この収録の日が雨だとめげるんだよね〜苦笑。
都内から高速に乗らないとたどり着けない 遠い遠い古民家スタジオで行われるBSテレ東『ワタシが日本に住む理由』…晴れてれば逆になんか田舎のおばぁちゃん家に遊びに来たような感覚で庭で日向ぼっこでもしようかなって楽しい気分にもなれるんですが、雨だと一気に暗〜くなってしまうから困ったもんです…涙。
でも我らが高橋克典は今日も元気…1本目の収録は『TAGLIATORE』のタイトなニットリブポロにさりげなくコットンスカーフをさらりと巻き、
『PT TORINO』の鮮やかなブルー×ブラウンのチェックパンツが実にお育ちの良さを惹き立てるコーディネート。
2本目は
『Fedeli』のオレンジポロとベージュクルーネック半袖ニットを重ね着して
『PT TORINO』の細かいオレンジギンガムチェックのイージーパンツといったリラックスモード満載なコーディネート…この辺りは過去に22年余の長きにわたって放送されたTBSの長寿番組『チューボーですよ!』でのマチャアキさんにしこたま着せてきた重ね着テクニックが役に立っております…笑。
そして収録後のディナーは…なんだかんだでファスティングが終了してから早くも4〜5日が経過しましたが、ついに禁断のパスタがどうしても食べたくなり、以前 グラのお散歩をしてる時に発見した、
麻布十番からほど近い、東麻布〜赤羽橋の裏地にひっそりと佇む 隠れ家イタリアン
『トラットリア アンティクァート』を初訪問。
ローマの路地裏にある小さなイタリア大衆食堂をイメージしたような 趣のある店内では
マダムなのでしょうか?マスク姿でその全貌をうかがうことはできませんが、イタリア人の美しい女性がせっせと一人で接客に追われております。
そしてとても流暢な日本語と丁寧なおもてなし…さらにこの店はなんとテラスだけではなく店内もペットOKとのこと。(ワンちゃん用メニューも盛りたくさん!! )
ということはもうこの時点で激しくリピートすること間違いなしでありますなぁ〜。。。
シェフの伊藤淳氏は本場イタリアでの修行を皮切りに恵比寿の『イル・ボッカローネ』や広尾の『ラ・ビスボッチャ 』などの元祖ボナセーラ系の老舗イタリア料理店で実績を積み、広尾の『パルテノペ』で店長料理長を務め、その後自らのこのお店をオープン…と、もうわかる方からしたら、王道のイタリア料理において これ以上ない実績を持たれてるわけですから、これまたこの何も食べてない時点で既に確実に美味しいに決まっております…笑。
「フォカッチャ」や「パン」も全て手作り…。
まず手始めにオーダーしたのは「生カジキマグロの燻製」…『ボッカローネ』系列店では必ずや頼む僕のフェイバリッツのひとつですが、このたっぷりのルッコラとの相性がまたいいんだよね〜。
そして豚頬肉のハム「グワンチャーレ」と「ペコリーノロマーノ」を使用した、本場ローマさながらの「スパゲッティ 炭焼き職人風 カルボナーラ」は店一番の自慢の逸品…もちろん生クリームなどは一切使わないので、どちらかというと「カルボナーラ」といえども 胡椒味のあっさりパスタだから、これじゃいくらでも食べれちゃうよね…。
今日はパスタが食べたい日なのでもう一品…これまたローマを代表するパスタ「ブカティーニ 豚ほほ肉のハムと玉ねぎのトマトソース」、いわゆる「プッタネスカ」!!
もちろん不味いはずがございません…。
メインで「ミラノ風カツレツ」か「ひな鶏のオーブン焼き ローズマリー風味」かを迷っていたんですが、思っていた以上にパスタのボリュームが半端なくて、胃が小さくなっている今の自分ではここまでが限界…次回のお楽しみとして取っておくことにいたしましょう。。。
ワインもリーズナブルなラインナップで、どれをチョイスしてもハズレのない感じでしたが、初めてのお店恒例のハウスワイン(この店では「ヴェルデッキオ ディ カステッリ ディ イェジ」を使用。)チェックをカラフェ(500ml)でいただいたら、これがまた全くの失礼なしということで、店の雰囲気からもこのパターンで気軽にガンガンやるのが正解かもしれません。
と、まぁどこをとっても悪いところが見つからないほど、まるでローマの路地裏に迷い込んだような小さな小さなトラットリア…こんなに褒めちぎって紹介しといてなんなんですが、結構なペースで僕とグラ姫が座っている可能性が高いので 、あまり人が集まり過ぎないことを祈ります。。。(苦笑)