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OCT 2010

HIT MAN

小学校後半のころからもうすでにアルバムを買う時の決め手は歌手の名前ではなく、プロデューサーやレコーディングミュージシャンが誰なのかというのが一番のポイントだったわたくしは、以前にも明かしたように「音楽プロデューサー」になるのが本当の夢でありました。。。
雑誌ポパイなどの創刊によって、当時のライフスタイル自体がちょうどカリフォルニアというかL.Aブームまっただ中だったわたくしは、ハリウッド生まれのリーリトナーやラリーカールトンなどの「フュージョン全盛紀」を支えたギターリストを中心に、気が狂うほどの様々なアルバムを聴き比べ、それぞれのミュージシャンの個性を把握したうえで、お気に入りのオリジナルのカセット(古っ!)を創作したりして喜んでおりました。その中でも一番影響を受けたのが、リトナーともセッションしていたカナダのスタジオミュージシャンでキーボーディストであるデビッドフォスターであり、彼がが80年にたまたま意気統合したギターリストのジェイグレイドンとコンビを組んだAORユニット『エアプレイ』の出現の衝撃と、そのフォスター独特のあまりにメロディアスでありロマンティックなピアノの旋律でございました。あまりに好きすぎて、その後は彼の名前がクレジットされたもものはもちろんのこと、その交友関係やネットワークに少しでも携わっているミュージシャンのアルバムまでも完全網羅し、真の「フォスター狂」としてほぼおっかけ状態の日々を過ごした学生時代!!その後彼がプロデューサーに転身したのをきっかけに、ようやく世界中にその役割の重大さが広まり、(一番最初に有名になった音楽プロデューサーはマイケルジャクソンを一躍トップスターに君臨させた立役者である「クインシージョーンズ」だと思われますが、一般的にこの『プロデューサー』という職業を世界的にメジャーにしたのはデビッドフォスターであると言われています...。)古くはナイルロジャースやナラダマイケルウォールデン等からジャム&ルイス、ベビーフェイス、現在のNe-Yo等々まで受け継がれているわけです。。。
そんなデビッドフォスターが16年ぶりに元シカゴで親友でもある『PETER CETERA』をはじめ、ジャズ界の宝石と言われる『NATALIE COLE』、全米NO1番組、「アメリカンアイドル」のセカンドシーズンチャンピオン『RUBENN STUDDARD』、美声とハーモニーそしてイケメンで注目の4人組ボーカルグループ『THE CANADIAN TENORS』、そしてアジア人で初めて全米ビルボードアルバムトップチャートでベスト10入りして世界中の注目を集める『CHARICE』を引き連れ、来日公演(東京国際フォーラム.ホールAにて)を行いました!!(日本武道館で行われた94年の初来日公演『JT スーパープロデュース’94』以来!!ひとつ自慢させていただくと、その16年前の武道館、すでにコネクション能力に優れていたわたくしはアリーナの最前列ど真ん中の席でございました!)DVDにもなっているラスベガスでの公演をアレンジした内容で構成された2時間あまりの壮大なスケールのショータイムは、今さら言うまでもなく素晴らしいの一言!!というか彼の経歴をご存知の方なら誰もが涙、涙の楽曲のオンパレード!!(彼がやはりプロデュースした日本人アーティストで、初日は「MISIA」!二日目は「松田聖子」!もサプライズゲストでバラードを熱唱!!)
そしてなんと言っても、彼が近年見いだした最高傑作で今最大の話題でもあるアジアの歌姫、シャリースにおいてはもう「奇跡」としか言いようのないステージ!!
16年間も待ちに待った歴史的ゴージャスなひとときに、45歳にして初心にもどって「生まれ変わったら音楽プロデューサーになりたい!」と思い直したどころか、「生まれ変わったら絶対デビッドフォスターになりたいっ!」て(ウルトラマンになりたい的な...。)本当の子供のような夢を思わず心に刻んでしまった忘れられない一夜になりました。。。凄すぎます......天才『DAVID FOSTER』。。。

 

写真
*15のグラミーを持つ世界一のプロデューサー『DAVID FOSTER』!!
*若き日の『HIT MAN』。。。(このポーズがお気に入りかな??)
*もうアジアの歌姫とは言わせません!!世界の『CHARICE』!!来年2月に初ソロ来日公演決定です!(ZEPP.TOKYOにて)
*泣き父『ナット.キング.コール』とのデュエット「アンフォゲッタブル」が涙をさそった『NATALIE COLE』!(「Miss You Like Crazy」も涙、涙!!)
*言わずと知れた全米NO1ヒットになった『Hard To Say I'm Sorry(素直になれなくて)』の『PETER CETERA』!(「Giory of Love」も完璧!!)
*大きな体と人柄で大人気の「アメリカンアイドル」セカンドシーズンチャンピオン『RUBEN STUDDARD』!(名曲「After The Love Is Gone」を熱唱!!、親子ほどの年齢差があるナタリーコールとの恋人同士のようなデュエットも感動でした!!)
*バンクーバーオリンピック開会式で話題をさらった注目のボーカル4人組『THE CANADIAN TENORS』!衣装はなんと「GIORGIO ARMANI」と正式契約との噂!!(Andrea Bocelli&Celine Dionの「The Prayer」をまったく違ったアレンジで男4人で歌い上げたのには驚きました~!)