頼んでいたベイビーピンクの
ストライプニットショーツが入荷したと連絡が入っていたので、
ダンディな笹岡昌平社長率いる 大人が集う骨董通りのニットショップ…な〜んて今さらですが(笑) いつもの『Vandori』に立ち寄り早速試着…いきなりベビーピンクと聞くと「そんなの大人の男が身につける色です?」なんて声が聞こえてきそうですが、
これがまた僕が着ているナポリの由緒正しきカミチェリア『Mario Muscariello』のカプリシャツのような渋いブラウンカラーとの相性が抜群で、逆に若造には着こなせない 一瞬ミスマッチにも感じるこのアンバランスな色合わせが よりリッチ感をひき立たせるわけです。
東北の被災地支援を目的にひとつひとつ手作りで作られた、このポケット代わりにもなって 『Vandori』ネームも刻まれているレトロな布バッグなんかを斜めがけするのも、軽装や旅の機会が増えるこの時期 は実に気分だよね〜確か以前同じようなものをあの『H』社でも作っていたような…もちろん価格は5倍ぐらいはしたんでしょうけど。。。(苦笑)
と そこへ行きなりの登場となった 、展示会巡りで東京に来ていた仙台の大人気セレクトショップ『Lo Spazio Bianco (ロ スパッツィオ ビアンコ)』千尋雅俊社長と合流…
とりあえずは彼の仙台のお店限定で繰り広げられる 僕ディレクションによるニットコートやロングニットカーディガンは以前もご紹介したと思いますが、
実はもうひとアイティムありまして、それがこの
着ているだけで寝てしまいそうなほど心地よいカシミアシルクのタートルなんですが、
首元だけが太めのリブになっていて、イメージとしてはクルーニットにザクッとスヌートをかぶったような感じ…
このグレージュカラーの他にダークネイビー、ダークブラウン、ライトグレーに発色の良いパープルまでと、正直僕自身 全色とも欲しくてたまらない全5カラー展開。
数に限りがありますので 真のオシャレを追求なされる方は今すぐ『ロ スパッツィオ ビアンコ』までご連絡くださいね〜スタイリスト歴35年の小川カズ絶対の自信作であります。。。
打ち合わせ終了後は、調子が悪いと言ってた割には元気そうだった千尋社長を連れ、得意のガーリック攻撃でさらに元気になって頂こうかと
またまた「東京B級グルメツアー」と題して、まずはうちの実家から目と鼻の先にある青山キラー通りで僕が子供の頃から姉妹で経営している
伝説の餃子店『福蘭』にお連れしてみることに。。。
もうココこそ味は天下一品、内装は超がつくほどボロボロといった『汚シュラン』の筆頭とも言える迷店(笑)中の名店!!
自動ドアと書かれた扉は もちろん自動で開くはずもなく、夏場は開けっ放し…なぜなら冷房も壊れているし 店内は扇風機一台といった修羅場状態なもんで、 一石二鳥とばかりと扉は開かれたまんまなんであります。。。(苦笑)
そういった状況も足を引っ張り、昔は大行列必至だったこのお店も もちろん混んではいるものの 今や並ぶまでは至らず、逆にすぐ入れる時が多くなったから僕的にはラッキー…だって店が汚かろうがなんだろうが、
この「餃子」を一度でも食べたことがある人で 常識的味覚があるならば、 どうしたってリピートしないわけにはいかないでしょ〜!!
一度揚げてから秘伝のスープで煮込むといった 、決して他の店ではお目にかかれないこの店だけのオリジナル餃子なんですが、そのあまりのウマさに若い頃は一人で三人前は楽勝で食べていたぐらい。
それにもはや形からして なんの料理だか わからないぐらい 手作り感満載な「焼売」がまた激ウマい!!
両者ともテーブルにすでに設置されているにんにく&自家製辣油たっぷりの醤油だれにたっぷりつけていただけば 一気に気分はガーリックモンスター…
〆はその激しいにんにくで荒らされた胃袋を癒す、見た目と違ってほぼ無味に近い 優しすぎる醤油ベースのスープがたまらない 超極太麺のシンプル「ラーメン」をいただけばもう至福の時…。
もう一つの名物で 二日酔いにもってこいの野菜たっぷり「八宝麺」と、それよりもう少しだけ野菜少なめの「タンメン」は全く同じ塩ベースのスープで 「ラーメン」同様ほぼ無味なんですが、野菜の甘さがスープに滲み出て これまたたまらなく美味…それも本当はイキたかったけど、なんせ次に
これまた伝説の敷居の高い(笑)焼き鳥店『鳥伝』にも行く予定でしたので
腹八分目ですぐさま移動…もちろん『福蘭』ではみんなで味見だけということで シェアしていただきましたのでご安心を〜一人一皿いただいたわけじゃありませんのでまだまだ余裕なんであります。。。(苦笑)
とはいえ、極細切りが嬉しい「おしんこサラダ」に
『おそばの甲賀』監修による「厚焼き玉子」を軽くつまんで
隠れファンの多い 知る人ぞ知る「ボローニャソーセージ」に
名物「たれ つくね」、
豚肉を巻いたジューシーな「紫蘇巻き」に
最後の最後までかと「にんにくの芽巻き」あたりを1本ずついただけばもう僕は早くもギブアップ…でもその後も焼き鳥好きでも有名な まだ若き千尋社長は、僕の苦手な「砂肝」や「背肝」あたりをバンバンとオーダー…僕みたいな ゼログルメなお子ちゃまオーダーとは違って、さすが 通な大人の頼み方であります。
さらにこの「フライドオニオン」と「フライドガーリック」を自分の好みで投入して味を楽しむ『鳥伝』〆の名物
「とりそば 塩」まで平らげちゃったのにはびっくり…最初に「調子が良くないんで早めにホテルに帰って寝ます。。。」なんてメールしてきたのが嘘のようにお元気になられたみたいだったからよかったね〜やはりこれもまた恐るべしガーリックパワーのおかげか??
明日の朝 その匂いに自ら驚いて飛び起きませんように…笑。
また来週 展示会で上京した時、その他の重鎮たちも交え新たにやりましょうね…楽しい楽しい「東京B級グルメツアー」!!
明日はお互い朝が早いので、今宵は午前様になる前に帰るとしましょう。。。