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感じることをそのままに...。

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OCT 2011

『HIT MAN 2』

それはアンコールの最後でした...僕の一番大好きな曲......。
辛い時は真っ暗に照明を落とした自宅のリビングで、お気に入りのろうそくの灯りだけを頼りにただひたすら感慨深く...自らを落とすだけ落としていつしか頬をつたう涙とともに聞く一曲。。。
そして人生最高なひととき...ハワイでのお気に入りのホテルのラナイで、軽めなシャンパンを水代わりにがぶがぶ飲みながら、見たことも想像もしたことない美しいサンセットに感動しつつ、その幸せに涙しながら聞く一曲。。。
それがこの世で一番愛するミュージシャン...DAVID FOSTER の『JAPAN TOUR 2011』の最後の一曲でした......。

数々の映画音楽をはじめ、クラシック.ジャズ.ソウル.ポップスと、ジャンルをとわない彼の今まで生きてきた証は誰にもマネができるものでもなく、その美しく悲しすぎる旋律はいつまでも我々の心から離れることはありません。。。
ずいぶんとシルバーグレーに染まった髪の毛からも想像がつくように、彼もだいぶいい年齢になられているわけですが、一般的にクリエイターが歳を取るということは、その積み重ねてきた非現実的な経験が逆につまらない『常識』を生んでしまい、新しいものを生み出しにくくなるという悲劇で終わりがちなんですが、彼にはまったく当てはまることはなく常に一歩...いやいや100歩200歩先読みした新たな『フォスターワールド』を追求し続けております。。。
『Water Fountain』....田舎者のダメ男がいつのまにかニューヨークの大企業のトップにまで躍り出る様子を描く、マイケル.J.フォックス主演の映画「摩天楼はバラ色に」の一番繊細なシーンで流れるこの一曲...。
いっぱい楽しませてもらって、たくさん笑わせてくれたライブの最後に、しっかり泣かせてもらいました...。
中学時代に感動とともに初めて出会った「デヴィッドフォスター」は、今までも...そしてこれからもずっと、過去の様々な感激を通り超した...感謝(今までのちっぽけな僕の人生全ての大事なシーンに彼の曲がリンクしていました...。)
とともに僕のライフスタイルのワンシーンを彩ってくれるに違いありません。。。
さぁ、我慢しないでみなさま思う存分泣きましょう。。。奥深すぎるメロディーが綴る、彼の天才的なバラードがあるかぎり。。。

*若き日のDAVID。