露をかねた激励パーティーを我々同窓生中心に開いたというわけであります。

いとこ同士とはいえ、まったく違う役者人生を歩んできたふたり...。

超売れっ子役者のポジションを不動のものにしながら、この歳になってからの無謀とも言える歌舞伎挑戦に立ち向かっている香川としては、何と言っても長男「政明」を五代目「市川團子」として本来の道であります歌舞伎の道へ進ませたいというのが今回の決断の一番の想いであることは言うまでもありません。。。

香川の母親であります大女優 「浜木綿子」さまも御歳76歳とは思えない妖艶なルックスとはりのあるスピーチで会場をわかせます!!
「小さい頃は可愛い顔してたんですけどね~。」の一言にはふたりとも苦笑い...。
わたくし事でありますが、実は学生時代...まだその当時、香川本人がまったく役者に興味がなかった(彼の興味は格闘技専門でありました...。)もので、なぜか「息子が継がないならじゃあ僕が!」と勘違い甚だしく浜さんにお願いしてしばらくその道を勉強させていただいたというあまり公言したくない恥ずかしい過去がありまして、それ以来しばらく浜さんにはだいぶかわいがっていただきました。。。(苦笑)

「役者になる気はない!」と断言していたあの「ボクシングおたく」の香川が、あれよあれよと言う間にこんな日本のロバート.デニーロみたいになっちゃうわけですから、やっぱり血のつながりって恐ろしいものです!
政明もさすが!やたらシャキシャキしててもうすでに大物の予感満々であります......仲良くしとこ~っと。。。(笑)

今となってはずいぶんと人としても男としても差を開けられてしまった感がありますが、恨みや嫉妬などまるで無縁で損得関係のない学生時代の友は、時間の壁を越えいつまでたってもあの頃の無邪気なまま。。。
そんな親友のひとりである香川照之が、歌舞伎役者としての40年以上の遅れをこのわずか数ヶ月ではたして埋めることができるのか???
ただただ祈るばかりでありますが、最後に亀治郎が言ってました...「いい歌舞伎役者とはとにかくいっぱいお客さまを集められる役者です!」と。。。(笑)
なのでみなみなさま!早めにチケットだけは沢山購入していただいて、晴れの大舞台、6月5日からの「新橋演舞場」でお会いしましょう!!
真の「東京のお坊ちゃま」の底力を、必ずや彼ら親子が証明してくれるはずです。。。

PS:

このパーティーの10日ほど前にも『1984年卒.暁星学園同窓会』がザギン(銀座)で催され、もちろんそこでも香川の話しでみんな盛り上がったんですが、悲しいかな我が母校...男子校ということもありましてだいたいどの学年にもひとりやふたり、とんでもない『女子』がいるわけで......(椿姫彩菜だけじゃないのです...。)
その中でも歴代No1と噂されるある人物。。。

彼(彼女?)が登場した瞬間、それまで主役だった香川の座をあっさり奪ったこの男(女?)...それはうちの代でみんなのアイドルだった広原台ちゃ〜ん!!!
46(47?)歳にして今だこんな曖昧な御容姿!!新宿で『花園医院』(この病院名もジョークかと思うでしょ?)という内科病院を開業する、れっきとした看護婦長(?)...いやいや医院長先生なのであります...やばいでしょ???(笑)