早朝6:00の
まだ誰もいない東京駅新幹線乗り場…
人生初の
北陸新幹線『はくたか551号』に乗車し、
またもや誰もいないグリーン車で揺られること約2時間…向かった先は、
てっきり小さな駅だと勝手に思い込んでいたら、とてつもなく美しく、さらに斬新なデザインの
『上越妙高駅』。
そこから本来はシャトルバスが出ているんですが、前日までに予約をしなければいけなかったために もちろん来ておらず、タクシーで走ること約30分…
ようやくたどり着いたのは、妙高山から海へと続く美しい自然の中に とてつもなく広大な敷地面積を保有したスキー場とリゾートホテルによる複合リゾート施設『ロッテアライリゾート』…そこでこの日開催される『SUPER CAR RALLY CHALLENGE 2020 No1 JOETSU-MYOKO LOTTE STAGE 100KM』に登場する
一台のクラシックな『MASERATI(マセラティ)』とそのVIP参加者のイメージカットの撮影のために、
世界中で最も注目され、愛されているメンズ裕福層向けの『超』が付くラグジュアリー マガジン『THE RAKE』のお仕事で
今回はディレクション&フォトグラファーとして
この遠く新潟の地までやって来たというわけ…。
自分の着る服も、今朝は早朝5時起きということで、もう昨晩 脱ぎ捨てた衣装そのままでの新潟入り…苦笑。
連日の大雨続きの中、この日の天気予報も曇り時々雨ということで 、場所的にももしかして寒いのではとセーターまで持参してやって来ましたが、
アレヨアレヨという間に雲がみるみる引けてゆき、まさかまさかの突き刺さるような太陽の陽射し…気温も楽に 30度を超え
僕の背中はもうびっしょり!!
でも撮影的にはこんなありがたいことはないわけですし、まさに嬉しい悲鳴とはこんなことを指して言うのではないでしょうか…苦笑。
今回のレースはクラシックな『ビンテージカークラス』の他に『スーパーカークラス』や『グランツーリングクラス』のものまで、実に様々な車種のものが参加した、初心者でも気軽に楽しめるラリーツーリング…とは言っても やはりビンテージカーだけはいつ何が起こるかわかりませんので、しっかり後方にサポートカー(エンジニアが乗車。)がつくことになっておりまして、僕はそこに便乗して 鮮やかなブルーの『マセラティ』を追いかけることになりました。
ちなみのそのサポートカーもやはり『マセラティ』唯一のラグジュアリーSUV『レヴァンテ』…。
前半は上越市内から日本海を望む『鵜の浜温泉』まで約1時間30分の旅と言うことで、なんとわたくし…お恥ずかしながら まさかの初日本海デビュー!!
今年は海岸も、やはり『コロナ』の影響で大々的には海開きをしない方針ということで、しっかりとした整備がされぬままこの夏を迎えるらしく、大きなものは小舟から、中には注射器の入った箱のような危険なものまでと、 様々な 北朝鮮からの漂流物がやたらと打ち上げられたままになっているとのこと。
そんな情報を耳にしつつも、こんな青空のもとですら やはりどこか儚い日本海を眺めていると、
不謹慎な僕の頭の中では
ずっと『愛の不時着』のテーマーソングが流れ続けておりました…苦笑。
ホテルに戻る後半の道のりは永遠に緑の畑のみということで、これではあまりモダンな滑走シーンが撮れないということで
ホテル敷地内の最終ポイントでの いわゆる線踏みと言われる 決められた距離を決められた時間内走り抜ける競技で、
ラストチャンスにトライ…せっかくこんな遠いところまではるばるやって来たんですから
もう地べたに座り込んでまでの必死の撮影…おかげで結果的には予想以上にとてもいい『絵』が撮れました。。。(笑)
シャトルバスで『上越妙高駅』に戻り、再び新幹線で揺られること2時間…あまりの過酷なシューティングで 朝からおにぎりひとつしか食べていなかったので
東京駅八重洲地下街にある、大人気の本格的南インドカレー店『ERICK SOUTH(エリックサウス)八重洲店』で
ちゃらっと軽く南インドの定食「ミールス」でもいただこうかと初訪問してみましたが、
やはり頼んでしましました…インド産の白ワイン!!
だって今や貴重な久々の大仕事後の一杯...せめて自分に自分でお疲れ様と労ってあげないとね…笑。
一番手っ取り早い「バラエティーディナーセット」は4種の店で人気のおすすめカレー(エリックチキン、キーマー、バターチキン、野菜)に「ターメリックライス」「チキンティッカ」「サラダ」「パパド」がついて¥1480。
ただ僕はどうしても本日の『おすすめカレー』であった、この店史上最も辛いチキンとトマトのサラサラカレー「チキントマトラッサム」を食べてみたかったので、
それを「ミールスセット」で頼むと
「カリフラワーのカレー」に
「サンバル」や「ラッサム」らの、まぁこれもカレーといえばカレーの一種ですが、ややスープ状の2皿と「ターメリックライス」「バスマティライス」「チキンティッカ」「ヨーグルト」「パパド」がついてお値段お得な¥1690…いやぁ〜さすが野菜や豆を多用した南インドならではの伝統菜食料理からモダンスタイルのヌーベルインディアンキュイジーヌまで、ありとあらゆる南インド本場の味わいを提供してくれる『エリック』ですので、何をいただいても噂通りの激ウマの連続!!
ライスもおかわり自由ということで、最初は勇んでスタートしましたが、案の定そんな余裕はどこにもなく そのままのボリュームでもう十二分…。
こんなコスパも完璧な大人気インド料理店が 日本一のビジネス街の地下にあって、ランチは13時以降ならさらに『カレーもライスも食べ放題!!』なんかもやっているということで、僕からすれば まぁ〜これからの日本を背負って立つ若きサラリーマンやOLたちほど羨ましく思えることはありません…笑。
でも 赤坂の『東京ガーデンテラス』や『虎ノ門ヒルズ』にもこのほぼカウンターがメインの超カジュアルな『八重洲店』より 遥かにモダンなインテリアの支店たちが続々とできているらしいので、次回はそっちを攻略しなきゃね〜苦笑。
とまぁ一言で『カレー』と言っても、いやいや やはりその『カレー』ほど奥の深いものはありませんなぁ〜ふむふむ。。。