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JAN 2012

『ALOHA.STORY...2012.vol2』

行こう行こうと思っていながら中途半端に遠いのを理由に一度も行った事のなかった毎月恒例のチャイナタウン(ダウンタウン)「ファースト.フライデーナイト」に、ダウンタウン通で今回ほとんど毎日行動を共にしていた、今ワイハで一番予約のとれない大人気イタリアン『BERNINI』のオーナーシェフであります大親友の「マッチャン」こと松本賢吾氏に連れられようやく初体験してまいりました!!

近年N.YでいうSOHOやチェルシーのような、有名アーティスト達のギャラリーや洒落たお店がたくさんて集まってきているここチャイナタウンでありますが、夜は夜で今までのハワイとはまるで異なった斬新なバーやクラブが
急激にオープンしておりまして、普通に平日に来ても十二分に楽しめるのですが、特にこの日は年始一発目の「ファースト.フライデー」という事もあり予想以上に大変な賑わいになっておりましたぁ~!!
車道もご覧の通り全て「ROAD CLOSED」...歩行者天国となっております。。。

かつては浮浪者や薬の売人しかいないようなこの上なく危険な地域であったこの地域が、なぜこんなにもアーティスティックでセーフティーになったかと言えば、やはりこの街のど真ん中に大きな「POLICE.STATION」ができ、
ありとあらゆる規制がやたら厳しくなったことが一番であります(昼夜問わず、やたらと凄い数のポリスたちが見回り続けているのでそりゃ~安全であります!)......こちらでは平和の象徴であります「ウミガメ」の像も
しっかり飾られるようになりました。。。

この地区で一番人気のクラブ『SOHO』目当てに行ったのですが、この日はたまたま知り合いのスタッフがいなかった上、あまりの長蛇の列だったのでしぶしぶ入場を断念。。。(涙)
まるで生足だけが歩いているような背の高いロコガール達もその行列を見て立ちすくむばかりであります...。

1922年にオープンして以来、一時は(84年)閉鎖してしまいましたが、内外の改装を終え再び96年からコンサートはもちろん、オペラやミュージカルまで様々なイベントで楽しませてくれるダウンタウン名物の『ハワイアン.シアター』もアダルトでゴージャスなゴールデンにライトアップ!!(昔、ちょうど改装途中の内装をたまたま見せてもらったんですが、なんとその時、僕の愛するNo1アーティスト「ペギー.ホッパー」が内壁の絵をせっせと描いておりました!)

とりあえずワインでも開けようと、近頃現地のスノッブな人々がこぞってたむろしているという噂のレストラン&バー『Burasserie Du Vin』に。。。

賑わっている店内をさらに先に進むといきなり目に飛び込んでくるのは、フランスの田舎町を彷彿させる中庭風の開けた空間!!

ここは本当にハワイのチャイナタウンなのかと疑いたくなるような異国情緒溢れたそのスペースで味わう樽の効いた白ワインもまた格別であります。。。

一応どんなイベントであろうがAM2:00終了がMAXなここハワイでありますが、この日は特別なんでしょうか??人も車もまだまだこの賑わい!
昔はチャイナタウンといえばここしかないでしょうと言われていた、喜多嶋隆氏の小説でも有名な伝説の「海老ワンタン麺」の『Mini Garden(明園)』まで、こんな真夜中まで営業しておりました~!!
とりあえずの初めての楽しすぎる『ファースト.フライデーナイト』...さすがに日本人には誰とも遭遇せず、マニアック感満載でめちゃ面白かったんですが、聞いていた以上にロコ達のハッピーオーラに圧倒されっぱなしで
完璧にお上りさん状態のアウエー気分でありましたわたくしは、いくら飲んでもあまり酔えないまま、やや欲求不満状態で終了することに。。。(涙)
次回はよりもっとリサーチした上に気持ちもよりロコ化して再挑戦してやると心に決めたのでありました。。。



ここ何回かのハワイは、新しいホテルとのタイアップ等の撮影が多かったもので、約1年ぶりに帰ってきた30年来の常宿『カイマナ.ビーチ.ホテル』。。。そこから見る絶景のヴィューは...

海に反射する輝く月の光とワイキキの街の灯りで夜でも 部屋のライトがいらないほど。。。
目覚めてからゆったりと過ごすラナイでのひとときは、他のどこの高級ホテルでも味わう事ができない、オアフではおそらく唯一ここだけの贅沢な時間。。。

過去のブログでも書いたんですが、必ず立ち寄るこの島一番のパワースポットであります『マカプウ.ヘイアウ』は、数年前、日本で自分がありとあらゆる事で悩みに悩んでいる時、我が守護神であります炎の神『ペレ』様にいきなり「今すぐハワイに来なさい!」とのメッセージをいただき、翌々日にスケジュール調整もままならないうちに旅立ち、空港からレンタカーで何も考えず呼ばれるがままにハイウェイをぶっ飛ばしたあげくにたどりついた場所。。。
(わたくし、こう見えても結構スピリチュアルなんです...。)
もともとは「漁業の神」として当時の食及び生活全般を奉った神社のような役割でありますが、隣接した『ペレの椅子』、真っ正面の『ラビット.アイランド』(うさぎが寝ているように見える神秘的な無人島!)、そしてすぐ下の『ヒーリング.プール』と言われる波打ち際の海辺等とともに、全ての悩みや苦しみ&悲しみを浄化し、ネガティヴな感情を開放し、精神と肉体のバランスを取り戻す力を与えてくれるまさに最強のパワースポットであります!!
ここで心を洗浄した後の定番コースであります、全米No1ビーチであり「天国の海」といい意味そのままのあまりに美しすぎる『ラニカイ.ビーチ』でのひとときは、まさに至福の瞬間!!
もう何度ここで「このまま死ねたらなんて幸せなんだろう...。」と考えた事でしょうか??

毎日毎日、この上なく美しすぎるサンセットのショータイムを太平洋に突き出したホテルのラナイから眺める度に、自分の求めるこれからのいろんな意味での美しい引き際への不安と期待が交差するのも、ハワイならではのセンチメンタルな心情なのでしょうかね~。。。



話しは変わって...
ハワイでの一番の楽しみと言えば何と言ってもやはりサンサンと降り注ぐ太陽の下での『リゾート.ゴルフ』でありますが、年明けだけは自分のプレーだけでなく、毎年1月半ばにカハラにある「ワイアラエ.カントリークラブ」で開催されるPGA公式戦でもあります『SONY.Open』の観戦というのもまた楽しみのひとつであります!!

 

さらに今年は石川遼選手参戦という事で、地元でもそりゃ~もうお祭り騒ぎ!...と思いきや、フィットネス仲間でもあります木梨憲武氏が遼君とラウンドするというので、プロアマ初日にうかがってみると、スタッフを合わせてもわずか2~30人しかギャラリーがいなくてびっくり!!日本だとこれの10~20倍はいるらしいので、真横でじっくり『生遼君』は観察できましたが、それにしても遼君、小さ~い!!小さすぎる...。
この身体で世界の壁にどこまで立ち向かえるのか?、いくつまで身体を壊さずに戦えるのか?心配になってしまいます。。。
ずっとここんとこ調子が良くないらしく、この日も右や左に曲げまくってバンカーや池にめちゃつかまっており、静かにギャラリーと一緒にまわられていたやたら怖いと噂の遼君パパも、さらに輪をかけてご機嫌ナナメなご様子...。(泣)

うってかわっていつもご機嫌のノリさんに、ラウンド終了後、無事不動産購入をご報告したわたくし...ようやくこれで真の「ハワイ移住の会」メンバーとして認められた感じであります。。。(焼けすぎて顔がパンパンでありますが...。)
試合結果から言いますと、やはり本戦に入っても遼君の調子は上向きにならず、案の定予選二日目、カットラインに2打及ばず予選落ち......。
その帰り道、一緒に見に行っていたマッチャンと、バレットしていた『カハラ.ホテル』の『プルメリア.ビーチ.ハウス』のテラスで残念会と称し「フローズンダイキリ」で乾杯していたら、

な、な、なんといきなり目の前に、いかついふたりのボディーガードに囲まれた世界の「エルトン.ジョン」さま登場!!一緒にいるのは2005年、イングランド初の同性愛結婚と話題になったカナダ人パートナーと思われます。。。
やたらとご機嫌なようにお見受けしたエルトン様一行は、一般客もたくさんおられるプールサイドにもかかわらず、人目も気にせず養子の子と思われる小さな子供と一緒にちゃぷちゃぷと水遊び!
そう言えばこの数日前、あの体格からは想像しがたい身軽なフットワークでピアノの上で踊るほどのノリノリ&ご機嫌で、ワイキキLIVEを成功させたと友達から聞いていたので、その余韻がまだ残っていたのかもしれません。。。(笑)

日本人宿泊者がいないという事で、ハワイ通な方々に大人気の『カイマナビーチホテル』...いつも決まって宿泊しているセミスィートルームが、到着から数日間確保できなかったお詫びにと、30年来お世話になっている『ニューオータニ』の小林副社長が、逆に最後数日間、最上階のペントハウスを用意してくれまして、もう確実に現実には戻れない状態に......。
いやいやこの景色...波の音、風のささやき、そして絵画のようなサンセット...若い頃は何をとってもすべてが非現実なんだと諦めていましたが、長年日本での醜い人間関係の渦の中で、ずっと他人と比べられながらしたくもない競争をし続けてきたあげくにようやくたどりついた「本物の幸せ」というものの輪郭がはっきり見えてきた今だからこそ、これからはこのゆとりあるハワイでの暮らしこそリアルな現実にしていかないといけませんね。。。
これからしばらくは、今まで以上にどの世界でも厳しい時代が続くと思いますが、今からやってくる闇の彼方に広がる落ちゆく太陽の光を眺めながら、そんな時だからこそ小さなことでくよくよ悩んでいる場合じゃね~だろうっと、つくづく実感...。
だっていくら長い夜の闇に包まれても、明日になればまた陽は登るんだからね。。。(笑)