今や寿司屋に限らず 庶民の味方であるはずの焼き鳥屋さんですら一見さんお断りの一斉スタート、コースのみで飲み物別の一人¥15000から¥20000…な〜んて店も増えているようで 、恐ろしい時代になってきましたね〜苦笑。
そんな中、僕が一番美味しいと思う焼き鳥店
麻布十番『串右衞門』さんもさすがに一斉スタートではないものの(😅)、決して安くはない焼き鳥屋さんの一軒。。。
でもホント、誰に紹介しても 一度食べたら忘れられなくなるほど印象に残る、最高に美味い焼き鳥を堪能させてくれるわけで、去年高級寿司店のような内装に改装して以来、さらにその値段はアップしたように感じますが、もうそれは仕方ないと納得できるほどの内容ですので 、大切な方との会食会では欠かせない名店のひとつ。。。
痩せて見えるのに、実は超鍛えられた筋肉美を誇る、
大将の 鮫島亮氏(あえてぼかしております…笑。)は、一見とても怖くて話しづらそうに感じますが、実はめちゃ気使い〜のお茶目な方で、内臓系が苦手な僕の好みも全て把握し、ベストな流れをいつも作ってくれる、最も信用できる料理人の一人。
以前はアラカルトもありましたが、今はコース一本の、この日の僕用(笑)の献立(その人その人用に食べれるもの食べれないものを聞きつつ、大将がしっかり吟味して出してくれます。)は、
お通しの「枝豆」から
まずは開店当初からの絶品のこの二品…「ささみの昆布締め」に、
「鶏肉のたたき」。
もうこれだけでワイン1本イケてしまいそうなぐらい、その味わい深さに思わず目をつぶります。
そしてお待ちかねの焼き物のスタート…
まずはねっとりと柔らかい「さび焼き」から
これは滅多にお目にかかれないだろうなぁ…大きな鶏肉がしっかりついた とんでもない「軟膏」…こんなの出してくる店、他にはまずないよね?
そして何かが確実に違う(笑)「銀杏」に
「鴨肉のロースト」。
最も愛する絶品の「つくね」から
お口直しの「大根おろし」が挟まれ、
さらに絶品中の絶品、驚きの超半熟「うずらの卵」ときたら、
シンプルかつお上品な「厚揚げ」でひと休み。。。
僕は食べれませんが、好きな人にはあと5本は食べたいというほど絶品と噂の「レバー」の代わりに
たれ味が染み渡る「ねぎま」の登場。
香ばしい「焼きとうもろこし」に
珍しい鶏の「はらみ」、
バゲットにのせていただく ドルチェのように甘〜い「焼きトマト」と続いて
焼き物の〆は究極の「手羽先」でフィニッシュ。
最後にしっかりと鶏の旨味を感じる「鶏スープ」が出てきたら、
もう小さいお椀で出てくるのが悲しすぎるぐらい美味すぎるとろとろの「親子丼」の登場。
そしてお皿もなしに唐突に出された笹の葉をめくれば
コレって何だろう?
とにかく冷たくてうまいのは確かですが 、洋風「わらび餅」? or 和風の「クレームダンジュ」??
まぁ〜とにかく全てが最高に美味しく、お会計は僕好みのオーキーな白ワインを2本空けて、二人で約¥38000。
焼き鳥屋さんと考えたらそりゃ確実に高いですが、あまりに味の次元が違うので、これを安いと見るか高いと見るかはあなた次第。
今は結構予約が取りやすいみたいなのでご興味のある方は是非!!
ちなみに僕は特別に許可されてますが、基本 店内写真NGであります。。。😅