午前中に明日本番分の衣装リースを終え、今日の午後は のんびり裾上げやボタン付け等の地味な作業を、グラをアシスタントにやろうかと思ってたので、
その前に、本来「眠る」という行為が大嫌いなはずのわたくしとしたことが、少々近頃 歳のせいなのかなぜか眠くて仕方がないということで、精力でも付けますかと 近所の有名パン屋さん『pointage(ポワンタージュ)』隣にいきなりできて 気になっていた鰻屋さん『麻布 宮川』に初訪問。。。
ビルが新しい割に、とても麻布とは思えない地方のお店っぽい内装に最初はビビりましたが、ココはどうやら我が家でも何度か出前を頼んだことのある、昔 麻布十番商店街にあった鰻屋さんが、一度 六本木に移転した後、また麻布十番に戻ってきたとの噂。。。
確かリーズナブルで美味しかった記憶があるので 早速 ランチメニューをチェックすると、
「和風弁当」¥1080、「親子丼」¥980、
「焼き鳥丼」¥980、「そぼろ丼」¥980、「うな玉丼」¥1080…そしてそして「うな重」が何と¥1620と、麻布でこの値段の「うな重」にありつけるとは!!
メニュー写真も見ていたので、そりゃあ鰻が二枚のってくるとはこっちも図々しくそこまで考えてもいなかったものの、
綺麗に彩られたサラダや小鉢らとともに、予想外に大きな大きな「鰻」が一枚フルにど〜んとやってきたもんだから こりゃあ〜見るからにお得感がありますね〜。。。
お重自体も上げ底のものではないので、ふっくらホカホカのご飯もしっかり盛られており、「鰻」自体も超柔らかくてふわっふわ!!
コレ、『昼の部 コスパ コンテスト』優勝かも…確かに普段から「二段重ね」だ、「ミルフィーユ重ね」だと 最低でも¥5000〜¥8000ぐらいの鰻ばかりいただいてる成り上がりのお金持ち(笑)の方にはチープに見えるかもしれませんが、我々庶民が 「たまにはちょっと鰻でも食いて〜なぁ〜!!」と、ちょっと 気持ち奮発して食べに行くにはあまりに美しいプライス…実際、この値段ですら、周りの他のお客さんをチェックしても誰も「鰻」を頼んでいなかったですからね〜(涙)…それが一般ピープルの日常生活ということです。。。(苦笑)
ただし、夜は「鰻重 」…「梅」¥3000、「松」¥3750、「竹」¥4500、「中入れ」¥6000の他、様々なつまみも豊富にあるのはいいんですが、なんせ店の内装がチープすぎて、ちょっとここで長居して飲む気にはなれないかなぁ…(汗)。
まぁ でもどうしても鰻が食べたいって時ってあるじゃないですか?? そんな時はやはりそこまで高くもないし、なんせ 美味しいわけですからいいですよね〜
あっ!! でもそうそう〜『出前』という手があったね〜。
超ご近所ですので、夜はおそらくそれが一番ベストかもしれません。。。(笑)
リラックスしすぎの
グラ姫を横目に 、まだ地味な作業の途中ですが、夕方から衣装返却に外出したついでに(笑) 恵比寿と広尾のまさに中間にある、まさにローマの裏地に迷い込んでしまったようにひっそりと佇む
『Taverna Quale CLASSICHE(タベルナクアーレクラシケ)』のネオンに負けて 、いきなりすいこまれてしまったわたくし。。。
前菜数種の中から「蓮根のピリ辛トマト煮」&「ガーリックブロッコリー」のグリーンファーストから
素朴でマイウ〜な「ナポリ サラミ」、
そして 暖かい前菜から「牛肉と玉葱のピリ辛トマトソース煮込み」なんかをつまんで
お決まりの 生クリームを使用しない、本場ローマ仕込みの「カルボナーラ」まで。。。
今夜も大好物の「サルティンボッカ」がメニューになくて残念でしたが、ここまでカジュアルにふらっと入れるお店って、日本にはありそうで実はなかなかはいよね〜。
店のサイズ感にせよユニークだし、リーズナブルかつめちゃ美味いし、(今日は連れてこれなかったけど)わんわんもOKだし、ホントワンオペなのにここはもう完璧!!
僕がもしお店をやるとしたら お客様に 是非そう思わせたい、「毎日来てもいいなぁ」と感じる店のひとつであります。。。