A HAPPY NEW YEAR 2024!!
残念ながら昨年の7月に、僕の最愛なる母親が他界してしまい喪中ということで、声を大にして「おめでとう」とは言えませんが、
わたくし小川カズは、愛犬グラもとうとう10歳の大台に乗る激動の2024年を、
今年もありがたいことに昨年に引き続き高橋克典氏が司会に抜擢された『東急ジルベスターコンサート』のお仕事で、渋谷の「Bunkamura オーチャードホール」のバックステージにて迎えることができました。
21:00入りの22:00〜25:45本番ということで、この大晦日の一日は、まず午前中のジムで昨晩のアルコールを抜くところから始まり(苦笑)、
ランチタイムに自宅にて少々早めの「年越し蕎麦」をいただくことに。
「年越し蕎麦」と言えば ご存知の通り、僕の住む麻布十番には3つの『更級』が存在するわけですが、大晦日は毎年朝のオープン前から長蛇の列ができることで有名ですので、住民からするとわざわざそこに食べに行くのは邪道な行為。
毎年お蕎麦は西麻布の『おそばの甲賀』さんにお願いしていたんですが、もう近頃は忙しすぎて大変そうなので、
某大手高級スーパーで見つけた、美味しそうな「十割蕎麦」と「海老天ぷら」で代用…でもこれがまた大正解で、つゆも美味しくでき上がり、心底めちゃ温まったなぁ。。。
今更ですが、「年越し蕎麦」の由来と言えば、蕎麦は他の麺類に比べて切れやすいことから、「今年1年の災厄を断ち切る。」という意味が込められているわけですが、
その他にも「蕎麦のように細く長く生きれるように。」と長寿を願ったり、
「蕎麦のように家族の縁も細く長く続くように。」との意味もありますので、
もちろんただでも『麺好き犬』で知られるグラ姫も
この時とばかり、いっぱいお蕎麦を食べて長生きしてもらわないと
パパとしては大変困るわけであります…はい。。。
陽も暮れた頃から、
自家製「茶碗蒸し」や
大晦日恒例の『意気な寿し処 阿部 広尾別館』で握ってもらう
「お寿司盛り合わせ」を軽くつまんでいると、すぐに『NHK 紅白歌合戦』がスタートしたので、そろそろ仕事へ行く準備…やっぱお酒なしのお寿司って、ちょっぴり味気なくて勿体無い気がしますね…😅。
9:00入り予定でしたが、
今宵は初めて着せるタキシードで少々サイズ感が不安だったので、やや早めの8:40ぐらいにホール入り…まぁそれにしてもここまで来る時の、あの渋谷駅周辺の全面通行止めの範囲の広さと何十台にも及ぶ警察車両の数には、何か戦争でも勃発したのかと思うぐらい ちょっと恐怖感すら覚えましたが、一体何だったんでしょうか?
そして渋谷駅周辺地域では、12月31日18時から1月1日5時までの間、道路や公園などの公共の場所における飲酒が禁止となったみたいで、コンビニとかに行ってもアルコール類のコーナーは全てもぬけの殻…。
確かに異常なほどの外国人…それもちょっとどこの国かはすぐにわからないような、だいぶ危ない気配の外国人だらけで、彼らが酔ってカウントダウンで大騒ぎするのを防ぐためだったのか、ホントとにかくかつて見たことないほどの厳戒態勢でビビりました。
衣装の方は別に何の問題もなく、ただ試着した時に僕には小さかっただけで(苦笑)Katsuにはジャストサイズでいい感じ…😂。
実はこの歴史ある『ジルベスターコンサート』は 毎回一部と二部に分かれており、
22:00からスタートする第一部はテレビでのONAIRはなく、
23:30からの二部スタート同時に、テレビ東京系列で全国に放送されるわけですが、肝心の僕が関与する衣装の方はと申しますと、二部の始まりまで一部と同じブラックタキシードからスタートし、カウントダウンで年が明けた瞬間に
このジェイムスボンドのようなホワイトタキシードジャケットで舞台に登場するといった演出は昨年と同じ。。。
今回も年が明ける約12分前に、今年の年またぎ交響曲が始まり、そこからステージ横に設置された特別更衣室での着替えとなるわけですが、全身チェンジとなる同じく司会を務めるテレ東アナウンサー狩野恵里嬢は大変だったかもだけど、Katsuはボータイを変え、カマーバンドをプラスし、ジャケットを黒から白に変えるだけと単純な着替えだったので楽勝もいいとこ…まぁそれでも逆にだいぶ印象が変わるので、この一年の最後の仕事としては 、眠い目を擦りながらとは言え、だいぶやりがいがある瞬間でありました…😌。
生放送ですから一秒単位のミスも許されない中、12:45に無事公演もフィナーレに…。
そして楽屋で私服に着替えながら「カズ! 今年もよろしくな!!」と、こんなほぼ同じ歳のオヤジにさりげなくお年玉を渡すKatsu…さすが大スター!!
なんだかんだで時刻は元旦の1:30を過ぎておりました…。
昔から『紅白』等で大晦日の年またぎ仕事は慣れている方ですが、やはりまだこんな歳にもなって、新年早々ここまで大きな仕事に携われるとは、まさにスタイリスト冥利につきますなぁ…とは言え、今年はより仕事もコンパクトになりそうな気配もありますので、まぁ僕なりに一生懸命楽しく人生経験を積んでいくつもりですが、何卒 今まで以上の応援のほどを今年もよろしくお願い致します!!
世界中の誰の元にも 幸せが降り注ぐよう、心から祈りながら。。。
PS: 元旦早々、まさかの「能登半島地震」に胸が痛み、被害が最小限に収まるよう心からお祈り致します。。。