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AUG 2010

『癒しの音。。。』

僕の最も愛するハワイアンコンテンポラリーバンドの『HAPA』が秋からのJAPAN.TOURに先駆けて「ビルボード東京」に一日だけやってきました!!
もともとは、NY生まれ(実はニュージャージーらしいんですが...)のこだわり派凝り性の白人で超絶テクニックを誇るスラック.キー.ギターのバリー.フラナガンと、オアフ出身ののんびりやネイティヴ.ハワイアンのヴォーカル、ケリィー.ホオマル.カネアリィの人種も性格も文化もまったく半分ずつ(ハパとはハワイ語で半分の意味)のコンビで92年にデビューしたグループで、ファーストアルバム「HAPA」はいきなりの250万枚のメガヒットを記録し、その年のハワイのグラミーと言われている「ナ.ホク.ハノハノ」賞6部門を獲得。。。地元だけではなく,メインランド、オーストラリア、そして日本などで絶大な支持を得ました。しかし!...あまりに二人の考え方が違いすぎて惜しまれつつけんか別れで解散。。。
けれども!...2003年、ケリィーに代わってハワイで大人気のヴォーカリストでありベーシストのネイザン.アヴェアウが加わり新生HAPAとして2005年
に出したアルバム「MAUI」がまたまた「ナ.ホク.ハノハノ」4部門を受賞!っていう出入りの激しいグループなのです。。。なのに!やはり『音』はデビュー当時からまったく変わらずと言うかさらに美しく優しいものに常に成長を遂げていて、我々ファンの期待をいい意味で裏切ってばかりなのであります!!!
白人であるケリィーが考える「外から見たハワイ」とロコであるネイザンが生み出す「中から見たハワイ」がまさにフィフティーフィフティーにミックスされたそのサウンドには、ただのハワイアンとは異なる何かが存在していて、神と人を超越したハワイならではのスピリチュアルな時空の旅に連れて行ってくれるその圧巻のライブは、目を閉じるだけであのハワイの誰でもやさしく包み込む穏やかな気候とパラダイスな風景が目の前に現れて、思わず涙が溢れ出てしまうような不思議な体験でした。。。
人類総うつ状態と言われるこの時代に一番必要な『優しさ』を潮風とともに送り届けてくれる「HAPA」の音楽は、聴く人全ての心の中でいつまでも
『癒しのハーモニー」を奏でてくれることでしょう...。
あ~あもう今すぐ実家(???)のホノルルに戻りたいにゃ~。。。

 

写真:
*『ビルボード東京』での「HAPA」とわたくしの貴重な3ショット!!ふたりともライブ後の疲れも何のその...ご機嫌で記念撮影に応じてくれました!!やはり「アロハスピリット」は最高だなぁ~。。。
*常にどこにでも持ち運んで聞いている基本の3枚!癒されます。。。
*僕が撮影した我が家(?)の庭(??)のヤシの木3連発!!まさにいつでもどこでも「HAPA」の音が心に流れ出します。。。