この日、7 月30日の木曜日は
今までに一切自らの映像を公開していないあの山下達郎(67)氏が、45年のキャリアで初のライブ映像配信を行う記念すべき夜…。
20:00からの配信スタートということで、せっかく自宅でそんな贅沢なものを見ながら お酒や食事も楽しめるわけですから、少しは気分だけでも野外でBBQでもやっているかのようなリラックスしたものにしようかと、
先日届いたばかりの、ご自宅で本格焼鳥を楽しめる『鳥幸』の「体験型お取り寄せセット」の 、超優秀な 煙を極力発生させない「 鳥幸オリジナル家庭用焼台」を使用して
昨日 御殿場の『山崎精肉店』で買ってきた「高原ハム」をはじめとするお肉の数々を串に刺し、
室内でも安心「串焼きディナー」を試みたんですがこれが大正解!!
っていうか本来は
「焼き鳥専用」のこの焼き台が、こんなシンプルな見た目なのに まさに何を焼いてもまるでプロが焼いたように美しく焼けてしまう超優れものでありまして、これが「焼き鳥ミールセット」(5種類の焼き鳥×2人前と必要な様々な調味料がてんこ盛り!!」の中に申し訳ないように付いてきて、お値段なんと¥5500(これは6月までにお申し込みの方限定プライスで通常は¥6600)と超破格プライス!!
ホントこの焼き台だけでも¥10000ぐらい払ってもいいぐらい(実際 焼き台だけで購入すると¥3520、焼き鳥ミールキットのみだと¥4180)、笑っちゃうほどうまく焼けるからこれはマジでいい買い物したなぁ〜!!
「高原ハム(ボローニャソーセージ)」には二種類のマスタードをたっぷりつけて、
「椎茸」にはバターをのせてから少しだけお醤油を垂らしていただきます。。。
その他のおつまみは
『山崎精肉店』自慢の「馬刺し3種盛り合わせ」に
馬肉なのでもちろんめちゃウマの(オヤジギャグ…汗。)「馬刺しのユッケ」、
「塩昆布とキャベツのサラダ」、
鰻のたれを塗って焼いた「焼きとうもろこし」、
チーズやアボガドトマトまでも漬けてしまった「自家製ぬか漬け」で白ワインをちびちび…。
先代のグリ姫同様、
「馬肉」が大好物なグラは、目をキラキラに輝かせながら
パパと一緒にばくばく…ホント我ながら とても贅沢に育てております…苦笑。
焼き物はさらにこれまた『山崎精肉店』の名物「霜降り豚の味噌漬け」をやっつけたら、
真打ち登場の「国産牛ステーキ肉」を
にんにくたっぷりでガッツリと…この調子で 今夜は絶対 炭水化物を取らないぞ〜!!(笑)
な〜んてドタバタしている間に19:00からスタートしていたStreamingタイムは、まるで会場にいるが如く 美しい客入れソングが僕らの心をよりときめかし始め、
カウントダウンしていた時間も配信まであとわずか…最後は本格的に1ベルまで流れた(笑)今回初の試みは、高音質動画配信サービス『MUSIC/SLASH』の「こけら落とし配信」にもなっているので、達郎自身も相当音には気を配っての準備がされているだろうとは 誰でも察しがつくところ…。
今回はライブといっても達郎自身が生でライブ演奏をするわけではなく、過去に行ったライブの中から厳選された楽曲を、音もきちんとミックスしなおし、リマスタリングして流されるとのことで、やはりこんな外にも出れないような時代が続く中、いつかは実現するであろうリアルライブに向けての様々なテスト感覚での配信となりそうであります…チケット料金は税込¥4500。
高いか安いかはあなた次第でありますが、そうはいっても本人は死ぬまで動画、DVDなどは一切出さないと公言しているので、やはりこの一夜限りのわずか1時間30分の映像というのは、まさに歴史的といっても過言でないでしょうか??
20:00 ジャストで始まった映像は、まず2018年3月17日に行われた、幻とも言われる京都のライヴハウス『拾得』でのライブ映像…
キーボードの難波弘之氏とベースの伊藤広規氏との3人のみの編成でしたが、
厚みのあるその演奏は
とてもその人数だけで奏でられてるとは思えないほどの繊細かつ迫力のあるサウンド…。
1局目の「ターナーの汽罐車 -Turner’s Steamroller-」から
2.「あまく危険な香り」
3.「砂の女 (鈴木茂)」
4.「希望という名の光」
5. 「Since I Fell For You (Ella Johnson, Lenny Welch)」
6.「 What’s Going On (Marvin Gaye)」
…までをしっとりと歌い切る、貴重な「動く達郎」(笑)を目に焼き付けることができました。。。
そして次に現れた映像は
2017年9月17日、 千葉県『袖ヶ浦海浜公園』で大雨の中 行われた『氣志團万博2017 ~房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ~』に登場した時の
ライブ映像をなんと40分ノーカットで配信!!
自分のファンがどこまでいるのかもわからない、アウェイな場所でのライブだったせいからなのか、
オープニングはまさかまさかの「マッチ」こと近藤真彦に楽曲提供した大ヒットナンバー「ハイティーンブギ」からのスタートと、一気にそこで観客のハートを鷲掴みにした後で、
達郎のコンサートではおなじみのオープニングソングで、誰もが彼の作る楽曲の中で一番のフェイバリッツソングであろう「SPARKLE」のあの伝説のカットギターの音が鳴り響きます…。
その後のこの映像のセットリストは、
3.「BOMBER」
4.「硝子の少年 (Kinki Kids)」
5. メドレーの
「アトムの子」が始まると、
奥様でもある大人気シンガーソングライター竹内まりや嬢もコーラスで参加し、
「アンパンマンのマーチ」〜「アトムの子」
6.「恋のブギ・ウギ・トレイン (アン・ルイス)」の2曲を共に熱唱いたしました。
自分のコンサート以上に盛りに盛り上がったラストの曲は
過ぎ行く夏の思い出を忘れずにと、名曲「さよなら夏の日」をご披露…。
自分のライブではなく、このフェスの映像にこんなにも長い時間を費やしたということは、夫婦共々、この日のライブが声の調子も踏まえてとてもお気に入りだったのがよくわかります。
そしてさらに最後の最後にサプライズ映像がもうひとつ…。
1986年10月9日に『郡山市民文化センター』で行われた、まだ細っそりとしている上に、今となっては貴重な キャップをかぶっていない達郎のライブ映像が
ボーナストラックのように現れてこれまた大興奮!!
1963年にアメリカのシングル・チャートで首位に達した、最初は『ザ・タイムス』が歌い、その後数々の人気ミュージシャンにカバーされた名曲「So Much In Love」と、さらに同年7月に『東京中野サンプラザ』で行われたライブから、まりやのアルバムに書き下ろした やはり名曲中の名曲「プラスティックラブ」をご披露…我が家のネットワーク環境が良くないせいか、途中わずかながらに映像の乱れがあり 見れない部分もありましたが(涙)、今回の企画ほど、しばらくは続くであろう『コロナ」渦のこれからの音楽シーンを見据えた新たなカタチとして、同業者である数多くのミュージシャンや歌手だけでなく、我々一般の人々にも多くの影響をもたらした企画はなかったのではと、深く感動…。
特に響く僕ら世代には「やっぱり山下達郎最高〜!!」ということを再認識させてもらった素晴らしい一夜となりました。
そして、メインリビングの壁に設置された『BOSE』から流れる最大級の音に、一人少々うんざり気味なグラ姫…その目で訴えるものはおそらく、「もう馬肉さん終わり?」…でなかろうかとパパはご察し致します。。。(笑)